ワーカーズコープセンター事業団が主催し、コムスン問題を受け緊急ケアワー
カー集会を開催します。
当日は厚生労働省の方が来る予定なので、皆の意見を伝えられる場となります。
集会までには、現場で働く人、専門家など皆さんからの大手3社の不正に対する意見、介護保険制度に関する意見を集約し、厚生労働省に提出する予定です。
もし当日都合が悪い方でも、ぜひご意見をお寄せください!
ワーカーズコープ・センター事業団
電話03-6907-8030・FAX03-6907-8031
メール:center@roukyou.gr.jp
*緊急ケアワーカー集会*
8/4介護保険を市民の手に取り戻し
本物のコミュニティーケアを創造する市民の集い
☆ケアワーカー・地域福祉の担い手たちよ、立ち上がろう!
混乱と困難の中でゆがむ介護保険制度を、営利追求の市場にまかせず、かけ
がえのない介護
・福祉を市民の手に取り戻すために・・・・・。
日 時:8月4日(土)13:30~17:00
場 所:明治大学リバティータワー1012教室(定員260名)
参加費:500円(資料代)
出席予定者
○大熊由紀子氏(コメンティター)
国際医療福祉大学大学院教授・千葉県健康福祉政策担当参与
○福島浩彦氏(連帯挨拶)前我孫子市長
○佐藤聡美氏(パネラー) NPO法人渋谷介護サポートセンター介護支援専門員
○中村孝之氏(パネラー)株式会社そんぐ「そんぐケアセンター」専務取締役
○池田徹氏(パネラー)社会福祉法人 生活クラブ理事長
○鈴木睦夫氏(パネラー)NPO法人 あすなろの会理事長
○大谷みち子氏(パネラー)ワーカーズコープ墨田・あゆみケアサービス所長
○宮本英子氏(パネラー)ワーカーズコープけやき
■介護保険制度をゆるがしかねない事態が起きています■
介護ビジネスの大手3社が行なったとされる不正は、介護保険制度への人々の
信頼を揺るがせ、儲けることを優先した許しがたい行為です。制度理念として掲
げられた公的部門の責任と市場経済の活用(競争原理と質の担保)とは何だった
のでしょうか。
コムスンが介護保険市場がら「退場」する事態となりましたが社会的批判を受
けるはずの大手企業は一転して、その受け皿=譲渡先として期待され、制度の主
人公である利用者や市民、そして働くケアワーカーの存在は「蚊帳の外」に置か
れたままです。また、この制度が持つ根本矛盾やそれを許し助長してきた国や自
治体の責任が曖昧にされようとしています。
いまこそ、市場の中で翻弄され、制度の理念、原則を失いつつある介護保険
を、地域社会に立脚する分権的な介護システムとして、市民自身が制度に参加
し、市民のコントロールのもとで、真の意味での公共サービスとして信頼に足る
制度に転換していく必要があります。
■ケアワーカーの待遇改善を含めた、制度の見直しが求められています■
昨年4月の介護保険の制度改訂で、「給付抑制」が行なわれ、とりわけ在宅介
護の現場で働くケアワーカーの労働条件・待遇が著しく悪化してきています。そ
の結果、ケアの担い手不足が深刻になってきており、今後多くの「介護難民」を
生み出すことが危惧されています。
■市民の手によるコミュニティケアの創造を■
私たちワーカーズコープ・センター事業団に働くケアワーカーは志を共にする
仲間と一緒に必要な資金を出し合い、全国130ヵ所で自らの手で地域福祉事業を
立ち上げてきました。企業の利潤追求のために雇用されて働くのではなく、「協
同労働」という地域懇談会や介護予防まつりなど地域の方々との取り組みを通じ
て、市民の参加によるコミュニティケアの創造こそが、介護保険制度を市民の手
に取り戻すことであり、孤立と分断の中で格差と排除が進む社会を、押し留める
力になるに違いないと確信しています。
そして、同じ矛盾や困難にあるケアワーカーの皆さんに自らの手で仲間と共同
して事業を立ち上げ、地域に根ざし主体的で新しい働き方を創造していく取り組
みに、心から参加を呼びかけます。
■ 8/4緊急ケアワーカー集会に、是非ご参加ください■
今回の大手3社の不正という事態を踏まえて、高齢者の尊厳ある暮らしを守る
たえmに、そして地域社会をより良く豊に変えていくためにどうしたらよいの
か。「介護の社会化」「市民の制度参加」を進めて、より良い介護保険制度へと
変えていくために何が必要なのか
8/4緊急ケアワーカー集会で、情報を交換・交流し、皆さんと一緒に考えていき
たいと思います。所属や事業所、職種の枠を超えてケアワーカー、そして市民の
皆さんの参加を呼びかけます。
お問い合わせ
ワーカーズコープ・センター事業団
電話03-6907-8030・FAX03-6907-8031