ニート・社会的ひきこもり支援全国実践交流集会(仮)準備会
前のエントリーでご紹介した、 NPO文化学習協同ネットワークの佐藤洋作さん(協同総研理事)より、下記の集会のご案内をいただきました。
文化学習協同ネットワークは、東京都三鷹市で30年来、不登校の子どもたちやひきこもりの青年の支援を行ってきた団体で、若者の就労支援・働く場づくりにも積極的に取り組んでおり、2年前に「コミュニティ・ベーカリー風のすみか」を立ち上げ、最近では若者自立塾や東京都の委託などさまざまな事業を行い注目されています。(以下転載)
若者支援活動に関わっている方、関心のある方、どなたでもご参加ください
社会的自立に困難を抱える若者の就職不安と支援のあり方をめぐって
~ニート・社会的ひきこもり支援全国実践交流集会(仮)準備会(第1回)「ニート」「社会的ひきこもり」など、社会的自立への困難を抱えている若者の支援活動の重要性が大きくなってきています。支援活動に携わる人々にとって支援情報収集や支援ネットワークの広がり、そして、キャリアカウンセリングやジョブコーチングなどの支援活動の専門性が必要になってきています。
このような時代の要求に応えようと、今年の2月に和歌山で「社会的ひきこもり支援全国実践交流集会」(全国社会的ひきこもり支援連絡会議主催)が開かれたのを受けて、来年2月に首都圏で「第2回集会」(現地事務局・NPO文化学習協同ネットワーク)を開催しようと準備を進めているところです。
第1回には、地域精神保健関連を中心に全国からの参加者が集いましたが、第2回には、教育や雇用などより多様な領域からの実践交流を期待し、総合的な若者支援のあり方について考える機会にしたいと考えています。準備は実行委員解方式で進めていきますが、1回1回の実行委員会はオープンな準備会として多くの関心ある人々の参加型にし、事務局で実施の具体化を推進していこうと考えています。毎回の準備会は、若者支援に関わる様々な分野からの報告も交え、学習会と意見交換の機会にしていきます。支援活動に関わっている方、関心のある方など、多くの人々の参加をお待ちしております。【第1回準備会】
- 日時:10月14日(午後2時~5時)
- 会場:三鷹市市民協働センター
- 内容:
- 趣旨説明「なぜ実践交流集会をひらくのか」
- レポート「和歌山市の地域精神保健システムとひきこもり支援」~山本耕平さん(和歌山の総合リハビリテーション施設「麦の郷」、大阪体育大学、全国支援会議事務局)
- 集会企画~事務局案の検討・提案
- 第2回準備会の内容と持ち方について
- 三鷹市市民協働センターへのアクセス
〒181-0013 三鷹市下連雀4-17-23
TEL:0422(46)0048 FAX:0422(46)0148
中央線三鷹駅より:徒歩約15分
小田急バス:7番のりば 仙川・晃華学園東・杏林大学病院行き
3番のりば 調布駅(西野経由)・国際基督教大学・武蔵小金井駅行き
八幡前下車 徒歩3分
- 連絡先:NPO文化学習協同ネットワーク(担当/佐藤、藤井)
電話:0422(47)8706、FAX:0422(47)8709
E-mail:center@npobunka.net
「ニート・社会的ひきこもり支援全国実践交流集会(仮)」事務局
<企画案> 【1日目(2月11日)】
午前9時30分~12時
◆全体会-パネルディスカッション「若者支援の現在と課題」
a.若者の社会的自立・就労をめぐる状況
b.若者支援の現場が抱える困難
e.動き出した若者支援施策
d.海外の若者支援策と日本の政策課題
午後1時~6時
◆テーマ別実践交流会-
(1)若者のための居場所づくり(2)就労支援と職場さがし・仕事づくり
- フリースクール(塾)における若者支援
- 精神障害者施設がつくりだす若者の居場所
- 居場所がすすめる職業技能訓練プログラム
(3)発達障害の若者支援
- 就職支援機関の若年者就労支援
- 中小企業の若者雇用状況
- 協同労働と若者の仕事づくり
(4)家族支援のケースワーク
- 専門機関の発達障害の若者支援
- 発達障害の若者の就労支援
- 発達障害の若者の雇用ガイド
●夕食交流会
- 教育相談活動の現場
- 親の会支援のポイント、親ガイダンス
- ひきこもりの予防的介入と、訪問支援
【2日目(2月12日)】
午前9時~11時30分
◆ワーカー養成セミナー-
(1)「教育相談活動のポイント」
(2)「グループワークのすすめ方」
(3)「ジョブコーチングの方法」
(4)「キャリアカウンセリング入門」
(5)「共同生活施設のルール」11時30分~午後1時
◆終わりの集い-
若者支援の地域ネットワークづくりにむけて
- 三鷹の地域若者支援サポートネットワーク
- 参加者からの感想
- 今後への提言