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2018年08月20日

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2018年9月8日(土)第5回 新しい協同労働の協同組合の組織化研究会について

2018年9月8日(土)に行われる
「第5回 新しい協同労働の協同組合の組織化研究会」についてお知らせします。

今回は、「人の育ちを中心とする組織戦略」をテーマに、
労働政策研究・研修機構の主任調査員である、山崎憲さんにご報告いただきます。
多くの方のご参加、お待ちしております。

以下 開催概要

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【研究会趣旨】
 今回の研究会は、昨年度に引き続き「新しい協同労働の協同組合の組織化研究会⑤」として開催します。報告者に労働組合や労働関係の組織を研究している労働政策研究・研修機構の主任調査員の山崎憲さんを迎えて「人の育ちを中心とする組織戦略」をテーマに開催します。
 働く1人ひとりが働きがいを持ちながら、組織を活性化する仕組みをどのようにつくっていくのか。海外事例もご報告いただきながら、参加者で議論ができればと考えています。
 新しい協同労働の協同組合組織をつくる上で、働く仲間同士の育ちをどう促進していくのかを中心に考えたい方に、ぜひご参加をいただければと思います。

【開催概要】
日 時 2018年9月8日(土) 13:30~16:30
場 所 日本労協連8階A会議室
     (東京都豊島区東池袋1-44-3 池袋ISPタマビル7F)

報告者
◇山崎 憲 氏(労働政策・研修機構 主任調査員)
 「人の育ちを中心とする組織戦略」

資料代:会員500円(学生・障がい者 500円、会員外1,000円)

【参加申込】
9月4日(火)までに電話・メール等で
当研究所にご連絡をいただければと思います。

【連絡先】 
一般社団法人 協同総合研究所
〒170-0013
東京都豊島区東池袋1-44-3
池袋ISPタマビル7階
Tel:03-6907-8033 Fax:03-6907-8034
Mail:kyodoken@roukyou.gr.jp 担当:荒井

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よろしくお願いいたします。

2018年06月07日

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2018年6月30日(土) 第6回協同総合研究所 総会記念フォーラムのご案内


第6回 一般社団法人協同総合研究所 総会記念フォーラムのご案内をさせていただきます。

2018年6月30日(土)に開催されます、
一般社団法人協同総合研究所の第6回総会の開催に伴いまして、
総会記念フォーラムを行います。

テーマを
法制化時代、協同労働運動の質的転換と
「協同総合福祉拠点」(みんなのおうち)構想について考える(仮)
ということで、日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会センター事業団の理事長である、田中 羊子氏にご登壇いただきます。

ご関心のあるかたならどなたでもご参加いただけます。
ご連絡お待ちしております。

以下、開催概要
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【開催趣旨】
 今年度の総会記念フォーラムでは、法制化実現が目前に迫る中、これまで協同労働運動を牽引してきたセンター事業団の田中羊子理事長を迎えてご講演いただきます。
日本労協連・センター事業団は、2018年度総会・総代会議案において、法制化時代における協同労働運動の質的な転換を呼びかけています。ワーカーズコープの担い手や事業構造はどのように変化するのか、「協同総合福祉拠点」(みんなのおうち)構想とはどのようなものか?
 これからの協同労働運動の発展について、法制化実現との関係にも触れながら、参加者の皆さんといっしょに深めていきたいと思います。

【開催概要】
日 時  2018年6月30日(土) 13:30~16:30
場 所  日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会8階 A・B会議室

【参加申込】
6月15日(金)までにメール、電話、FAX等で
当研究所にご連絡をいただければと思います。

【連絡先】 
一般社団法人 協同総合研究所
〒170-0013
東京都豊島区東池袋1-44-3
池袋ISPタマビル7階
Tel:03-6907-8033 Fax:03-6907-8034
Mail:kyodoken@roukyou.gr.jp 担当:荒井


*終了後は懇親会を予定しておりますので、ぜひご参加ください。

懇親会  16:40~19:00(予定)
参加費  2,000円
場  所  日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会8階 フリースペース

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2017年10月20日

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第1回「協同労働シンポシオン」開催のお知らせ

11月8日(水)に開催する「協同労働シンポシオン」のお知らせです。

協同総研特任顧問である岡安喜三郎さんの呼びかけで、協同労働について自由にディスカッションし、探求する場である「協同労働シンポシオン」が開催されます。江戸時代の町人の学校「懐徳堂」のような運営の方法で、年数回の開催を予定しています。

第1回目は、古村伸宏労協連理事長と岡安喜三協同総研特任顧問から話題が提供されます。話題提供者報告20分+討議40分を2回予定しています。

日  時:11月8日(水)15:00~17:00(その後の交流会は、会費1,000円です)
場  所:日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会8F B会議室
      (東京都豊島区東池袋1-44-3 池袋ISPタマビル8F)
話題提供:古村伸宏労協連理事長/岡安喜三郎協同総研特任顧問

お申し込みは kyodoken@jicr.org 利根川まで

2017年08月02日

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9月9日 研究会開催のご案内

協同総合研究所では、9月9日(土)に協同総研2017年度第1回研究会を開催します。

「就労と事業を継続するために労働者協同組合を設立するときの動機と課題」

つきましては、多くの方々がご参加いただければと思っております。

宜しくお願い致します。

以下 開催要綱
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【研究会趣旨】
 現在、「協同労働の協同組合」法制度の制定に向けて、準備を進めています。
その情勢下、協同総合研究所では2017年~18年の2年間を「協同労働の協同組合」法制化を最大の焦点として、研究活動を進めていくことを総会で確認しました。法制化後、爆発的に協同労働の協同組合の組織が無意識的に増えるわけではなく、一定の組織づくりのあり方を既存の協同労働の協同組合がモデルとして示す必要があると考えています。
そこで法制化後、新しい協同労働の協同組合を誰が主体となって組織化していくのか。中小企業等協同組合法人、NPO法人から協同労働の協同組合への形態を変える、学生等が起業をするときの法人格として選択する、任意団体が法人を得る等のケースを想定することができましょう。これまで取り組んできました事業・運動や運営手法の蓄積の上に立って、より適切な法人格を求めるとき、協同労働の協同組合が浮上する構図が考えられます。
他方、これまでは営利的な枠組みで運営してきた事業組織が、労働者協同組合への転換を選択する、そうしたケースがヨーロッパ、とくにイタリアで散見されるようになりました。イタリアでは以前から、経営危機に直面した事業組織が、協同労働の協同組合の一つといえる労働者協同組合に転換して、働く場を守る仕組みが機能していましたが(マルコーラ法)、その仕組みの活用は近年必ずしも活発ではありませんでした。しかし2000年代に入り、転換が相次いでいます(この動きは一般に「ワーカーズバイアウト」(WBO)と称されます)。
本研究会では、その社会的背景や制度の変遷、転換に取り組み労働者の声、またこの制度を活かす協同組合間協同(基金や連合会の役割等)に触れつつ、直近の経過をたどり、総じて「ワーカーズバイアウト」を通して、人びとが協同労働を選択するということが、社会に何をもたらしうるのかについて議論します。
補論としてフランスのSCOPにも触れながら、労働者協同組合の設立のあり方について検討をしていきたいと思います。
奮ってのご参加を宜しくお願い致します。
【開催概要】
日 時 2017年9月9日(土) 13:30~16:30
場 所 日本労協連8階A会議室(※協同総研事務所の上の階です)
(東京都豊島区東池袋1-44-3 池袋ISPタマビル7F)
報告者 田中 夏子 (協同組合研究・農、協同総研理事)
テーマ イタリアのワーカーズバイアウト(WBO)の今日的意味
補論:フランスの労働者生産協同組合法(SCOP法)から考える
島村 博(協同総合研究所理事長)
資料代:1,000円(会員、学生、障がい者は500円)

参加される方は、8月31日までにメール等でご連絡をいただきたいと思います。
お問い合わせ先は
MAIL:kyodoken@jicr.org
TEL:03-6907-8033
FAX:03-6907-8034  イワキまで
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宜しくお願い致します。

2017年04月20日

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2017年5月27日 教育現場の市民自治 地域づくりのために

研究会開催のお知らせです。どなたでもご参加頂けます。

【テーマ】
教育現場の市民自治・地域づくりのために
-いじめの問題から18歳選挙権まで-

【開催趣旨】
私たちは、これまで市民社会の一員として教育されてきたでしょうか。
この研究会では、市民性教育の課題を深く洞察してこられた小玉重夫さんをゲストにお迎えします。小玉さんは、政治学、哲学・思想の視点から教育をとらえる「教育政治学」者です。前回の研究会では市民統治、コモンズ(共有)論などに遡上しましたが、今回は「公」と「私」の関係をめぐり、市民社会と市民自治の根幹はどのように形成され、位置づけられてきたのか、教育現場の動向を見据えながらの報告となります。
シティズンシップを形成する主体は、どのように地域とともにあるのか。協同組合人も地域の市民社会の一員であるということについて、コモンズ論に引きつづき考察しなくてはならない重大テーマとなっています。

日 時:2017年5月27日(土)13:30~16:30
場 所:日本労協連 日本労協連 8階 B会議室(協同総研事務所の上の階です)
報告者:小玉 重夫 さん(東京大学大学院 教育学研究科教授)
資料代:1,000円(会員、学生、障がい者は500円)

お問い合わせ先 メール:kyodoken@jicr.org  TEL;03-6907-8033 事務局 イワキまで

2017年02月24日

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2017年3月25日 市民的統治の仕組み-協同組合制度を素材として-

研究会のご案内です。ご興味をお持ちの方はどなたでも参加できます

当研究所では、市民自身が組織をつくり、意思決定し、統治することそのものを問う視点が必要であるという問題意識を持っています。
市民が主体となる経済や社会のあり方については、3月21日に開催する「コモンズの再創造における連帯経済の役割」(中野佳裕氏)の主眼となります。それを受けて具体的な事業・運動を行ってきた協同組合は、市民的統治においてどのような意味をもつのかを深めたいと考えています。
協同組合では、市民的統治を具現化する「一人一票(民主主義)等の組合員規定と意思決定」「認可制と準則制」「無限責任と有限責任」等のテーマがあります。例えば意思決定の視点では、普通選挙制度がない状況下で、男女の区別ない「一人一票」をもとに市民(労働や女性など)が協同組合を作りました。現在、協同組合を国家が協同組合を管理・統率する動きや、一人一票の原則が崩れる、認可主義のままでいいという意見があります。
本研究会を通じて、協同制度がどのような歴史をたどってきたか学び、現代の協同組合制度や運動が、市民的経済の担い手となるために必要なことを深めていきます。

テーマ:市民的統治の仕組み-協同組合制度を素材として-
報告者:島村 博(協同総合研究所 主任研究員)
日 時:3月25日(土)13:30~16:30
場 所:日本労協連8F B・C会議室
資料代:1,000円(会員、学生、障がい者500円)

詳しくは、トップページより研究会のお知らせをご覧ください。

2017年02月01日

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2017年3月21日 コモンズの再創造における連帯経済の役割

【研究会開催趣旨】
2016年に国連は「持続可能な開発のためのグローバル目標」(SDGs)を採択し、17項目をターゲット にして政策を進めていますが、その目指す社会は今と変わらない市場原理に基づく社会なのか、それとも「連帯」「協同」を軸とした社会にするのかを問われてきます。そこで今回、2016年10月に「21世紀の豊かさ 経済を変え、真の民主主義を創るために」の編集・訳を行いました中野佳裕さんを報告者にお招きし、新たな社会のあり方を皆さんで深める研究会を開催したいと思います。ご参集の程、宜しくお願い致します。

【開催要項】
日時:2017年3月21日(火) 14:00~17:00
場所:日本労協連8階A会議室 (※協同総研事務所の上の階です)
(住所:東京都豊島区東池袋1-44-3 池袋ISPタマビル7F)
資料代:1,000円(会員、学生、障がい者は500円)
報告者:中野 佳裕 さん
テーマ:「コモンズの再創造における連帯経済の役割」
     ~「21世紀の豊かさ」の著書を中心に~


2016年12月22日

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協同総研25周年記念集会の御礼

 去る12月3日(土)、協同総研25周年記念集会を無事に開催いたしましたことをご報告いたします。これも、これまで協同総研に関わって下さった全ての皆さまのご理解・ご協力の賜物と存じ、御礼申し上げます。
 当日は、研究者、実践者、協同労働にご関心のある方、初めて協同総研を知った方、他の研究所の方など合わせて92名のご参加がありました。
 ここでは協同総研が四半世紀の間、何を研究し、現時点の到達点と、今後の研究テーマを明らかにすることができました。今後も皆さまと共に研究と実践を進めて参りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

2016年09月15日

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10月4日(火) 研究会のお知らせ

日頃より大変お世話になっております。
協同総研より、研究会のお知らせをいたします。

今年、協同総研は25周年を迎えます。それに向けて
・【協同組合運動の源流を訪ねる】
・【労働観と生き方を結ぶ新しい働き方の協同労働】
・【よい仕事と社会連帯経営】
という3つのことを明らかにしたいと考えています。

これらは、協同労働の協同組合にとってだけでなく、協同組合の
未来にとっても大切なテーマであると考えています。

そのうちの一つ、【労働観と生き方を結ぶ新しい働き方の協同労働】研究会座長である協同総研主任研究員・島村博よりご報告いただきます。
「協同労働の働き方」とは「何か」や「なぜか」について史的背景と法制度の視点の報告から本質に迫る議論をみなさまと展開していければと思います。
 
併せて
9月29日(木)の永戸祐三座長の研究会もご参加ください。
9月13日(火)の岡安座長の研究会は終わりました。

◆開催概要◆
報告テーマ:「史的背景、制度要求理由と法制度整備の視点からの協同労働」
日時:2016年10月4日(火) 14:00~16:30
場所:日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会8階C会議室 
資料代:1,000円(会員、学生、障がい者は500円)
報告者:島村 博(協同総合研究所主任研究員/日本労協連副理事長)


お問い合わせはこちら→kyodoken@jicr.org 事務局:岩城まで

2016年09月02日

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研究会のお知らせ 9月29日(木)

日頃より大変お世話になっております。
協同総研より、研究会のお知らせをいたします。

今年、協同総研は25周年を迎えます。それに向けて
・【協同組合運動の源流を訪ねる】
・【労働観と生き方を結ぶ新しい働き方の協同労働】
・【よい仕事と社会連帯経営】
という3つのことを明らかにしたいと考えています。

これらは、協同労働の協同組合にとってだけでなく、協同組合の
未来にとっても大切なテーマであると考えています。

そのうちの一つ、【よい仕事と社会連帯経営】研究会座長である永戸祐三協同総研常任理事(労協連理事長)より、本研究会の問題意識と、今後このテーマにおいて何を問い、何を明らかにしていくのかを提起していただきます。
関係者のみなさんにはご参集いただき、「よい仕事」を行うとき絶えず社会とのつながりを意識するなど含め、「よい仕事」と「社会連帯経営」の本質に迫る議論にご参加いただければと思います。

9月13日(火)の岡安座長の研究会にも併せてご参加ください。

◆開催概要◆
報告テーマ:「社会連帯経営への経営の深化が『よい仕事』の全面的発展を促す」
日時:2016年9月29日(木) 14:00~16:00
場所:日本労働者協同組合(ワーカーズコー プ)連合会8階C会議室 
資料代:1,000円(会員、学生、障がい者は500円)
報告者:永戸 祐三(協同総合研究所 常任理事/日本労協連理事長)


お問い合わせはこちら→ kyodoken@…  事務局:岩城まで

2016年08月08日

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協同総研 研究会のお知らせ 9月13日(火)

協同総研より、研究会のお知らせをいたします。

今年、協同総研は25周年を迎えます。それに向けて
【協同組合運動の源流を訪ねる】
【労働観と生き方を結ぶ新しい働き方の協同労働】
【よい仕事と社会連帯経営】
という3つのことを明らかにしたいと考えています。

これは、協同労働の協同組合にとってだけでなく、協同組合の
未来にとっても大切なテーマであると考えています。

今回はそのうちの一つである、【協同組合運動の源流を訪ねる】ための
研究会です。

協同総研の岡安理事長は、ICA声明を始めとする協同組合の今日的な見方を問う必要性と、その落とし穴に迫るため、今の協同組合観に足りない点を3点あげて問題提起をしています。
協同組合のこれからを、みなさまと共に考えていきたいと思います。

どなたでもご参加いただけますので、ご興味のある方のご参加をお待ちしております。


タイトル:ICA原則<定義、価値、原則>と通念的協同組合の穴
日  時:2016年9月13日(火)13:30~17:00
場  所:日本労働者協同組合連合会8F B・C会議室
資料代 :1000円(会員、学生、障がい者500円)
報告者 :岡安 喜三郎(協同総研理事長)

【問い合わせ先】メール:kyodoken@jicr.org 
               :FAX03-6907-8034 
            担当:岩城(いわき)

2016年07月01日

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協同総研25周年記念 第4回研究会のお知らせ

日頃より当研究所の活動にご理解ご協力賜りありがとうございます。
協同総研25周年記念、第4回研究会をお知らせいたします。
どなたでも参加できますので、お気軽にお問合せください。

テーマ『戦後労働運動と生協運動の関係を労働者自主福祉運動からみる』
         
                    報告者  高橋 均(協同総研理事)

昨年2月、「労働運動と協同組合運動の過去・現在・未来 ~労働運動の分立が協同組合に与えた影響~」(労協連主催)というタイトルで、高橋さんに講演していただきました。前回は幕末・明治・大正・昭和まで大きなスケールで俯瞰する内容でしたが、今回は敗戦直後から高揚する労働組合運動、それと連動していく生活協同組合運動との連結関係場面での報告が軸足となります。


日 時 7月13日(水) 午後2時~5時

会 場 東京都豊島区東池袋1-44-3  池袋ISPタマビル8F 会議室

主 催 協同総合研究所

参加費 500円(資料代ほか)

申込みは前日の12日まで受け付けています。
メール、FAX、電話にてお申し込みください。

メール  :kyodoken@jicr.org
F A X  :03-6907-8034
T E L  :03-6907-08033

2016年02月23日

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3月5日(土) 研究会開催のお知らせ

一般社団法人協同総合研究所 第3回研究会の開催をお知らせいたします。
どなたでもご参加できます。

テーマ
『多世代協同の持続可能な地域づくり
    ‐「小さな拠点」と「協同労働」‐』

開催趣旨
持続可能な地域づくりの課題は、人口減少、少子高齢化、雇用の劣化です。こうした課題に対して先進的な地方創生の取り組みとして、小さな拠点が進められています。しかし、地域経営の視点からすれば多世代が協同して参加する共有価値の形成が有用であると考えられます。とくに、協同労働による多世代の人が力を発揮できる仕組み、ともに働き・くらしを支え合う仕事おこし、新たな地域文化・生業継承を解明したいと考えます。とりわけ、沿岸被災地からの被災者の移住により新たなコミュニティの形成が求められている、宮城県登米市を中心とした小さな拠点と協同労働の実践から考えます。

登壇者
・報告者    
「多世代協同による登米地域福祉事業所の実践」
竹森 幸太(ワーカーズコープ 登米地域福祉事業所 所長)

「協同労働による持続可能な地域づくりにむけた課題と展望」
大高 研道(聖学院大学 政治経済学部 教授)

・コメンテーター        
         田中 羊子(日本労協連 専務理事/東北復興本部 本部長)

日時:2016年3月5日(土)
場所:日本労協連本部 8階A会議室
(東京都豊島区東池袋1-44-3 池袋ISPタマビル8F)
時間:13:30~17:00
参加費:1000円(会員、学生、障がい者は500円)
お問い合わせ kyodoken@jicr.org TEL03-6907-8033

2015年11月13日

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12月12日(土)第2回研究会のご案内

12月12日(土) 第2回研究会のご案内をお知らせいたします。
今年は最後の研究会です。
現在、地方でも都市部でも地域は様々な問題を抱えていることが明らかになっています。そうした中、地域の人々をつなぎ、地域の課題を住民が主体となって解決しようという制度や担い手が出始めています。
当研究所では、住民自治を推進する主体形成について、3名の方の報告から考えていきたいと思います。
皆様と一緒に住民自治によるまちづくり、仕事おこしの主体形成を考えていきたいと思います。皆様のご参加心よりお待ちしております。

報告者
・住民自治によるコミュニティデザイン
    前山 総一郎氏(福山市立大学 都市経営学研究科 大学院教授)

・小規模多機能自治組織の総合戦略
    板持 周治氏(島根県雲南市地域振興課統括主幹)

・「協同労働事業」による地域づくりの主体形成
    古村 伸宏氏(日本労協連 専務理事)

日時:2015年12月12日(土)
場所:明治大学 研究棟4F第一会議室
時間:13:30~17:00
参加費:1000円(会員・学生・障がい者500円)
お申込み・お問い合わせ先:kyodoken@jicr.org

2015年08月05日

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2015年9月12日 第1回研究会のお知らせ

 テーマ:
 いま「よい仕事と社会連帯経営」を深める

開催趣旨:
 2014年から協同労働で地域づくりや仕事おこしをする制度が広島市で始まった。2015年度はまち・人・仕事創生の予算を活用して、4団体が仕事おこしに向かっている。協同労働の主体が市民に広がっている。
 今までの協同組合は雇用労働を基にした経営論が前提であったが、今労協連は「社会連帯経営」を協同労働の経営論とし、昨年の12月より社会連帯経営を深める学習会を開催してきた。今回はよい仕事の実践者自身が、社会連帯経営をどのように理論化、普遍化していくのかを考えることが主眼になる。自らがかかわる実践を社会的文脈で位置づけ、そこに内包される協同の論理を掘り起こす。よい仕事と社会連帯経営の関係性やあり方を全体で深めていきたい。
 どなたでもご参加できます!
 
と き: 2015年9月12日(土)13:30~17:00(開場13:00)
ところ: 日本労働者協同組合連合会8F会議室 
      東京都豊島区東池袋1丁目44-3 池袋ISPタマビル8階
登壇者:パネリスト
     川原 隆哲(労協センター事業団東京中央事業本部本部長)
     永戸 亮(労協センター事業団東京東部事業本部事務局長)
     小川 勇気(労協センター事業団東京北部事業本部北エリアマネージャー)
     コメンテーター
     田中 夏子(都留文科大学非常勤講師・協同組合研究者・農・協同総研理事)
     走井 洋一(東京家政大学・協同総研理事)
     コーディネーター
     坂林 哲雄(日本労協連副理事長・協同総研理事)
参加費:1000円(会員・学生・障がい者は500円)

連絡先(お申し込み先):
 一般社団法人協同総合研究所
 〒170-0013 東京都豊島区東池袋1丁目44-3 池袋ISPタマビル7階
 電話 03-6907-8033 FAX 03-6907-8034
 Email kyodoken@jicr.org (タイトルに研究会と記入していただくと有難いです)

2015年06月06日

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6月13日(土) お弁当限定14食販売します!

皆様こんにちは。

6月13日(土)総会・フォーラムに参加される方にお知らせです。
会議場のある8Fにて、お弁当14食限定販売いたします。値段は500円!
メインと副菜が入った大満足な手作り弁当です。こんなお弁当池袋では他にありません。

こちらのお弁当はワーカーズコープの食事業の一つです。長年料理の仕事に従事してきた木下さん発案で社員食堂計画が持ち上がりました。現在はこうした会議や集まりがある場合に注文を受けて販売をしています。木下さん曰く、「食は人をつなぐもの」。
夜の懇親会の料理も木下さんたちにお願いしています。会費2000円です。まだ人数に空きがありますのでご参加ください。

2015年05月29日

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総会記念フォーラム【当事者が語る確かな可能性】

6月13日(土)通常総会後の記念フォーラムの内容が確定しましたのでお知らせいたします。
会員のかたもそうでない方も、ご参加お待ちしております。

総会記念フォーラム「参加者が語る確かな可能性」

【開催趣旨】
2015年度の現局面における社会問題を、仕事を起こすことや社会が連帯することで解決できないだろうか。その確かな可能性をパネリスト達の実践や語りの中から学び、協同労働や協同組合の社会的インストラクチャーとしての役割や価値を深めていけるフォーラムにしたいと思います。

【登壇者】
パネリスト
■東北復興本部実践から 
・全体報告  田中羊子東北復興本部 本部長)
・大槌地域福祉事業所  古澤 光 所長

■生活困窮者が社会の担い手として 西部リングスから
・木下 史郎(西部リンクス所長)
・石川 翔太(西部リンクス組合員)

コーディネーター 大高 研道 氏(聖学院大学 教授)
コメンテーター  下村 幸仁 氏(山梨県立大学 教授

【日時】
2015年6月13日(土)13:30~16:30

【場所】
日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会 8階 A・B会議室
(東京都豊島区東池袋1-44-3 池袋ISPタマビル8F)

2015年05月22日

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6月13日(土) 第3回通常総会を行います。

協同総研では、来る6月13日(土)に第3回通常総会(通算第25回)および記念フォーラムを開催いたします。
記念フォーラムにつきましては、当研究所の会員でない方でも、どなたでもご参加頂けます。「当事者が語る、協同労働とは。~地域創生・生活困窮者・新しい福祉社会へ~(案)」をテーマとして実践者の方に登壇していただく予定です。興味・関心のある方の参加をお待ちしております。

また、フォーラム終了後は講演者を含めた懇談会を予定しております。お時間の許す方、交流を深めたい方は是非ご参加ください。(予約の都合上6月9日までにご連絡ください)
ご不明な点がございましたら下記までお問い合わせください。

【時】2015年6月13日(土)
   協同総研第3回通常総会・・・ 10:30~12:30
   記念フォーラム ・・・ 13:30~16:30
   懇談会 ・・・ 17:00~19:00(予定)

【会場】日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会 8階 会議室  (当研究所の上の階です)
    東京都豊島区東池袋1-44-3 ISPタマビル8F 

【参加費】記念フォーラムは資料代として500円(協同総研会員・学生・障がい者) 1,000円(一般)
      懇談会につきましては、実費とさせていただきます。

【お申し込み先】一般社団法人協同総合研究所 事務局
          TEL 03-6907-8033  FAX03-6907-8034
          mail: kyodoken@jicr.org   

2015年02月09日

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2015年3月9日(月) 平成26年度厚生労働省社会福祉推進事業 最終報告会

 当研究所は、平成26年度厚生労働省・社会福祉推進事業におきまして、「貧困などによる子ども・若者を対象にしたセーフティネットの現状とその課題に対する提言に向けた調査研究」を1年間行ってまいりました。その調査研究の最終報告会を以下のとおり行いますので、ご興味・ご関心のある方は是非ご参加くださるようお願い申し上げます(だれでも参加できます)。

テーマ:
 「貧困等による子ども・若者を対象にしたセーフティネットの現状とその課題~貧困と社会的孤立を生まない地域づくりのために」

開催趣旨:
 「私たちはこ れまで、居場所のない子ども・若者を対象とした援助事業の先進事例の検証から、そこにある課題の解決に向けたきめ細かいセーフティネットの運用、新しい視点のセーフティネットの創出、貧困の連鎖の予防策に関する提言を作成することを目的に学習支援、相談支援、居場所、食支援の事業や活動をしている団体に訪問し調査を行ってきました。
 6人に1人の子どもが相対的貧困にあると言われ、経済的困窮や社会的孤立が進む現代。
 既に施行されている子どもの貧困対策法、2015年度より、全国の福祉事務所設置自治体で始まる「生活者自立支援事業」。任意事業ではありますが、子どもたちへの学習支援事業も取り組みを始めていく自治体もあります。
 そもそも地域の中で遊び、学び、生活文化、つながりを作り出し、成長をあたたかく見守り、支え合い、豊かな人間性を育みあうには、どういった環境づくりが必要なのか。
 調査から見えた先進事例の紹介と提言を発表し、取り組み方の視点、制度活用等について考え合う機会にしたいと考えています。

と き: 2015年3月9日(月)14:00~18:30(開場13:40)
ところ: 新宿文化センター 小ホール(住所:東京都新宿区新宿6-14-1 電話03-3350-1141)
参加費:無料(だれでも参加できます)
内 容:詳しくはこのチラシをご覧ください。
 Ⅰ.子どもを中心とした地域づくりの展開
 Ⅱ.子ども・若者からの発言~未来に希望が持てる地域に!
 Ⅲ.遊び、学び、生活文化、つながりの場を地域に
 Ⅳ.学習支援事業に取り組んで
 Ⅴ.調査研究の総括と提言
主催:一般社団法人協同総合研究所
共催:特定非営利活動法人ワーカーズコープ、一般社団法人日本社会連帯機構
連絡先(お申し込み先):
 一般社団法人協同総合研究所
 〒170-0013 東京都豊島区東池袋1丁目44-3 ISPタマビル7階
 電話 03-6907-8033 FAX 03-6907-8034
 Email kyodoken@roukyou.gr.jp (@を小文字にしてください)

2014年12月19日

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2015年1月8日第3回協同総合研究所研究会

コミュニティ協同組合と再生可能エネルギー事業

 協同総合研究所は、2012年度から3年間「再生可能エネルギー需給区連携による『もたせ型』分散エネルギー・システムの開発」(環境省環境研究総合推進費、研究代表:小林久・茨城大学教授)の研究を茨城大学、東京農工大学、芝浦工業大学と連携して行っています。
 当研究所は、上記の研究のうち「開発・運営主体の形成と評価」を担当しています。協同組合全体としても、FEC(Food Energy Care)の自給コミュニティづくりを目指す実践として、Food(食べもの)ならびにCare(ケア)の分野では自給コミュニティづくりが始まっています。これに対し、Energy(エネルギー)分野での、市民を主体とした事業は、数々の先進例が存在しつつも、いざ自分たちの地域でこれに取り組むとなると難しいと受け止められることも少なくないようです。そこで食や福祉分野と同様に、エネルギー分野でも協同による取り組みが広がることによって、地域内経済循環や、就労機会が生み出され、地域の持続可能性を高めていくという現在の社会的課題の解決につながるのではないかと考えております。
 本研究会では、上記の3年間の研究に携わってきた2人の研究者にご報告をいただいた上で、参加する皆さんとともに、協同で再生可能エネルギー事業を行なう価値や意味を深め合える機会にできればと思います。

日時:2015年1月8日(木)
場所:日本労協連本部 8階C会議室
(東京都豊島区東池袋1-44-3 ISPタマビル8F)
時間:10:00~12:00
参加費:無料
主催:・特定非営利活動法人 協同総合研究所
・環境省環境研究総合推進費
「再生可能エネルギー需給区連携による『もたせ型』分散エネルギー・システムの開発」

研究会内容
◆両研究者より報告
田中 夏子氏 (協同組合研究・農)
コミュニティ協同組合という事業体の発想の整理
~地域で取り組む再生可能エネルギーを事例にコミュニティ協同組合を考える~
藤谷 岳 氏(下関市立大学特任教員・協同総合研究所非常勤研究員)
再生可能エネルギー事業と「地益」
~ 「プラス」と「マイナス」をシェアする地域のあり方を考える~

【参加申込】
 当日準備の際に人数を把握したいため、12月26日までにメール等で当研究所にご連絡いただければと思います。宜しくお願い致します。

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2014年07月10日

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8月2日2014年度協同総合研究所第1回研究会

8月2日2014年度協同総合研究所第1回研究会を開催します。

講師に伊藤誠さん(東京大学名誉教授)に来ていただき、「21世紀型の社会変革を」というテーマで開催します。

以下は研究会の概要となります。

概要
日時:2014年8月2日(土)14:00~17:00
会場:光文社ビル6F 大会議室
(東京都豊島区池袋3-1-2光文社ビル6F)
参加費:1,000円(会員、障がい者、学生は500円)

 21世紀に入り、20世紀型の資本主義経済システムが制度疲労を起こしている。右肩上がりの社会ではなく、日本が人口減少社会と超少子高齢社会の中で、持続可能な地域や社会づくりの必要性が求められている。
 そこで経済学者の伊藤誠さんを講師として、「資本主義の限界」とともに、「資本主義社会」を超える「自然との共生」「仕事おこし」「相互扶助」の社会の創造に向けて、4つのキーワード「グリーンリカバリー」「ベーシックインカム」「地域通貨」「ワーカーズコープ」についてお話しをいただきます。
 伊藤誠さんから、お話しをいただいた上で、参加者の皆さんからは実践的な交流も含めて、21世紀の社会変革の構想を深めることを目的に研究会を開催します。

伊藤誠さんは現在、「変革のアソシエ」の共同代表をされているとともに、著者として、『日本経済はなぜ衰退したのか―再生への道を探る』他、多数の著書があります。

新たな社会像を展望しながら、ぜひ実践や地域の中でそれを活かすことも考えられる研究会にしたいと思いますので、多くの方にご参加いただければと思います。

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8月2日2014年度協同総合研究所第1回研究会

8月2日2014年度協同総合研究所第1回研究会を開催します。

講師に伊藤誠さん(東京大学名誉教授)に来ていただき、「21世紀型の社会変革を」というテーマで開催します。

以下は研究会の概要となります。

概要
日時:2014年8月2日(土)14:00~17:00
会場:光文社ビル6F 大会議室
(東京都豊島区池袋3-1-2光文社ビル6F)
参加費:1,000円(会員、障がい者、学生は500円)

 21世紀に入り、20世紀型の資本主義経済システムが制度疲労を起こしている。右肩上がりの社会ではなく、日本が人口減少社会と超少子高齢社会の中で、持続可能な地域や社会づくりの必要性が求められている。
 そこで経済学者の伊藤誠さんを講師として、「資本主義の限界」とともに、「資本主義社会」を超える「自然との共生」「仕事おこし」「相互扶助」の社会の創造に向けて、4つのキーワード「グリーンリカバリー」「ベーシックインカム」「地域通貨」「ワーカーズコープ」についてお話しをいただきます。
 伊藤誠さんから、お話しをいただいた上で、参加者の皆さんからは実践的な交流も含めて、21世紀の社会変革の構想を深めることを目的に研究会を開催します。

伊藤誠さんは現在、「変革のアソシエ」の共同代表をされているとともに、著者として、『日本経済はなぜ衰退したのか―再生への道を探る』他、多数の著書があります。

新たな社会像を展望しながら、ぜひ実践や地域の中でそれを活かすことも考えられる研究会にしたいと思いますので、多くの方にご参加いただければと思います。

2014年02月13日

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2/23 エネルギーに関するシンポジウムのご案内

◎シンポジウム
 農山漁村地域における地域住民主体の地域資源活用を考える
   -再生可能エネルギー 事業の展開と課題-

 【開催趣旨】
  3.11東日本大震災および福島第1原発事故を契機に高まった脱原発への世論を背景に、
 再生可能エネルギーへの転換は大きな弾みをつけた。
 2012年には電力の固定価格買い取り制度(FIT)が導入され、民間によるエネルギー事業体が
 国内各地で次々と立ち上がっている。
  なかでもとくに、地域の力を主体とする地域住民によるエネルギー事業体の萌芽が各地で
 芽吹き始めていることはこれからの地域の可能性と在り様に大きく影響を与えうるものと
 思われる。中山間地域など農山漁村では、地域に帰属する自然エネルギーを活用した
 この事業を、結や講といった農山漁村文化を基盤に、地域コミュニティで共同管理し、
 エネルギーの自給自足や、さらには余剰分で得た収益を地域課題への原資とする動きもある。
 これは「小さな経済」(小田切)をつくり出す、地域再生へ向けた大きな武器であり、
 持続性を生み出す力となりうるであろう。
 
  一方、FITで定められた価格は営利を目的とした事業体にとっても魅力的なものであり、
 経営判断が速く、資本力のある民間企業が続々と参入している。一次産業の衰退を背景に、
 各地で再エネ事業のための休耕地の借地転用が始まっているが、収益を優先した活用は
 一次産業の衰退に拍車を掛け、却って循環型社会の破壊につながるのではないかとの懸念も
 一方で高まっている。なにより、地域の資源が産み出すエネルギーとお金が、わずかな
 借地料等を除いて、農山漁村を素通りして都市部へと流出し、産出する地域はそれらを
 ほとんど享受できていないという矛盾が生じている。脱原発を背景に生み出された制度が
 原発ビジネスと同じ構造で進んでいるようにも映るほどである。
 
  本シンポジウムでは、エネルギーの自立的自給を目指す地域をベースにして、地域主体の
 協同のエネルギー事業体の在り様とその方法について、国内や欧米の事例と併せ、現状の
 課題と今後の展望から、さらには地域経営、地域コミュニティの可能性にまで議論を深め
 られればと思う。

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 日 時:2/23(日)13:00~17:00 (開場は12:30)
 会 場:日本青年館 国際ホール
      http://www.nippon-seinenkan.or.jp/dai-hall/access.html

 参加費:無料

 基調講演
 「地域再生の実践~農山村コミュニティの可能性を考える~」(仮)
     小田切 徳美さん(明治大学教授)

 パネル報告
  1.再生可能エネルギー地域自給圏の展望とFITの功罪
    小林 久さん(茨城大学教授)

  2.イタリアのコミュニティ協同組合とネットワークの力
    田中 夏子さん(都留文科大学非常勤講師・協同総合研究所研究員)

  3.再生可能エネルギー事業と住民参加~ドイツのエネルギー協同組合を中心に~
     藤谷 岳さん(一橋大学研究員、協同総合研究所研究員) 

   4.道志村における間伐材のエネルギー利用と新たな展開について
     大野 航輔さん(道志村地域おこし協力隊、NPO法人道志・森づくりネットワーク)
 
  全体まとめとコーディネート
    甲斐 良治さん(農文協編集局次長、明治大学客員教授)

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 ※お申込み・お問い合わせ  特定非営利活動法人 協同総合研究所(管、榎本)
   TEL:03-6907-8033 Eメール:kyodoken@jicr.org
   詳細:http://jicr.roukyou.gr.jp/img/sympo20140203.pdf

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2013年12月10日

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困難を絆に 子育ての社会化を考える 子ども・若者フォーラム2014

今、子どもから「助けて」という悲鳴が聞こえてきます。
一方で困難を抱えた子ども達や若者達が
仲間同士で支えあい、生き生きと動き出しています。
子ども達の「生きる力」を尊重し支えあう
子育ての社会化について学びあいましょう。

1月11日土 12日日
仁藤 夢乃氏 一般社団法人Colabo代表、難民高校生著者
汐見 稔幸氏 白梅学園大学学長
加藤 彰彦氏 沖縄大学学長 作家=野本三吉
中村 桂子氏 JT生命誌研究館館長
片岡 輝氏 東京家政大学名誉教授・詩人
10:00 受付
10:30 オープニング
     「FLOWERTRAIN 明日へしゅっぽ」 みどりの音楽隊 
     詩の朗読 長嶋 楓(福島平和ゼミナール)
11:00 実行委員長あいさつ
     増山 均(子ども白書編集委員長、早稲田大学教授)
11:10 パネルディスカッション
     「自立すること働く事~僕たち、私たちはこう考える」
  コーディネーター 古村 伸宏
           (日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会専務)
  コメンテーター   加藤 彰彦(沖縄大学学長、作家= 野本三吉)
  パネラー 彦田 来留未(東京シューレOG)
  パネラー 長谷川 徹(福生田園児童館中高生委員会OB 福生Liberty)
  パネラー 仁藤 夢乃(一般社団法人Colabo 代表、難民高校生著者)
12:40 昼食休憩
13:40 基調提案 平本 哲男
             (NPO 法人ワーカーズコープ理事)
14:10 リレートーク「 子どものちから・若者のちから」
   パネラー 小学生たち(ワーカーズコープ国分ほのぼの)
   パネラー 中学生(木村 拓未・保原 亮太)
        (東日本大震災圏域創生NPO センター)
   パネラー 土橋 侑子(NPO 法人ゆめ・まち・ねっとOG) 
   パネラー 川口 加奈(NPO 法人HOMEDOOR 代表) 
   パネラー 世田谷若者サポートステーション
15:15 総括対談 「子どもの声から子ども中心のまちづくりへ」
     増山 均(子ども・若者フォーラム2014 実行委員長)
     片岡 輝(東京家政大学名誉教授、詩人) 
16:00 対談 「子どもたちの未来と平和」
中村 桂子(JT 生命誌研究館館長)
永戸 祐三(日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会理事長)
17:00 閉会 1日目のまとめ 藤田 徹
              (NPO 法人ワーカーズコープ代表理事)
17:30 交流会 (会費3000 円=当日精算)
9:30 受付
10:00 分科会開始 講演 または 映画上映
12:00 昼食休憩
13:00 パネルディスカッション その他
16:00 分科会終了
*分科会の詳細は裏面を参照してください。
会場/早稲田大学戸山キャンパス
東京都新宿区戸山1-24-1
参加申し込み 2014年1月8日(水)までに、FAXもしくは、申し込みフォーム http://goo.gl/Vei7vX よりお申し込みください。
【FAX】03-6907-8041【送付先】NPO法人ワーカーズコープ 担当 : 中村 城戸 加藤
お名前 性別 参加日
フリガナ
男・女
1月11日(土) 両日参加
1月12日(日)
所 属
ご住所
お電話
料金区分
参加希望分科会
(   )分科会
*ただし定員を超えてご希望に添えない場合にはご連絡します。

託児希望
FAX E-mail
交流会
有(年齢  性別  ) ・ 無  *(1歳~未就学のお子さん:定員あり)事前にこちらからご連絡いたします。参加申込書
※ワーカーズコープとは、働く者、市民がみんなで出資し、経営し働く協同労働の協同組合です。全国で100 ヶ所を超える子育て支援の拠点を中心に、子育ての社会連帯(まちづくり)を広げています。
12分科会のご案内と詳細は、以下のホームページにあります。
http://www.roukyou.gr.jp/media/1/20131128-02.pdf

a000197

尊厳ある人間の関係と地域の豊かさのために

介護保険制度2015 年「改正」に向けて、財源不足を背景に、要支援者の切り捨てが進められようとしている。制度が発足して以降、利用者・家族・ケアワーカーなど関わる人々は、そして地域は「豊か」になったのだろうか。市場に席巻され、保険料は上がり、施設はファンドの投資対象にまでなった今の事態は正常なことなのか。「自立支援」「介護の社会化」「市民の制度参加」-この制度創設時の基本理念は何であったのか、今こそケアの本質を問わなくてはならない。
 人間はどういう存在なのか。弱者ではなく、地域をともにつくる市民として--
老いや障がいと向き合いながら懸命に生きようとする姿こそが、地域に協同・連帯の力を生み出す。その存在が輝くようなつながりと役割、働く場を地域に無数につくり出したい。2015 年4月には、生活困窮者支援施策や子ども・子育て3法など、新たな制度が動き出す。世代や障害、制度を超えて当事者・市民が「共に生きる」社会をつくる主体者に! そんな醍醐味のあるコミュニティ・ケアを、市民みんなの手で創り出そう!
詳しい案内は、以下労協ホームページにあります
http://www.roukyou.gr.jp/

2012年01月30日

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「再生可能エネルギーによる地域復興と仕事おこし」セミナーを開催します

 自然豊かな東北の地には、未利用の再生可能エネルギーがまだまだ眠っています。原発破綻、震災からの生活再建、仕事の再生を考えたとき、これら地域のエネルギーを基礎に、農、食、ケアなども地域内で循環できるような地域主体の復興が求められています。
 震災を経験し、あらためて地域と命を大切にしようと動き出すとき、自分たちの地域にある資源を知り、再生可能エネルギーについての知識を身につけ、自らの仕事としてそのエネルギー導入を進めることは、地域復興の大きな希望であり、テーマでもあります。
 今回、持続可能な地域=「永続地帯」研究をすすめている千葉大学公共研究センターと協同労働による仕事おこしをすすめている日本労働者協同組合ワーカーズコープ連合会が共催して、下記のように再生可能エネルギー研修会を開催することとしました。講師陣は、その分野での第一線でご活躍の方に御願いをしています。一日単位でも、通しでも受講できます。奮ってご参加ください。

会場:自然豊かな東北の地には、未利用の再生可能エネルギーがまだまだ眠っています。原発破綻、震災からの生活再建、仕事の再生を考えたとき、これら地域のエネルギーを基礎に、農、食、ケアなども地域内で循環できるような地域主体の復興が求められています。
 震災を経験し、あらためて地域と命を大切にしようと動き出すとき、自分たちの地域にある資源を知り、再生可能エネルギーについての知識を身につけ、自らの仕事としてそのエネルギー導入を進めることは、地域復興の大きな希望であり、テーマでもあります。
 今回、持続可能な地域=「永続地帯」研究をすすめている千葉大学公共研究センターと協同労働による仕事おこしをすすめている日本労働者協同組合ワーカーズコープ連合会が共催して、下記のように再生可能エネルギー研修会を開催することとしました。講師陣は、その分野での第一線でご活躍の方に御願いをしています。一日単位でも、通しでも受講できます。奮ってご参加ください。

会場:ワーカーズコープ連合会 東北復興本部
住所:宮城県仙台市青葉区一番町4−7− 17
    小田急仙台ビル608 号室
    TEL:022−748−6165
    FAX:022−748−6166
    E−mail:thk−fkb@roukyou.gr.jp
日程:2012年2月20日(月)から24日(金)
時間:9:10~16:20
参加費:全日参加(5日間)15,000円
     学生・障がい者: 7,500円
     1日参加3,500円
     学生・障がい者: 2,000円
お問い合わせ:ワーカーズコープ連合会東北復興本部
         住所:宮城県仙台市青葉区一番町4−7− 17
         小田急仙台ビル608 号室
         TEL:022−748−6165
         FAX:022−748−6166
         E−mail:thk−fkb@roukyou.gr.jp (担当:佐藤、楠野)
主催:千葉大学公共研究センター、ワーカーズコープ連合会東北復興本部
後援:(財)宮城・環境とくらし・ネットワーク

詳細は次のURLをご覧ください。
http://www.roukyou.gr.jp/index.php?itemid=395

プログラム(リーフレット)は以下のURLをご覧ください。
http://www.roukyou.gr.jp/media/1/20120125-01.pdf(変更される場合があります)

2011年05月27日

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6月25日(土)記念フォーラム「3.11震災以後の日本社会のあり方を考える」を開催します。

協同総合研究所 第21回総会 記念フォーラム「3.11震災以後の日本社会のあり方を考える」

■記念講演1 「無縁社会から、絆のある社会の再生へ」
 奥田知志さん(NPO法人北九州ホームレス支援機構理事長・牧師)
■記念講演2 「持続可能な地域社会とエネルギー政策の転換」
 植田和弘さん(京都大学大学院経済学研究科教授、協同総研理事)
■日 時 2011年6月25日(土)13:30~17:30
      (開場は13:00からとなります)
■会 場 明治大学駿河台キャンパス研究棟2階 第9会議室
     JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線
     御茶ノ水駅 徒歩3分
     アクセス(地図) お手数ですが、下記HPよりお確かめください。
     http://www.roukyou.gr.jp/index.php?itemid=253
■参加費 協同総研会員・学生の方は500円(非会員の方は1,000円)
■タイムスケジュール
  第1部 10:30~12:30 協同総研第21回総会
  第2部 13:30~17:30 総会記念フォーラム
■主  催 協同総合研究所
■問合せ・申込先 協同総合研究所
           東京都豊島区池袋3-1-2光文社ビル6F
           TEL 03-6907-8033 FAX 03-6907-8034
           E-mail kyodoken@jicr.org  URL http://jicr.org 

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総会記念フォーラム趣旨

 3 月11 日に起きた、想像を絶する「東日本大震災」から2 カ月以上を経過した。死者・行方不明者は2 万5,000人に迫り、避難者は10 万人を超え、福島第一原発周辺の自治体・市民は強制退去を余儀なくされている。「想定外」とされた原子力発電事故はメルトダウンを引き起こし、放射能汚染はいまだ事態解決の目処すら立っていない。
 “原子力村”と称される政・官・学・業とメディア・ジャーナリズムで構成された巨大な利権システムにより偽装された“安全神話”を基に、巨額な「原発マネー」を用いて地域と住民を分断し、「原子力は地域経済に貢献」という虚構の上に推進されてきたこれまでの原子力・エネルギー政策。「運転手のはずが原発で作業」(2011年5月9日報道記事)、「日本の原発奴隷」(2003 年6 月8 日スペインの新聞El Mundo)、そして「将来、白血病になっても保障はない」という誓約書にサインして働かざるを得ない職のない若者たち。原発は、いくつもの下請け企業や路上生活を強いられている人びとの犠牲と偽装労働の上に成立したものであった。
 大震災・原発破綻は、「社会の断面を一瞬にして浮上させる。東北、関東一帯を見舞った巨大複合災害とその後は、日本という国と社会の実相を余すところなくさらけ出した」(内橋克人氏)のである。
 東日本大震災は、私たち市民に驚きと恐怖、悲しみと共に、私たち自身もまた「支え合う社会の一員でいたい」という連帯の強い意志をも生み出した。また、これまでの我が国の社会や経済のあり様の脆弱さを露呈すると共に、エネルギー政策に対する根本的な見直しと、反省を強く促そうとしている。これらは、私たち市民一人ひとりのものの考え方や生き方を転換することで、歴史の方向をも大きく変える可能性を持っているということであろう。
 協同総研では、来る6 月25 日の第21 回総会において、「3.11 大震災以後の日本社会のあり方を考える」をテーマに、総会記念フォーラムを企画した。
 「巨大複合災害」を経験した私たちは、今後の日本社会-地域と生活、経済や労働のあり方-をどう描き、考えていけばよいのか。持続可能な地域社会をつくることができるのか、そのための経済や環境エネルギー政策はどうあったらよいのか。無縁社会から、人と人との絆を再生していく連帯社会をつくることができるのか。働く場を失った人々の生活や就労の場を、どのように再生していくことができるのか・・・。
 大震災で亡くなられた方々への哀悼の意を捧げると共に、生かされた私たち市民一人ひとりが、この破局的事態にある日本社会をどう再生していくことができるのか-今回のフォーラムは、そのための協同の学びの場にしてきたいと思います。ぜひ、ご参加ください。
 

2011年02月04日

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2月26日(土) 研究フォーラム:「新しい公共」、「指定管理者」制度の今日を問う!

協同総合研究所
「新しい公共と市民自治」研究フォーラム

■日 時
 2011年2月26日(土)13:30~17:00
■会 場
 日本労働者協同組合連合会6F会議室
■参加費
 協同総研会員・学生は500円、一般の方は1,000円
■問合せ・申込先
 協同総合研究所
 東京都豊島区池袋3-1-2光文社ビル6F
 TEL 03-6907-8033 FAX 03-6907-8034
 E-mail kyodoken@jicr.org
 URL http://jicr.org
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第1部 記念講演
  「新しい公共」、「指定管理者」制度の今日を問う!
  講師:伊藤久雄さん(東京自治研究センター研究員)
第2部 研究フォーラム
  問題提起:市民主体の真の公共の創造のために、いま何が必要か
   ・問題提起:田中羊子さん(日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会専務理事
   ・実践報告:成田誠さん(ワーカーズコープ東京東部事業本部事務局長)
   ・コメント:原田晃樹さん(立教大学コミュニティ福祉学部准教授)、伊藤久雄さん
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 「多様化する住民ニーズの向上を図るとともに、経費の縮減等を図る」ことを
目的に、地方自治法改正(2003年)により創設された「指定管理者」制度が
導入されて7 年が経過した。協同労働の協同組合(ワーカーズコープ)は制度
導入時より、“ 公共サービスの「市場化・利権化」ではなく「市民化・社会化」”
を掲げ、積極的に参入し、現在、高齢者・障がい者福祉、子育て支援、コミュ
ニティ施設など157 施設の運営を担っている(2010 年11月現在)。それは、
「官」の独占、行政主導ではなく、しかも民間市場に投げ出すものでもなく、
「公共」を市民自身が担い、市民自治の促進と地域の絆の再生をめざすことを、
その目的の中心に据えてきたからである。
 しかし、「指定管理者」制度は、制度設計の多くの部分が自治体に委ねられ
ているにもかかわらず、ごく少数の自治体を除いては、当事者である利用者や
市民の参加、選択権、決定権を保障する制度にはなっていない。政府が掲げる
「新しい公共」を市民が担うためにも、今日その制度改革が求められている。

 今回のフォーラムでは、「新しい公共と市民自治」をテーマに、第1部では
指定管理者制度について伊藤久雄氏の記念講演、第2部では実践者・
研究者の方々をお招きしての研究フォーラムを開催します。
 皆様、ぜひご参加ください!

2009年11月16日

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12月5日 研究会「国際協同組合原則における不分割積立金-「協同労働の協同組合」法制定を前に-」

「協同労働の協同組合」法制定を目前に控え、協同組合における「不分割積立金」の歴史、その意義・意味について、研究会を開催します。ぜひ、ご参加ください。

■日 時 12月5日(土)13:30~16:30
■講 師 堀越芳昭さん(山梨学院大学教授、協同総研副理事長)
■会 場 池袋第三区民集会室(池袋図書館併設)
       東京都豊島区池袋3-29-10(池袋駅 徒歩15分、要町駅 徒歩5分)
■参加費 1,000円(会員・学生 500円)
■共 催  日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会
■主催・問合せ 
協同総合研究所
TEL 03-6907-8033 FAX 03-6907-8034
E-Mail: kyodoken@jicr.org

<講師プロフィール>
1944年愛知県生まれ。早稲田大学大学院商学研究科博士課修了。商学博士(早稲田大学)。
現在、山梨学院大学経営情報学部情報学科、大学院社会科学研究科教授、協同総合研究所
副理事長、元日本協同組合学会会長。
著書:『協同組合資本学説の研究』(日本経済評論社、1989年)、共著『ILO・国連の協同組合
政策と日本』(日本経済評論社、2003年)、共著『非営利・協同システムの展開』(日本経済評
論社、2008年)ほか。 
『今日における協同組合の歴史的意義と現代的課題を解明するために、協同組合の「不分割共同資本」である「不分割積立金」について、その歴史的理論的意義を再検討することが求められている。
その理由は、第1に1995年ICA(国際協同組合同盟)原則が制定され、そこに取り入れられたのがこの「不分割積立金」の原則であるからである。その影響は大きく、同原則は2002年ILO193号勧告に取り入れられた。その後、現在に至る世界各国の新協同組合法や協同組合法の改正において、これらICA原則とILO勧告の「不分割積立金」の原則は重要な役割を果たしている。そして第2に、近年のイタリア社会的協同組合をはじめ、社会連帯協同組合や社会目的協同組合の展開、さらには社会的企業の勃興等に表れているように、社会目的や公共的課題に対する協同組合や社会的企業の役割において、この「不分割積立金」がその担保的意味を持つようになってきたからである。そして第3に、わが国における法制定運動として提起されている「協同労働の協同組合」法において、その分配のあり方や組合資本のあり方として、この「不分割積立金」が重要な意味を持っているからである。
このように、現代的意義を高めている「不分割積立金」が協同組合の中に取り入れられるようになったのはなぜか、その特徴は何か、それが今日の協同組合運動にとってどのような意味を有するのか。「協同組合における不分割積立金の歴史と理論」の研究として、考究していきたいと筆者は考えている。』
(「協同の発見」誌208号・2009年11月号より)

2009年11月04日

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12月13日 研究フォーラム「農山村再生と協同労働の可能性を考える」

「農山村再生と協同労働の可能性を考える~食・農・環境を結んだ仕事おこし・まちづくり~」

 協同総研は、「農山村(中山間地域)の再生と協同労働の可能性」をテーマに研究会を重ねてきました。今回のフォーラムでは、この日本社会で持続可能で豊かな地域社会を創るためには何が必要とされているのか、また地域や集落の再生に、協同労働(とその協同組合)がどのような役割を発揮することができるのか。「協同労働の協同組合」が法制化される時代に、その可能性と課題について議論を深めていくために企画しました。会員以外の方も、ぜひご参加ください。

■日時  2009 年12 月13 日(日)13:30 ~ 17:00
■会場  明治大学駿河台キャンパス研究棟2 階 第9 会議室
       JR 中央本線・総武線、丸ノ内線 御茶ノ水駅 徒歩3 分(地図参照)
■参加費 会員・学生500 円(非会員は1,000 円)
■共催  日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会
■問合せ 協同総合研究所
       東京都豊島区池袋3-1-2 光文社ビル6 階
       TEL:03-6907-8033 FAX:03-6907-8034
       E-mail:kyodoken@roukyou.gr.jp

記念講演 「持続可能な地域社会をデザインする」
植田 和弘さん(京都大学大学院経済学研究科教授、協同総研理事)
『持続可能で循環型の地域社会を創っていくためには、日本の都市と農山村の関係を、もう一度共生経済的に戻す必要があります。…持続可能な地域社会というのは、エコロジカルな持続可能性があり、経済的な持続可能性があり、社会的な持続可能性がある社会を創っていこうということです』
(2008 年1 月12 日、協同総研「新しい公共と市民自治」研究会より)
<プロフィール>
1952 年香川県生まれ。1997 年京都大学大学院経済学研究科教授。2002 年地球環境大学院教授
兼任、現在に至る。京都大学博士(経済学)、大阪大学工学博士。専攻:環境経済学、財政学。主な著書:『環境と経済を考える』(岩波書店1998)、『環境経済学』(岩波書店1996)、『持続可能な地域社会
のデザイン』(公人の友社2005)他、多数。

パネルディスカッション
パネラー
「集落住民全員の出資による集落“生協”、農村交流施設の実践」
大﨑 登さん(森の巣箱代表:高知県津野町)
「共生・協同の地域社会へ~北海道有機農協の挑戦」
小路 健男さん(北海道有機農業協同組合・代表理事組合長)
「農村女性の起業から全戸加入NPO によるむらづくりへ」
大平 展子さん(NPO 法人夢未来くんま事務局長:静岡県浜松市天竜区)
「協同労働による菜の花プロジェクト・草の油田構想の取組み」 
小椋 真一さん(ワーカーズコープ・センター事業団芝山地域福祉事業所所長)
コーディネーター
小田切 徳美さん(明治大学農学部食料環境政策学科教授)
コメンテーター
植田 和弘さん(京都大学大学院経済学研究科教授)
古谷 直道さん(協同総合研究所副理事長)

2009年10月06日

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社会的排除からの挑戦~協同労働・社会的企業による仕事おこしへ~

深刻な雇用情勢を受けて市民会議・埼玉では生活保護者等の生活困窮者を対象に「ワーカーズコープ起業支援講習」を開催し、ワーカーズコープの起業を支援しています。この講習は連合で取り組まれている「雇用と就労・自立支援カンパ」の支援を受けて開催しています。
今回の研究会では、この講習の中間総括を兼ねて、協同労働・社会的企業による仕事おこしの可能性についてご参加いただいた皆様と議論していきたいと思います。

■日時
2009年10月24日(土) 13:30~16:30
■会場
株式会社 ランダルコーポレーション 2階 会議室
埼玉県朝霞市西原1-7-1
(JR武蔵野線北朝霞駅、東武東上線朝霞台駅 徒歩3分)
■参加費
1,000円(会員・学生:500円)
■プログラム
【記念講演】 協同労働法の制定が拓く可能性~ 就職から創職へ ~
笹森清氏
(「協同労働の協同組合」法制化をめざす市民会議会長、社団法人労働者福祉中央協議会会長)
【パネルディスカッション】 社会的排除からの挑戦~ 協同労働・社会的企業による仕事おこしへ ~
田中羊子氏 (ワーカーズコープセンター事業団専務理事)
鈴木雄一氏 (社団法人埼玉県労働者福祉協議会専務理事)
ワーカーズコープ起業支援講習受講者
■お申し込み・主催
「協同労働の協同組合」法制化をめざす市民会議・埼玉 担当:守本
埼玉県さいたま市南区南本町2‐5-15 M.M.オフィス201号
TEL 048-844-0085 FAX 048-844-0086 
E-Mail: shiminkaigi-stm@roukyou.gr.jp 
■共催
NPO法人協同総合研究所 地域研究会
NPO法人ワーカーズコープ 東関東事業本部

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JAと協同労働による『新たな協同』の可能性・課題

三重大学の石田先生、JA全中暮らしの活動推進部次長の山本さんを講師にお迎えし、協同労働とJAによる地域での『新たな協同』の可能性と課題について、議論します。ぜひ、ご参加ください。

■日時
2009年10月31日(土) 13:30~16:30
■講師 
『食と農を結ぶ農村型コミュニティ・ビジネスの展開』
石田正昭さん(三重大学大学院生物資源学研究科教授)
『助け合いを軸とした地域コミュニティの活性化』
山本敏幸さん(JA全中 暮らしの活動推進部次長)
■会場
日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会 会議室
東京都豊島区池袋3-1-2 光文社ビル6階
JR池袋駅 歩10分/地下鉄要町駅 歩3分
■参加費
会費1000円 (協同総研会員・学生は500円)
■主催・お問合せ
協同総合研究所
TEL 03-6907-8033 FAX 03-6907-8034
E-Mail: kyodoken@jicr.org URL http://jicr/org
■共催
日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会

【講師プロフィール】
いしだ まさあき
三重大学大学院生物資源学研究科教授。1948年東京生まれ。東京大学大学院農学系研究科博士課程単位取得退学。農学博士。三重大学生物資源学部教授を経て、2006年より現職。専門は地域農業論、協同組合論。第24回JA全国大会議案審議専門委員会の委員を務める。主な編著書:『農家行動の社会経済分析』(大明堂)、『地方からの農政改革』(三重大学出版会)、『農村版コミュニティ・ビジネスのすすめ』(家の光協会)など。
【講師よりメッセージ】
「JAでは、現在、青年部や女性組織を中心に組合員組織活動が活発に行われています。会員数は減っていますが、活動内容は衰えていません。学習や体験を通して、食と農の理解を深める活動や、高齢者福祉、子育て支援などの活動が活発に行われています。しかも、現在ではこれらの活動を「くらしの活動」と呼び、地域住民や消費者との協働によって大きく発展させようとしています。研究会では、こうしたJAとの協働の可能性と課題を討議したいと思います。」(石田正昭先生)

2009年09月04日

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しらたかノラの会 協同労働で挑む有機農業-新しい農のあり方を求めて-

■講師   大内文雄さん (山形県白鷹町しらたかノラの会代表)
■日時   2009年9月26日(土) 13:30~16:30
■会場   日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会 6階大会議室
       東京都豊島区池袋3-1-2 光文社ビル6階
       JR池袋駅 歩10分/地下鉄要町駅 歩3分
■参加費  会費1,000円 (協同総研会員・学生は500円)
■共催   日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会
■主催・問合先 協同総合研究所 TEL 03-6907-8033 E-Mail: kyodoken@jicr.org

現在、環境保全や食の安全・安心など私たちを取り巻く重要なことがらが「農」を中心にその関わりを広げている。しかし、家族労働を主体に支えられてきた日本の農業自体が地域の衰退とともにその持続性の展開を危ぶまれる状況にある。その一方で、土地を持たなくとも生業としての農やその周辺の業や技を受け継ぎたいと考える人が若者を中心に徐々に生まれつつある。
2006年初夏、山形県白鷹町で年齢や性別、経歴も全く異なる11人がそれぞれ違うきっかけで有機農業に向い、農業で生きられる拠点を求めて小さな農産加工グループ「しらたかノラの会」を立ち上げた。農家の枠を超えたこの団体はともに協同し、新たな農の姿を求め、模索を重ねてきた。会の半数が移住者で占められ、家族単位はとらず、農業未経験者をも含むというメンバー構成や、全員が出資して、上下関係なく一人ひとりが平等に意見を言い合うことを原則とし、それぞれが持ち場での責任を持つという協同労働との共通点が多く見られる組織運営はたいへんユニークなものである。
彼らが求める農のあり方とはどのようなものであり、さらに農業を通じて高齢化する地域をどう支えていくのか。ノラの会代表をつとめる大内文雄さんにノラの会形成の背景から現在に至るまでのその取り組みをお話しいただき、そこから新しい農業とその担い手のあり方、また協同労働で農に取り組む意味について考えたいと思う。

■講師プロフィール (おおうち ふみお)
1956年福島県生まれ。会社退職後、旅とバイト暮らしを経験。自然の中で働く農に興味を抱き、全国愛農会の愛農大学講座を受講。その後、各地の有機農家での研修や、愛農会本部勤務などを経て、愛農会からインド・アラハバードへ派遣され、有機農業を実践。2年後、肝炎のため帰国。伊豆健康センターで断食をして、同センターの野菜を有機・無農薬で栽培する仕事に就く。89年、都内の新規就農ガイドセンターで白鷹町を知り、独断で移住を決定。一年目は田植えシーズンに間に合わず、ソバを蒔きソバクレープを主食として過ごした。しらたかノラの会代表。

2009年08月26日

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『持続可能な福祉社会』とコミュニティ-創造的定常経済システムの構想-

■講師   広井 良典さん (千葉大学 法経学部 教授)
■日時   2009年9月28日(月) 14:00~17:00
■会場   日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会 大会議室
       東京都豊島区池袋3-1-2 光文社ビル6階
       JR池袋駅 歩10分/地下鉄要町駅 歩3分
■参加費  会費1,000円 (協同総研会員・学生は500円)
■共催   日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会
■主催・問合先:協同総合研究所 TEL 03-6907-8033 E-Mail: kyodoken@jicr.org

<講師からのメッセージ>
戦後の日本社会で人々は、会社や家族という「共同体」を築き、生活の基盤としてきた。しかし、そうした「関係性」のあり方を可能にした経済成長の時代が終わるとともに、個人の社会的孤立は深刻化している。「個人」がしっかりと独立しつつ、いかにして新たなコミュニティを創造するか-この問いの探求こそが、わが国の未来、そして地球社会の今後を展望する上での中心課題となろう。今回の研究会では、そうしたコミュニティをめぐる課題を視野に入れつつ、福祉・環境・経済が調和した「持続可能な福祉社会」、そして人々の創造性が真に実現していく「創造的定常経済システム」とも呼ぶべき社会のビジョンについて幅広い角度から考えてみたいと思います。

■講師プロフィール(ひろい よしのり)
1961年岡山市生まれ。東京大学大学院修士課程修了後、厚生省勤務を経て、2003年より千葉大学法経学部教授。この間、マサチューセッツ工科大学(MIT)客員研究員。社会保障や環境、医療に関する政策研究から、時間、ケアなどを巡る哲学的考察まで、幅広い活動を行っている。現在、協同総合研究所の理事に就任いただいている。
主な著著に、『持続可能な福祉社会』『死生観を問いなおす』『ケアを問いなおす』(以上、ちくま新書)、『日本の社会保障』『定常型社会』(以上、岩波新書)、『グローバル定常型社会』『生命の政治学』(以上、岩波書店)、『ケア学』(医学書院)など多数。

■著書「コミュニティを問い直す-つながり・都市・日本社会の未来」(2009年8月、ちくま新書)より
『経済全体のパイが拡大する経済成長の時代には、カイシャや家族の利益を追求することが(パイの拡大を通じて)社会全体の利益にもつながり、また個人のパイの取り分の増大にもつながるという意味で一定の好循環を造っていた。しかし経済が成熟化し、そうした好循環の前提が崩れるとともに、カイシャや家族のあり方が大きく流動化・多様化する現代のような時代においては、それはかえって個人の孤立を招き、「いきづらい」社会や関係性を生み出す基底的な背景になっている。…そこで、あらためて「コミュニティ」やその再生のありかたに関して、どのような展望や政策対応が重要となってゆくのだろうか。…こうした点を「経済システムの進化とコミュニテイ」という視点でとらえるならば、…私たちは市場化・産業化という、いわば地域や自然からの“離陸”の時代から、ポスト産業化(ひいては筆者のいう「定常型社会」の時代という、“着陸”の時代を迎えつつあるといえようが、いまだにそれがどのようなものとなるかは大方明らかでない。』

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日本労協連30周年記念フォーラム開催!

歴史はいつか真実に至る~協同労働の法制化時代へ~

日 時:2009年9月5日(土) 13:00~17:00
     13:00~15:00 記念講演 内橋克人さん (経済評論家)
     15:15~17:00 パネルディスカッション
会 場:東京ウィメンズプラザホール(渋谷区神宮前5-53-67)
参加費:無料
どなたでもご参加いただけます。チラシはこちらからどうぞ!→http://www.roukyou.gr.jp/

記念講演 
「共生の時代を拓く 協同組合の社会的使命」

内橋克人さん (経済評論家)
プロフィール
1932年神戸市生まれ。新聞記者を経て経済評論家。
NHKラジオ「ビジネス展望」のレギュラーはじめ、半世紀にわ たってテレビ、ラジオ、新聞、雑誌などのメディアを舞台に活発な 発言・執筆活動を続けている。90年代初めから一貫して市場 原理至上主義、新自由主義的改革に対して警鐘を発し続けてきた。第 50 回NHK放送文化賞、宮沢賢治・イーハトーブ賞
主な著書に―『匠の時代』(全 12巻=講談社文庫)、『共生 の大地―新しい経済がはじまる』(岩波新書)『規制緩和という悪 夢』(共著、文藝春秋)『悪夢のサイクル―ネオリベラリズム循 環』(文藝春秋)『共生経済が始まる―世界恐慌を生き抜道』(朝日新聞出版)―ほか多数がある。

パネルディスカッション 
「社会の根本課題に迫り、労働・地域・生命を結び育む協同労働の法制化時代」

お問い合わせ
主催:日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会
〒 171-0014 豊島区池袋3丁目1-2光文社ビル 6階
TEL:03-6907-8040 FAX:03-6907-8041

「働くこと」を通じて、人と人のつながりを取り戻し、コミュニティの再生をめざす 
私たち日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会は、本年 9月に結成 30周年を迎えます。失業者自身の仕事お こしからはじまった取り組みは、年間 250億円の事業規模・ 1万人の就労者、全国500以上の事業拠点へと発展しました。30 年の歴史は、様々な公共的な分野・課題へと仕事の領域を広げ、労 働と地域を人間的に再生する挑戦を積み重ねてきました。また、 「協同労働」という新しい働き方・働く文化を編み出し、その中で 「3つの協同(働く者同士、働く者と利用者、地域)」に基づ く事業・経営の指針を確立してきました。 深刻な危機を迎える今 日の日本社会は、その構造を根本からつくり変える時を迎えていま す。その中でも、労働の尊厳・地域コミュニティの再生、市民主体 の新しい公共の創造、そして連帯を基礎とした経済システムといっ た課題解決に向けて、「協同労働の協同組合法」実現がいよいよ現 実になろうとしています。この法制化に向けた運動は、10,000 団体の賛同署名や 600を超える地方議会での法制化を求める 意見書採択という自体を切り拓き、これに応えるべく 300名 近くが参加する「協同出資・協同経営で働く協同組合法を考える議 員連盟」が発足しています。 本フォーラムでは、これからの日本 社会における「協同・連帯」の必要性を深め、協同労働の法制化を 現実のものとして位置づけたとき、どのような希望や可能性が見出 せるのか、を深め合うことで、私たちの30年の歴史を社会的 な財産として意味づけたいと思います。あわせて、法制化と共に協 同労働の実践が各分野・各地域に広がっていく時代の中で、改めて 私たちの使命と役割を深め合いたいと思います。 分断・対立・競 争から協同・連帯・共生へ。新しい日本の希望ある未来を拓く協同 労働の壮大な挑戦を、あらゆる地域・あらゆる分野・あらゆる人々 の中からはじめるために。

2009年05月07日

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東京・多摩地域 連続シンポジウム開催!

東京・多摩地域 連続シンポジウム
「雇用不安と労働の未来」~新しい働き方の可能性~

 格差、貧困などの社会的困難が広がる中で、「人間が人間らしく働く」ということをテーマに
した社会的起業、NPO、協同組合が注目を集めています。
 また、市民自身が出資し、経営し、雇う・雇われるの関係を超えた新しい「協同労働の協同
組合」という働き方が生まれています。新しい働き方・生き方が、分断された地域や人と人とを
結ぶ力となり、希望ある未来へつながるように、この多摩地域で連続シンポジウム(学習会)を
開催いたします。みなさん、ぜひご参加下さい!

■5月 9日(土)13:00~15:00 八王子市民会館 第3会議室
■5月15日(金)18:00~20:00 東村山市立中央公民館 第3集会室
■5月22日(金)18:00~20:00 府中グリーンプラザ 第5会議室
■5月23日(土)13:00~15:00 (立川)多摩社会教育会館 302研修室
■5月25日(月)18:30~20:30 (国立)くにたち北市民プラザ 第1・2会議室
■6月 6日(土)18:00~20:00 福生市田園会館 学習室
----------------------------------------------------------------------
■主催
日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会
労協センター事業団
NPO法人ワーカーズコープ
---------------------------------------------------------------------
■共催
協同総合研究所
社会連帯委員会
----------------------------------------------------------------------
お申し込み・お問合わせ先
■事務局 NPO法人ワーカーズコープ
 東京都豊島区池袋3-1-2光文社ビル6F
 TEL:03-6907-8037 FAX:03-6907-8038
 ホームページ:http://tokyo.roukyou.gr.jp
----------------------------------------------------------------------

2007年11月29日

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社会連帯活動全国フォーラム「孤立・排除・貧困を越えて」

社会連帯活動全国フォーラム

「孤立・排除・貧困を越えて」
主催:社会連帯委員会
共催:NPO法人ワーカーズコープ・日本労働者協同組合連合会センター事業団・協同総合研究所

記念講演:奥田知志[特定非営利活動法人北九州ホームレス支援機構理事長]

時:12月15日(土)開場12:30
所:虎ノ門パストラル 葵の間[定員500名]
入場無料

第3回社会連帯活動全国フォーラムを開催します。記念講演として14:00より北九州ホームレス支援機構の理事長奥田知志氏のご講演を開催します。奥田さんは20年近くにわたって北九州でホームレスの自立支援活動を行い、現在はNPO、市民、大学等と協同でホームレスの支援活動を行っています。北九州ホームレス支援機構は「一人の路上死もださない」「一人でも多く一日でも早く路上からの自立を」「ホームレスを生まない社会の形成」を目的として活動しています。現在までに400人以上の人たちのアパート入居を果たし、「ハウスレス(物理的困窮)」「ホームレス(関係困窮)」という視点からトータルな支援を行っています。

奥田知志さんプロフィール
1963年7月滋賀県大津市生まれ
1982年~1988年関西学院大学神学部 学部および大学院修士課程卒業
1982年~1988年 大阪釜ヶ崎にて支援活動に参加
1990年東八幡キリスト教会牧師就任
1990年ホームレス支援組織 北九州越冬実行委員会に参加
1998年~2003年 九州大学大学院国際比較文化研究所博士課程後期単位取得退学
2000年NPO法人北九州ホームレス支援機構設立  理事長就任
2001年5月 自立支援住宅開設
2004年9月 市との協働事業「自立支援センター北九州」開所 
2004年9月 第34回毎日新聞社会福祉顕彰受賞 個人受賞
2007年4月 下関に自立生活援助ホーム「抱樸館」開所
2007年6月 ホームレス支援全国ネットワーク 代表就任
2007年7月 九州ホームレス支援団体連合会 代表就任
  
(現在の役職)
日本バプテスト連盟東八幡キリスト教会牧師
特定非営利活動法人北九州ホームレス支援機構 理事長
ホームレス支援全国ネットワーク代表 他

著書
2006年共著 「ホームレス自立支援―NPO・市民・行政協働による「ホームの回復」 」明石書店(第5回日本NPO学会賞受賞作品) 他

お問合せ
ワーカーズコープ・センター事業団
社会連帯委員会事務局
担当:川名・利根川
TEL03-6907-8030 FAX03-6907-8031
E-Mail:rentai@roukyou.gr.jp

2007年08月31日

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「協同労働の協同組合法」市民集会/請願団体署名のお願い

来る9月15日(土)に、協同労働法制化市民会議主催(共催:日本労協連、労協センター事業団、ワーカーズ・コレクティブ ネットワーク ジャパン、協同総研、日本高齢者生協連)により、「協同労働の協同組合」法制化を求める市民集会を開催します。
現在、市民会議の呼びかけにより、「協同労働の協同組合法」の速やかなる制定を求める請願団体署名の取り組みを進めています。
ぜひ、署名運動に取り組んでいただき、集会へのご参加をお願いいたします!!

テ ー マ:市民が担う新しい公共づくりを支える「協同労働」を社会の財産に
時   間:2007年9月15日(土)午後1時30分~5時
場   所:東京流通センター第一展示場Cホール
挨   拶:笹森 清氏(法制化市民会議会長)
記念講演:堂本暁子氏(千葉県知事)
      「市民が主役の地域再生と新しい公共づくり」(仮称)
参加予定:ワーカーズコープ、ワーカーズ・コレクティブ、障害者団体、NPO団体、農業団体、中小企業団体、協同組合団体、労働団体、研究者、行政関係者、国会議員、ほか。

イベントの詳細と署名用紙はこちらから
http://www.roukyou.gr.jp/18_event/2007/2007_08_1.htm


2007年07月26日

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緊急ケアワーカー集会

ワーカーズコープセンター事業団が主催し、コムスン問題を受け緊急ケアワー
カー集会を開催します。
当日は厚生労働省の方が来る予定なので、皆の意見を伝えられる場となります。
集会までには、現場で働く人、専門家など皆さんからの大手3社の不正に対する意見、介護保険制度に関する意見を集約し、厚生労働省に提出する予定です。
もし当日都合が悪い方でも、ぜひご意見をお寄せください!

ワーカーズコープ・センター事業団
電話03-6907-8030・FAX03-6907-8031
メール:center@roukyou.gr.jp


*緊急ケアワーカー集会*

 8/4介護保険を市民の手に取り戻し
 本物のコミュニティーケアを創造する市民の集い

 ☆ケアワーカー・地域福祉の担い手たちよ、立ち上がろう!
  混乱と困難の中でゆがむ介護保険制度を、営利追求の市場にまかせず、かけ
がえのない介護
  ・福祉を市民の手に取り戻すために・・・・・。
日 時:8月4日(土)13:30~17:00 
場 所:明治大学リバティータワー1012教室(定員260名)
参加費:500円(資料代)

出席予定者

○大熊由紀子氏(コメンティター)
         国際医療福祉大学大学院教授・千葉県健康福祉政策担当参与
○福島浩彦氏(連帯挨拶)前我孫子市長

○佐藤聡美氏(パネラー) NPO法人渋谷介護サポートセンター介護支援専門員

○中村孝之氏(パネラー)株式会社そんぐ「そんぐケアセンター」専務取締役

○池田徹氏(パネラー)社会福祉法人 生活クラブ理事長

○鈴木睦夫氏(パネラー)NPO法人 あすなろの会理事長

○大谷みち子氏(パネラー)ワーカーズコープ墨田・あゆみケアサービス所長

○宮本英子氏(パネラー)ワーカーズコープけやき

■介護保険制度をゆるがしかねない事態が起きています■
 介護ビジネスの大手3社が行なったとされる不正は、介護保険制度への人々の
信頼を揺るがせ、儲けることを優先した許しがたい行為です。制度理念として掲
げられた公的部門の責任と市場経済の活用(競争原理と質の担保)とは何だった
のでしょうか。
 コムスンが介護保険市場がら「退場」する事態となりましたが社会的批判を受
けるはずの大手企業は一転して、その受け皿=譲渡先として期待され、制度の主
人公である利用者や市民、そして働くケアワーカーの存在は「蚊帳の外」に置か
れたままです。また、この制度が持つ根本矛盾やそれを許し助長してきた国や自
治体の責任が曖昧にされようとしています。
 いまこそ、市場の中で翻弄され、制度の理念、原則を失いつつある介護保険
を、地域社会に立脚する分権的な介護システムとして、市民自身が制度に参加
し、市民のコントロールのもとで、真の意味での公共サービスとして信頼に足る
制度に転換していく必要があります。

■ケアワーカーの待遇改善を含めた、制度の見直しが求められています■
 昨年4月の介護保険の制度改訂で、「給付抑制」が行なわれ、とりわけ在宅介
護の現場で働くケアワーカーの労働条件・待遇が著しく悪化してきています。そ
の結果、ケアの担い手不足が深刻になってきており、今後多くの「介護難民」を
生み出すことが危惧されています。

■市民の手によるコミュニティケアの創造を■
 私たちワーカーズコープ・センター事業団に働くケアワーカーは志を共にする
仲間と一緒に必要な資金を出し合い、全国130ヵ所で自らの手で地域福祉事業を
立ち上げてきました。企業の利潤追求のために雇用されて働くのではなく、「協
同労働」という地域懇談会や介護予防まつりなど地域の方々との取り組みを通じ
て、市民の参加によるコミュニティケアの創造こそが、介護保険制度を市民の手
に取り戻すことであり、孤立と分断の中で格差と排除が進む社会を、押し留める
力になるに違いないと確信しています。
 そして、同じ矛盾や困難にあるケアワーカーの皆さんに自らの手で仲間と共同
して事業を立ち上げ、地域に根ざし主体的で新しい働き方を創造していく取り組
みに、心から参加を呼びかけます。

■ 8/4緊急ケアワーカー集会に、是非ご参加ください■

 今回の大手3社の不正という事態を踏まえて、高齢者の尊厳ある暮らしを守る
たえmに、そして地域社会をより良く豊に変えていくためにどうしたらよいの
か。「介護の社会化」「市民の制度参加」を進めて、より良い介護保険制度へと
変えていくために何が必要なのか

8/4緊急ケアワーカー集会で、情報を交換・交流し、皆さんと一緒に考えていき
たいと思います。所属や事業所、職種の枠を超えてケアワーカー、そして市民の
皆さんの参加を呼びかけます。

お問い合わせ
ワーカーズコープ・センター事業団
電話03-6907-8030・FAX03-6907-8031

2007年06月19日

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講演「日本型ワーカーズ・コープの社会史~働くことの意味と組織の視点」

iwami070630.jpg協同総研顧問の石見尚さんが、2007年3月に新著『日本型ワーカーズ・コープの社会史~働くことの意味と組織の視点』を出版されました。

戦後の協同組合運動・生産合作社運動からGHQの政策、企業組合や農事組合法人の法制化、日本型経営と労働者参加、労働者自主生産、そしてワーカーズ・コープなど市民事業型の協同労働と、協同労働を「社会史」に位置づけて豊富な(成功/失敗)事例と共に紹介しています。

協同総研の総会の記念講演として、石見先生から同書の内容についてご講演をいただきたいと思います。

会員・非会員にかかわらず、どなたでもご参加下さい。

日時:2007年6月30日(土)15:30~17:30

講演:石見尚(日本ルネッサンス研究所/協同総研顧問)

内容:

  1. 眼目  労働という人間にとっての本源的な価値の実現を、労働法制・協同組合法制と実際の活動とで支援 ・推進するさいの理論的、実践的問題点を検討したい。 

  2. 日本的ワーカーズ・コープの「協同労働」の特徴――長所と短所

       (1)アメリカと日本
       (2)日本とヨーロッパ(モンドラゴン、レーガ、スコット・ベーダ)

  3. 労働運動とワーカーズ・コープの現代的相互関係のありかた

       (1)労組の生産管理闘争の歴史的総括
          レーテ運動、D.G.H.コールのギルド社会主義の検討
       (2)ポスト・グローバリゼーションの社会原理

会場:立教大学池袋キャンパス11号館A204教室(地図
 〒171-8501東京都豊島区西池袋3-34-1
■JR山手線・埼京線・高崎線・東北本線、東武東上線、西武池袋線、地下鉄丸ノ内線・有楽町線「池袋駅」下車 西口より徒歩約7分

連絡先:協同総合研究所 03-6907-8033

2007年05月08日

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仕事おこし・まちづくりシンポジウム2007 in 旭川

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5月13日(日) 13:30~16:30

大雪クリスタルホール 大会議室

●基調講演: 山内亮史氏(旭川大学学長)

●リレートーク: 各団体
  旭川NPOサポートセンター、旅とぴあ北海道、野良処てくてく、NPOワーカーズコープ
 ecoおといねっぷ、ときめき隊、ケアワーカーズコープいちい、シーズネット旭川支部

●コーディネーター: 内田和浩氏(北海道教育大学教授)
             古村伸宏氏(日本労協連専務理事)

主 催  『北海道を元気に!』仕事おこし・まちづくりシンポジウム2007イン旭川実行委員会

呼びかけ人・団体
浅野晃彦(野良処てくてく)、山田淨二(えみな福祉企画社長)、江口尚文旭川大学助教授、谷口善雄旭川大学助教授、山内亮史旭川大学学長、内田和浩北海道教育大学教授、旭川NPOサポートセンター、NPO法人旅とぴあ北海道、NPO法人ワーカーズコープ、NPO法人シーズネット旭川支部、北海道労働者協同組合、生活協同組合北海道高齢協

後 援
旭川市、旭川商工会議所、旭川市社会福祉協議会
北海道新聞旭川支社、朝日新聞旭川支局、読売新聞旭川支局、毎日新聞旭川支局、株式会社ライナーネットワーク、NHK旭川放送局、STV旭川放送局、FMりべーる、旭川ケーブルテレビポテト、あさひかわ新聞

お問合わせ 
実行委員会 : 旭川市住吉4条1丁目4-5 北海道労働者協同組合(ワーカーズコープ北海道)内
        tel.0166-59-5280

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仕事おこし・まちづくりシンポジューム2007 in 札幌

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6月2日(土) 午後1時~5時
於 北海道自治労会館5階大ホール(札幌市北区北6条西7丁目)
◆参加無料(ただし資料代として500円)
◆申込・問合せ先:ワーカーズコープ札幌(tel 011-669-8182 fax 011-669-8721)
札幌市西区発寒11条5丁目10-1コープさっぽろビル2F

★基調講演宮本太郎氏(北海道大学法学部教授)
「地域再生の新しいデザイン/格差社会を越えて」

★リレートーク
(北海道ワーカーズコレクティブ連絡協議会・札幌市勤労青少年ホーム・白石まちづくりハウス・NPOワーカーズコープ等)

★パネルディスカッション「地域再生の協同を問う」

image010.gif●福嶋浩彦氏(前千葉県我孫子市長)

image013.gif●村上智彦氏(社会医療法人「夕張希望の杜」理事長・医師)

image017.gif●坂東 元氏(旭山動物園副園長・獣医)

image008.gif●榊 英司氏(札幌市市民自治推進室長)

コーディネーター:古村伸宏(日本労働者協同組合連合会専務理事)

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2007年02月26日

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シンポジウム「どうすればいいの?障害者雇用」

070320.jpg以下のようなシンポジウムを労協センター事業団が準備しています。協同総研としてもこのシンポの元となる調査に関わっています。ぜひ、皆さんご参加下さい。



●シンポジウムのお知らせ

 「どうすればいいの? 精神障害者雇用」 ~東京都足立区

 昨年4月より障害者雇用率に精神障害者が算定されるようになりましたが、雇用の促進についての情報が少ないことや、雇用について不安を抱く企業も少なくありません。
 今回、精神障害者の雇用を促進する目的で「どうすればいいの? 精神障害者雇用」と題してシンポジウムを開催いたします。
 精神障害者の就労に関心をもたれている方、企業の雇用担当の皆様と一緒にこの問題について考えてみたいと思います。
 多くの方々のご参加をお待ちしております。

●シンポジウム概要

■日時 3月20日(火)13:30~17:00(13:00開場)
■場所 足立区生涯学習センター 4階講堂
(足立区千住5-13-5(北千住駅西口徒歩15分)
■主催 足立区
■後援 ハローワーク足立
■運営 企業組合 労協センター事業団
■お問合せ先 足立区地域生活支援センター
TEL:03-3883-7177
■申し込み不要・入場無料・先着200名

シンポ内容↓↓

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2007年02月05日

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全国ケアワーカー集会2007

日本労協連、日本高齢者生協連、協同総研などが主催する「全国ケアワーカー集会2007」が2月24日(土)25日(日)に東京で開催されます。

ぜひご参加下さい。

2007全国ケアワーカー集会

尊厳を守り、つながりを広げる
社会連帯の創造
~ケアの総合化をまちづくりと結んで~

■日時 2006年2月24日(土)
     全体会 11:00~17:40
     交流会 18:00~
     会場/はあといん乃木坂 フルール 東京都港区南青山1-24-4
    
     2月25日(日)
     全体会 10:00~16:00
     会場/はあといん乃木坂 フルール 東京都港区南青山1-24-4

■企画概要
◎全体会(1日目)
[基調講演]
・ 「ケアってなんだろう」  
   小澤 勲 さん (精神科医・種智院大学客員教授)

・ セッション① 「まちづくりを担う新しい公共と『ケアワーク』」
   テーマA 「介護予防・地域支援事業のこれからとコミュニティ・ケア」
      北海道旭川市、埼玉県狭山市
   テーマB 「新しい公共サービスから拓くコミュニティ・ケア」
      千葉県我孫子市、東京都東久留米市、他

◎全体会(2日目)
・ セッション② 「孤立・排除・貧困を克服する社会連帯とコミュニティ・ケア」
   宮本 みち子 さん(放送大学 教授)
   春原  雄策  さん(NHK報道局 報道センター
         NHKスペシャル「ワーキングプア」チーフプロデューサー)

・ 健康体操・介護予防体操コンテスト

・ セッション③ 「リレートーク/社会連帯のコミュニティづくりと地域福祉事業所の役割」

■参加費
 2日間:3,000円(組合員2,000円)
 1日のみ:2,000円(組合員1,000円)
 2日のみ:2,000円(組合員1,000円)
 交流会(24日):4,000円(組合員2,000円)※事前申し込みとなります
 ※昼食弁当:1,000円(2日共)

■主催 
 日本労働者協同組合連合会、日本高齢者生活協同組合連合会、(企)労協センター事 業団、NPOワーカーズコープ、協同総合研究所

■事務局 日本労働者協同組合連合会 全国ケアワーカー集会事務局(担当:林、小林)
 TEL:03-6907-8040 FAX:03-6907-8041 
 E-mail:rngukism@roukyou.gr.jp
集会チラシ(pdf)>>>

2006年12月28日

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ニート・社会的ひきこもり支援全国実践交流集会

協同総研理事の佐藤洋作さん(NPO文化学習協同ネットワーク)より、下記のようなご案内をいただきました。今年2月に始まった、若者の自立・就労支援の全国ネットワークづくりの集会が、来年は東京・三鷹市で開催されることになりました。報告者等で協同総研の会員の方々も何人か参加されます。皆さん、ぜひご参加下さい。

若者支援活動に関わっている方、支援活動に関心のある方、どなたでもご参加ください

社会的自立に困難を抱える若者の就職不安と支援のあり方をめぐって

 「ニート」「社会的ひきこもり」など、社会的自立への困難を抱えている若者の支援活動の重要性が大きくなってきています。支援活動に携わる人々にとって支援情報収集や支援ネットワークの広がり、そして、キャリアカウンセリングやジョブコーチングなどの支援活動の専門性が必要になってきています。

このような時代の要求に応えようと、今年の2月に和歌山で「社会的ひきこもり支援全国実践交流集会」(全国社会的ひきこもり支援連絡会議主催)が開かれたのを受けて、来年2月に首都圏で「第2回集会」(現地事務局・NPO文化学習協同ネットワーク)を開催しようと準備を進めているところです。

第1回には、地域精神保健関連を中心に全国からの参加者が集いましたが、第2回には、教育や雇用などより多様な領域からの実践交流を期待し、総合的な若者支援のあり方について考える機会にしたいと考えています。支援活動に関わっている方、関心のある方など、多くの人々の参加をお待ちしております。


(集会の内容はこちら↓)

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2006年12月25日

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協同総研新年会

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 新事務所のお披露目も兼ねて協同総研の新年会を下記の日程で行います。どなたでもご自由にご参加下さい。

  • 日時 2007年1月6日(土) 16:30~
  • 場所 日本労協連会議室(協同総研事務所と同じフロアです)
       〒171-0014 東京都豊島区池袋3-1-2光文社ビル6F(地図
       TEL 03-6907-8033 FAX 03-6907-8034
       JR池袋駅西口より徒歩10分 地下鉄有楽町線要町駅より徒歩3分
  • 備考 当日はビルの玄関は閉鎖されています。正面右側の通用口よりお入り下さい。

2006年12月19日

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地域福祉フォーラム京都

 12月16日(土)ひと・まち交流館京都にて、関西社会連帯委員会総会と関西社会連帯委員会が主催した地域福祉フォーラム京都が開催され、参加してきました。協同集会準備の過程では、労協センター事業団関西の田代事務局長とともに会員の先生方を訪問しましたが、そこでできたつながりを早速田代さんが活用してフォーラムを企画しました。

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2006年10月25日

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いま「協同」を拓く2006全国集会in兵庫 もうすぐです

協同集会チラシ

神戸での協同集会まであとわずかとなってきました。現地実行委員会では、参加者の拡大に動いています。ぜひ皆さんご参加ください。

<プログラム>
いま「協同」を拓く2006全国集会in兵庫

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■全体集会
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11月11日(土) 11:30~17:40
会場  神戸文化ホール

●記念講演 野尻武敏(神戸大学名誉教授)
 「大震災が教えたこと~21世紀社会の方位~」

●リレートーク(順不同)
     ○ 国枝哲男氏( NPO法人コミュニティサポートセンター神戸 )
     ○ 本野一郎氏( JA兵庫六甲 )
     ○ 奥田清喜氏( 兵庫県豊岡市 助役)
     ○ 田中羊子氏( ワーカーズコープ・センター事業団 )
     ○ 伊藤柳子氏( 社会福祉法人すいせい )

●基調講演 神野直彦(東京大学大学院経済学研究科教授)
 「人間回復・地域再生を拓く『協同』」

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■パネルディスカッション&分科会
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11月12日(日)9:30~15:00

●パネルディスカッション1
「協同の価値~社会的排除・社会的孤立の克服」
●パネルディスカッション2
「協同の価値~新しい公共とコミュニティ・ビジネス」
●パネルディスカッション3
「協同の価値~労働の人間化とディーセント・ワーク」
●パネルディスカッション4
「協同の価値~震災後の検証 真の復興・本物の再生」
●分科会5
「高齢者・団塊の世代の仲間づくり、仕事おこし」
●分科会6
「若者の労働と自立を語り合う~つまづきからの再出発」
●分科会7
「徹底討論~どうする?どうしたい?わたしたちの地域福祉」
●分科会8
「障害者の就労支援と協同労働」
●分科会9
「地域で担う協同の子育て・教育」
●分科会10
「これでよいのか日本の『食』と『農』~協同でむすぶ生産・流通・消費~」
●分科会11
「文化が育む地域といのち」
●分科会12
「緑と環境のまちづくり・仕事おこし」
●分科会13
「日韓交流~協同の地域づくり・仕事おこし・福祉活動」

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■参加費
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集会参加費:2,000円(学生・障害者1,000円)※両日通し(どちらか1日でも同額)
宿泊費:8,500円
分科会昼食:1,000円(お茶付き)
申込締切:10月27日(金)

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<お問い合わせ・お申し込み>
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いま「協同」を拓く2006全国集会in兵庫実行委員会
〒651-0085神戸市中央区八幡通4-1-12兵庫高齢者生協内
TEL 078-221-3233 FAX 078-252-2331
kourei-h@d5.dion.ne.jp
http://kyodo-net.roukyou.gr.jp/2006(お申し込みはWebサイトから)

2006年07月11日

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東京高齢協 平和と文化の集い’06

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生活協同組合・東京高齢協が今年8月6日に「平和と文化の集い’06」を開催します。この「集い」は 年前より東京高齢協の行事として行われているものです。

今年は、高齢協創立10周年記念行事として、東京大学の姜尚中氏を迎えての記念講演ほか、トークセッション、落語、合唱などさまざまな形で平和の問題を考える内容となっています。

協同総研の岡安専務もトークセッションに参加します。ぜひ多くの方のご参加を。

東京高齢協みんなの広場へ



  • 日時:2006年8月6日(日)
       開場12:30 開演13:00
  • 会場:豊島公会堂(地図
  • チケット:前売:一般1000円 高校生:700円  
         当日:一般1200円 高校生:700円
  • チケットのお申し込みお問い合わせは
      TEL:03-5978-2186 FAX:03-5940-0732 メールはこちら

【内容】
  • ご挨拶:東京高齢協理事長 田中学
  • 講演:東北アジアの平和、日本の未来
         姜 尚中(東京大学教授)
  • トークセッション:平和を作る人それぞれの世代から
       小森香子・畠山重興・安天 聞き手:岡安喜三郎
  • 落語:林家鉄平
  • 合唱:三多摩青年合唱団
  • 歌:岡史明   
  • 朗読:無言館を訪ねて
  • 朗読劇団:八月座

2006年05月30日

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シンポジウム「市民主体の介護予防のまちづくり」

センター事業団九州事業本部より、シンポジウムのご案内をいただきました。

シンポジウム「市民主体の介護予防のまちづくり」

  • 日 時:平成18年8月27日(日) 午後1時~4時30分
  • 会 場:ウェルとばた2階多目的ホール 北九州市戸畑区汐井町1-6
        JR戸畑駅 すぐ隣り
  • 参加費:500円(当日700円) 資料代
  • 内 容:
    • 基調講演
         テーマ 「北九州市の介護予防の現状と課題」
       古賀厚志さん(北九州市保健福祉局地域福祉部高齢者福祉課長)
    • シンポジウム
        「市民主体の介護予防・元気高齢者づくりの実践」
      《パネリスト》
       ケアワーカーズステーション「帆柱」所長 毛利和江さん
       NPO法人北九州ホームレス支援機構代表 奥田知志さん
       NPOワーカーズコープ北九州支部代表 中村多恵子さん
      《コーディネーター》
       高齢社会をよくする北九州女性の会代表 冨安兆子さん
      《コメンテーター》
       北九州市 高齢者福祉課長 古賀厚志さん
       NPOワーカーズコープ専務理事 田中羊子さん

  • 主 催:☆NPOワーカーズコープ ☆労協センター事業団九州事業本部/北九州5事業所 ☆社会連帯委員会・九州
  • 共 催:☆福岡県高齢者福祉生活協同組合 ☆日本労働者協同組合連合会 ☆協同総合研究所
  • 後 援:☆福岡県 ☆北九州市 ☆行橋市 ☆中間市 ☆苅田町 ☆北九州市ウォーキング協会 ☆北九州市老人クラブ連合会
  • 問合せ先:NPOワーカーズコープ北九州支部 担当: 田中
    TEL: 093-331-0313 FAX: 093-331-0389
    住所:北九州市門司区広石1丁目1-7

チラシダウンロード(pdf)

2006年04月05日

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4/22 仕事おこしフォーラムinかのや

来る4月22日に、鹿児島県鹿屋体育大学で、標記のフォーラムが開催されます。
協同総研も協賛しております。ぜひご参加ください。

4/22 仕事おこしフォーラムinかのや

  • 【基調報告】「まちと命を育む仕事おこしと、協同・連帯のネットワークづくり」
         日本労働者協同組合連合会 専務理事 古村 伸宏さん
  • 【パネラー】
    1. 「障害を持つ方々の就労の場づくり、支援活動」
           社会福祉法人鹿屋恵友会 特別養護老人ホーム「花岡の里」理事長 林 幸一さん
    2. 「若者の自立と就労づくりの実践」
           NPO法人こころの館 「宅老所いろ葉」 代表 中迎 聡子さん
    3. 「多世代の新たな仕事おこし・就労づくりへの挑戦」
           NPO法人ワーカーズコープ 「ゆらおう」 副所長 永久 真由美さん
  • 【コーディネーター】   鹿児島大学 教育学部 教授 神田 嘉延さん

  • 日 時:平成18年4月22日(土) 13時~16時30分
  • 会 場:国立大学法人 鹿屋体育大学 水野講堂 
          (鹿児島県鹿屋市白水町1番地:正門入り口すぐ)
  • 参加費:500円(資料代)

  • チラシDownload

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2006年01月17日

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3.7「シネマ・ワーカーズ」映画鑑賞と懇談の集いin深谷

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 日本労協連の加盟団体で、1993年から活動を開始した「シネマ・ワーカーズ」という団体があります。現在はNPO「シアター・エフ」として、行政(国・県・深谷市)と企業(商工会議所)と市民(NPO法人など)が、協働(パートナーシップ)で立ち上げた、全国で初めての『街の映画館』(=コミュニティシネマ)の運営を中心に、文化と地域おこしの活動を行っています。
ホームページ
 この「深谷シネマ」の活動を学び、映画を核としたまちおこしについて交流する会を日本労協連、協同総研、日本高齢者協同組合連合会が共同で開催します。
 所属に関わりなく、映画を愛する方ならどなたでもご参加いただけます。

  • 開催日時:2006年3月7日(火)13時受付~18時終了(終了後交流会予定)
  • 会  場:「深谷シネマ」深谷支仲町2-25(地図) 電話048-551-4592 (定員50名)
  • 参 加 費:1人3,000円(資料代・鑑賞料込み)
  • 申し込み:日本労働者協同組合連合会事務局(03-5978-2190)まで

<チラシ:pdf>

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2005年10月14日

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長野  労協公開講座 「一緒に創ろう!若者の未来」

労協ながのより、協同総研MLに下記のイベントのご案内がありましたので、ご紹介します。

労協公開講座 「一緒に創ろう!若者の未来」

日  時  10月29日(土)13時~16時30分
会  場  高校教育会館 (長野市県町593) 新館2F 大会議室
参加費   無料
プログラム

  • 基調講演 (13:00~14:00)
        「若者の未来と仕事(仮題)」
        講師 古村伸宏 氏 日本労働者協同組合連合会 専務理事
      
  • パネルディスカッション (14:10~16:15)
        「新しい未来の創造~若者とともに創り上げる社会~(仮題)」
       パネラー
         佐藤洋作 氏  NPO文化学習協同ネットワーク代表
         小澤  真 氏  労協センター事業団「若者自立塾」担当(予定)
         戸谷和貴 氏  労協ながの 事務局スタッフ
       コーディネーター 古村伸宏 氏

 *パネラーは変更となる場合があります。
 *フロアー発言や質問も取り入れ、みんなで語り合います。
 *会館駐車場に限りがあります。公共交通機関等をご利用下さい。

参加希望の方は、メールにてご連絡をお願い致します。
 申込先メール 企業組合労協ながの info@roukyou-nagano.jp
 <参加者の氏名・所属先・役職・ご連絡先をお知らせ下さい>

お問い合わせは下記まで。
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企業組合 労協ながの (労働者協同組合ながの)
〒381-0043 長野県 長野市 吉田 5-12-10
TEL026-263-2338  FAX026-263-2360
担当 戸谷和貴、村上 盟 
 mail; info@roukyou-nagano.jp
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