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2009年10月16日

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協同集会 in 広島 開催のお知らせ

「協同労働で希望ある地域と生活を~人と人とのつながりで、元気な地域をつくろう!~」
昨年秋に端を発した世界経済危機は地域社会の経済や雇用を直撃し、失業率の増加や前年を越えるペースでの自殺者の増加など、生きていくことに対する不安が地域社会全体を覆っています。また、こうした中、地域で生活する人々同士が疎遠になり、支え合い、助け合う機会も少なくなった今、新たな相互扶助の仕組みやネットワークをどのように地域で再生していくかが地域社会の緊急の課題となっています。このような状況の中、「協同労働」という新しい働き方を通じて、地域に必要な仕事やサービスを協同で起こし、人間らしく働き、質の高い仕事や就労の場を生み出しながら、地域社会を再生している協同組織が各地で展開されています。本集会では神野直彦さんには現在の経済危機の背景と現状、さらには全国的に展開されている「協同労働」について語っていただき、続くパネルディスカッションでは中国地方における、くらしの助け合い、高齢者福祉、農業経営など様々な分野における協同労働による仕事おこし、まちづくりの実践事例を4 名のパネリストから報告をいただきます。この集会を通じてみなさんに協同労働に対する理解を深めていただき、協同労働による新たな市民ネットワークの形成や地域再生、仕事おこしの輪を広げることができればと願っています。

■日時 2009年11月29日(日) 13:00 ~17:00
  ※12:30よりオープニングセレモニー(合唱:きょうされん広島県支部虹の会)
■会場 広島県民文化センター多目的ホール(広島市中区大手町1丁目5-3)
■プログラム
Ⅰ基調講演 「経済危機とくらしの崩壊、協同労働への期待」神野直彦氏(東京大学名誉教授)
Ⅱ基調報告 田嶋康利氏(協同総合研究所 専務理事)
Ⅲパネルディスカッション「協同の再生と地域づくり」
  ・コーディネーター 岡村信秀氏(広島県生活協同組合連合会専務理事)
  ・パネリスト 野津久美子さん(生協しまね副理事長)
          後由美子さん(世羅高原6次産業コーディネーター)
          中野賢太さん(NPO法人 おおぞら) 
          谷真寿美さん(ワーカーズコープまる・さんかく・しかく所長)
■参加費 500 円(資料代)
■参加お申し込み方法・お問合せ
下記の実行委員会にメールもしくは電話、FAX でお申し込みください。
「協同集会in 広島2009」実行委員会事務局
TEL:082-503-1385 FAX:082-503-1387 e-mail:tugkb@roukyou.gr.jp
■主催 「協同集会in 広島2009」実行委員会
・委員長 吉富啓一郎(県立広島大学名誉教授)
・副実行委員長 黒木義昭(JA 広島中央会前専務理事)
          濱口逸記(ワーカーズコープセンター事業団副理事長)
・事務局長 岡村信秀(広島県生活協同組合連合会専務理事)
・顧問 山下三郎(広島県社会福祉協議会会長・前廿日市市長)
■協賛団体
広島県協同組合連絡協議会(JA、生協、漁協、森林組合等11 団体)、きょうされん広島県支部、協同総合研究所、生協ひろしま、ひろしまNPO センター、広島中央保健生協、広島医療生協、福山医療生協、ひろしま高齢協、日本労働者協同組合連合会、ワーカーズコープ中四国事業本部、社会連帯委員会中四国
■後援団体(`09 年9 月7 日現在)
広島市、呉市、三原市、府中市、三次市、庄原市、廿日市市、江田島
市、海田町、熊野町、坂町、安芸太田町、北広島町、世羅町、神石高原
町、中国新聞、中国放送、広島ホームテレビ

2009年10月06日

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社会的排除からの挑戦~協同労働・社会的企業による仕事おこしへ~

深刻な雇用情勢を受けて市民会議・埼玉では生活保護者等の生活困窮者を対象に「ワーカーズコープ起業支援講習」を開催し、ワーカーズコープの起業を支援しています。この講習は連合で取り組まれている「雇用と就労・自立支援カンパ」の支援を受けて開催しています。
今回の研究会では、この講習の中間総括を兼ねて、協同労働・社会的企業による仕事おこしの可能性についてご参加いただいた皆様と議論していきたいと思います。

■日時
2009年10月24日(土) 13:30~16:30
■会場
株式会社 ランダルコーポレーション 2階 会議室
埼玉県朝霞市西原1-7-1
(JR武蔵野線北朝霞駅、東武東上線朝霞台駅 徒歩3分)
■参加費
1,000円(会員・学生:500円)
■プログラム
【記念講演】 協同労働法の制定が拓く可能性~ 就職から創職へ ~
笹森清氏
(「協同労働の協同組合」法制化をめざす市民会議会長、社団法人労働者福祉中央協議会会長)
【パネルディスカッション】 社会的排除からの挑戦~ 協同労働・社会的企業による仕事おこしへ ~
田中羊子氏 (ワーカーズコープセンター事業団専務理事)
鈴木雄一氏 (社団法人埼玉県労働者福祉協議会専務理事)
ワーカーズコープ起業支援講習受講者
■お申し込み・主催
「協同労働の協同組合」法制化をめざす市民会議・埼玉 担当:守本
埼玉県さいたま市南区南本町2‐5-15 M.M.オフィス201号
TEL 048-844-0085 FAX 048-844-0086 
E-Mail: shiminkaigi-stm@roukyou.gr.jp 
■共催
NPO法人協同総合研究所 地域研究会
NPO法人ワーカーズコープ 東関東事業本部

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JAと協同労働による『新たな協同』の可能性・課題

三重大学の石田先生、JA全中暮らしの活動推進部次長の山本さんを講師にお迎えし、協同労働とJAによる地域での『新たな協同』の可能性と課題について、議論します。ぜひ、ご参加ください。

■日時
2009年10月31日(土) 13:30~16:30
■講師 
『食と農を結ぶ農村型コミュニティ・ビジネスの展開』
石田正昭さん(三重大学大学院生物資源学研究科教授)
『助け合いを軸とした地域コミュニティの活性化』
山本敏幸さん(JA全中 暮らしの活動推進部次長)
■会場
日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会 会議室
東京都豊島区池袋3-1-2 光文社ビル6階
JR池袋駅 歩10分/地下鉄要町駅 歩3分
■参加費
会費1000円 (協同総研会員・学生は500円)
■主催・お問合せ
協同総合研究所
TEL 03-6907-8033 FAX 03-6907-8034
E-Mail: kyodoken@jicr.org URL http://jicr/org
■共催
日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会

【講師プロフィール】
いしだ まさあき
三重大学大学院生物資源学研究科教授。1948年東京生まれ。東京大学大学院農学系研究科博士課程単位取得退学。農学博士。三重大学生物資源学部教授を経て、2006年より現職。専門は地域農業論、協同組合論。第24回JA全国大会議案審議専門委員会の委員を務める。主な編著書:『農家行動の社会経済分析』(大明堂)、『地方からの農政改革』(三重大学出版会)、『農村版コミュニティ・ビジネスのすすめ』(家の光協会)など。
【講師よりメッセージ】
「JAでは、現在、青年部や女性組織を中心に組合員組織活動が活発に行われています。会員数は減っていますが、活動内容は衰えていません。学習や体験を通して、食と農の理解を深める活動や、高齢者福祉、子育て支援などの活動が活発に行われています。しかも、現在ではこれらの活動を「くらしの活動」と呼び、地域住民や消費者との協働によって大きく発展させようとしています。研究会では、こうしたJAとの協働の可能性と課題を討議したいと思います。」(石田正昭先生)

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