5/25(土)協同総研「『静岡方式』で行こう!!-地域を創る伴走型支援-」研究会
研究会 「『静岡方式』で行こう!!-地域を創る伴走型支援-」
生活保護受給者をはじめとして、生活困窮者や就労困難者と呼ばれる人々が、近年多く見られるようになった。
「増加した」ということの裏を返せば、そういった人たちが排除されるような社会構造が存在している。それまでは、家族や社会、そして地域で受け止められた個々人の特徴や困難も、いつしか「非効率なもの」とされてきた。さらには、いわゆる「レール」に乗れた人たちもまた、そこからはずれまいと必死になって掴もうとしている。こういった社会状況のなか、若者支援や生活保護受給者の就労支援などが注目を浴びている。
今回、若者就労支援において「静岡方式」をつくられた津富宏さんを講師にお呼びし、若者支援を通じたまちづくりを考えたい。「静岡方式」とは、「地域における人のつながり方の原理を変えようという試みである」「関係資本を蓄積し、『楽しい』から『うれしい』へと喜びの原理を転換し、つながりの質を変えていきたいと考えている。この『しんどい』時代に、いや『しんどい』時代をともに生き抜く仲間づくり」のことである(『協同の發見』第246号 2012年3月)。地域における関係性を紡ぎ直すことによって、若者だけでなく、地域も元気になる。若者一人ひとりが地域の宝であり、地域づくりの大切な担い手である。
「静岡方式」を学び、ワーカーズコープにおける若者支援・自立支援のあり方を考え、深め合いたい。
日 時: 2013年5月25日(土)13:30~16:30
会 場: 日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会本部
東京都豊島区池袋3-1-2 光文社ビル6F
主 催: 協同総合研究所
お申込み先:協同総合研究所
メール: kyodoken@jicr.org
TEL: 03-6907-8033
FAX: 03-6907-8034
参加費: 1,000円 (一般) 500円 (協同総研会員・学生・障がい者)