7/3日(土) 2010年度「新しい公共と市民自治」研究会開催
協同総合研究所7月の研究会
「新しい労働社会」をどう創造するか -雇用・就労システムの再構築へ-
「正規労働者であることが要件の、現在の日本型雇用システム。その不合理と綻びは、もはや覆うべくもない。
正規・非正規の別を超え、合意形成の礎をいかに築き直すか。問われているのは民主主義の本分だ」と、
昨年7月に発行された『新しい労働社会』(岩波新書)が、労働組合をはじめ各界・研究者の注目を集めています。
濱口さんからは「旧労働省時代に勤務していた頃より、労働者協同組合(事業団運動)に注目しており、
『労働法政策』(ミネルヴァ書房)という教科書にも、労働者協同組合に触れています」と、紹介されました。
研究会では、「新しい労働社会」で提起された雇用システムの再構築にあたって、
いま何が求められているのかについてお話し頂くと共に、
先頃日本労協連が発表した「新時代の労働政策-完全就労社会へ」、
また「協同労働の協同組合」とその法制化の意義についても、コメントしていただく予定です。
会員以外の方も、ぜひ、ご参加ください!
■日時:2010年7月3日(土)13:30~16:45
■講師:濱口 桂一郎さん
(独立行政法人 労働政策研究・研修機構 労使コミュニケーション部門統括研究員)
■会場:日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会 6階大会議室
東京都豊島区池袋3-1-2 光文社ビル6階
(JR池袋駅 歩10分/地下鉄要町駅 歩3分)
■参加費:会費1000円 (協同総研会員・学生は500円)
■主催・問合先:協同総合研究所
■共催: 日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会
■講師プロフィール (はまぐち けいいちろう)
1958年大阪府生まれ。1983年東京大学法学部卒業、同年労働省に入省。
東京大学客員教授、政策研究大学院大学教授を経て、
現在独立行政法人労働政策研究・研修機構労使コミュニケーション部門統括研究員。
専 門:労働法、社会政策。
主な著書:『労働法政策』(ミネルヴァ書房、2004年)、『EU労働法形成過程の分析(1)(2)』
(東京大学比較法政国際研究センター、2005年)、『EU労働法の形成』(日本労働研究機
構、1998年)、『労働政策レポート 労働市場のセーフティネット』(労働政策研究・研修機構、
2010年4月)他多数。