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2008年02月05日

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菅野正純さんを偲ぶ会

「菅野正純さんを偲ぶ会」のご案内

日本労働者協同組合連合会の前理事長で協同総合研究所の理事長であられた菅野
正純さんの偲ぶ会の開催が決まりましたので、ご案内します。

「菅野正純さんを忍ぶ会」
代表世話人  永 戸 祐 三
世 話 人  古 谷 直 道
       池 上   惇
       中 川 雄一郎
       笹 森   清

日 時 2008年2月28日(木) 午後6時~7時30分
会 場 こまばエミナース(東急・井の頭線「駒場東大前」西口下車徒歩三分)
    東京都目黒区大橋2-19-5 電話03(3485)1411
会 費 1万円

尚、お手数ですが、ご参加いただける方は下記事務局までご連絡ください。
*当日は、平服にてのご出席をお願いいたします。
また、故人と親交のおありになりました方々にお知らせいただけますれば幸いです。

「偲ぶ会」世話人会事務局 林  多惠子
豊島区池袋3-1-2 光文社ビル6階
電 話03(6907)8040 FAX03(6907)8041
メール:rngukism@roukyou.gr.jp

2006年12月15日

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韓国で社会的企業育成法成立

 この間、『協同の發見』でお伝えしてきた、韓国における「社会的企業法」ですが、12月8日に国会を通過し、来年7月より施行されることとなりました。

【韓国KBSより】
 国会は今日、本会議を開いて社会的企業育成法案制定案など28法案を通過させて今年の定期国会日程を事実上終了しました。

 今日可決された社会的企業育成法は政府が操業資金融資と公共機関優先購買、税制恩恵などを通じていわゆる社会的企業を支援することができるようにし、社会的企業は営業活動利益を事業自体や地域共同体に再投資して配分可能利益の3分の2以上を公益目的に使うようにしています。

12.08 ゾン・ゼヒョック記者

 詳細は追ってお伝えします。

2006年12月11日

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浜松での公開学習会に行ってきました

 浜松での学習会に労協連・菅野理事長と参加しました。
 協同総研会員の鈴木さんと高木さんの呼びかけで集まった参加者は、11人。障害者の支援に関わるNPOや社会福祉法人、手をつなぐ育成会の方などが中心でした。
 
 最初に、労協に関するビデオ(生活ほっとモーニング)を観て、菅野さんが、1時間弱の講演。
 その後参加者からの質疑を行い、2時間ほどの学習会は終了しました。

 今回はまず労働者協同組合や協同労働を知ってもらおうという企画で行いましたが、今後、浜松での協同の仕事おこしにつなげていければと思っています。

2006年11月29日

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こんなビルです。

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 協同総研の新しい事務所が入っているビルは、こんな外観です。池袋駅西口方面から見ると「女性自身、JJ、CLASSY.」の看板が見えます。目印にしてください。

2006年10月30日

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NHK生活ほっとモーニング「第二の人生は持ちつ持たれつ」

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 2006年8月3日放送のNHK生活ほっとモーニングで、「第二の人生は持ちつ持たれつ」というタイトルでワーカーズコープの事業・活動が放送されました。

 北九州にある地域福祉事業所の食堂・配食・デイサービスなどの活動・事業と、神奈川県藤沢市で庭木の剪定や電球の取替えなど生活支援のサービスを行っている男性グループを取り上げ、ワーカーズコープ方式での運営を紹介しています。

 かなり古い情報になってしまいましたが、高齢者の働き方や地域づくりへの参加という点から、労協の活動についてわかりやすく紹介しています。録画したDVDが協同総研にありますので、ご覧になりたい方はご一報下さい。

2006年09月28日

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ニート・社会的ひきこもり支援全国実践交流集会(仮)準備会

前のエントリーでご紹介した、 NPO文化学習協同ネットワークの佐藤洋作さん(協同総研理事)より、下記の集会のご案内をいただきました。
 文化学習協同ネットワークは、東京都三鷹市で30年来、不登校の子どもたちやひきこもりの青年の支援を行ってきた団体で、若者の就労支援・働く場づくりにも積極的に取り組んでおり、2年前に「コミュニティ・ベーカリー風のすみか」を立ち上げ、最近では若者自立塾や東京都の委託などさまざまな事業を行い注目されています。(以下転載)



若者支援活動に関わっている方、関心のある方、どなたでもご参加ください

社会的自立に困難を抱える若者の就職不安と支援のあり方をめぐって
 ~ニート・社会的ひきこもり支援全国実践交流集会(仮)準備会(第1回)

 「ニート」「社会的ひきこもり」など、社会的自立への困難を抱えている若者の支援活動の重要性が大きくなってきています。支援活動に携わる人々にとって支援情報収集や支援ネットワークの広がり、そして、キャリアカウンセリングやジョブコーチングなどの支援活動の専門性が必要になってきています。
 このような時代の要求に応えようと、今年の2月に和歌山で「社会的ひきこもり支援全国実践交流集会」(全国社会的ひきこもり支援連絡会議主催)が開かれたのを受けて、来年2月に首都圏で「第2回集会」(現地事務局・NPO文化学習協同ネットワーク)を開催しようと準備を進めているところです。
 第1回には、地域精神保健関連を中心に全国からの参加者が集いましたが、第2回には、教育や雇用などより多様な領域からの実践交流を期待し、総合的な若者支援のあり方について考える機会にしたいと考えています。準備は実行委員解方式で進めていきますが、1回1回の実行委員会はオープンな準備会として多くの関心ある人々の参加型にし、事務局で実施の具体化を推進していこうと考えています。毎回の準備会は、若者支援に関わる様々な分野からの報告も交え、学習会と意見交換の機会にしていきます。支援活動に関わっている方、関心のある方など、多くの人々の参加をお待ちしております。

【第1回準備会】

  • 日時:10月14日(午後2時~5時)
  • 会場:三鷹市市民協働センター
  • 内容:
    1. 趣旨説明「なぜ実践交流集会をひらくのか」
    2. レポート「和歌山市の地域精神保健システムとひきこもり支援」~山本耕平さん(和歌山の総合リハビリテーション施設「麦の郷」、大阪体育大学、全国支援会議事務局)
    3. 集会企画~事務局案の検討・提案
    4. 第2回準備会の内容と持ち方について

  • 三鷹市市民協働センターへのアクセス
       〒181-0013 三鷹市下連雀4-17-23 
       TEL:0422(46)0048 FAX:0422(46)0148
       中央線三鷹駅より:徒歩約15分
       小田急バス:7番のりば 仙川・晃華学園東・杏林大学病院行き
       3番のりば 調布駅(西野経由)・国際基督教大学・武蔵小金井駅行き
       八幡前下車 徒歩3分
  • 連絡先:NPO文化学習協同ネットワーク(担当/佐藤、藤井)
       電話:0422(47)8706、FAX:0422(47)8709
       E-mail:center@npobunka.net
       「ニート・社会的ひきこもり支援全国実践交流集会(仮)」事務局

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2006年08月01日

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労働者たちの“企業再生”

050123_l02.jpg 『労働者たちの“企業再生”』
 先日の記事でご紹介した、南米アルゼンチンの労働者協同組合による回復工場について、NHK-BSで2005年1月に放映されたドキュメンタリーです。
 番組では、貧困地域に育ったルイス・カーロ弁護士が破綻した企業を労働者協同組合として再起させるために奮闘している様子が描かれています。番組冒頭のシーンは、ある家電工場の操業再開のセレモニーですが、そこにはICA(国際協同組合同盟)会長のバルベリーニ氏の姿も見られ、国際的な協同組合運動としても大きく位置付けられているように思います。
 詳しい内容は、こちらのブログ(「社会派ドキュメンタリー番組」)が紹介してくださっているので、ご参照ください。
 アルゼンチンは、2001年の経済破綻を前後して、失業者を中心とするさまざまな運動が発展してきていますが、これらの「回復工場」運動も、カーロ氏のMNFRと、左派でより大きな組織を持つMNERという2つのナショナルセンターを持ち、占拠・自主生産闘争と法廷闘争を中心に拡大しているようです。
 いずれにしても、利潤ではなく自分や仲間、家族が生きていくために団結し連帯するこの運動は、協同組合のひとつの原点を見るような気がします。

 8月号の『協同の発見』で、この運動に関する記事の翻訳を掲載する予定です。
 →すみません。紙面の都合で9月号に延期しました。

 番組のビデオ・DVDがありますので、ご覧になりたい方は協同総研までご連絡ください(約20分です)。

2006年07月06日

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アルゼンチンの「回復工場」fabrica recuperada

 7月4日(火)イエスズ会社会司牧センターが主催するセミナー「アンソレーナさんと“開発”を語ろう―“貧困と絶望を乗り越えて”途上国の住民運動の最新情報―」に参加しました。
 このセミナーは、アルゼンチン出身のイエスズ会司祭であり、世界各地のスラムで住居環境改善に取り組む住民組織やNGOを支援しているホルヘ・アンソレーナ先生(1994年マグサイサイ賞受賞者)が、毎年1年の半分をアジア・アフリカ・南米の各地を回って得た最新情報を4月から7月まで月に1回(計4回)、報告されるものです。
 私(菊地)は、3、4年前からこのセミナーに参加していますが、今年は6月の「ジンバブエ」と7月の「アルゼンチン・ブラジル」の回に参加させていただきました。



 今回のセミナーの報告の中で特に関心を持った、アルゼンチンの失業者による労働者協同組合方式の自主生産運動、「回復工場(fabrica recuperada)」の運動について、まとめてみます。この間、ICAやCICOPAなどを通じて、南米の協同組合運動の発展が伝わってきていましたが、特に厳しい経済状況にあるアルゼンチンで、多種多様な住民運動が花開き、失業者の運動として労働者協同組合が拡大していることを具体的に知って大きな感銘を受けました。

 以下、当日のノートからの抜書きです。

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