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2006年12月28日

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ニート・社会的ひきこもり支援全国実践交流集会

協同総研理事の佐藤洋作さん(NPO文化学習協同ネットワーク)より、下記のようなご案内をいただきました。今年2月に始まった、若者の自立・就労支援の全国ネットワークづくりの集会が、来年は東京・三鷹市で開催されることになりました。報告者等で協同総研の会員の方々も何人か参加されます。皆さん、ぜひご参加下さい。

若者支援活動に関わっている方、支援活動に関心のある方、どなたでもご参加ください

社会的自立に困難を抱える若者の就職不安と支援のあり方をめぐって

 「ニート」「社会的ひきこもり」など、社会的自立への困難を抱えている若者の支援活動の重要性が大きくなってきています。支援活動に携わる人々にとって支援情報収集や支援ネットワークの広がり、そして、キャリアカウンセリングやジョブコーチングなどの支援活動の専門性が必要になってきています。

このような時代の要求に応えようと、今年の2月に和歌山で「社会的ひきこもり支援全国実践交流集会」(全国社会的ひきこもり支援連絡会議主催)が開かれたのを受けて、来年2月に首都圏で「第2回集会」(現地事務局・NPO文化学習協同ネットワーク)を開催しようと準備を進めているところです。

第1回には、地域精神保健関連を中心に全国からの参加者が集いましたが、第2回には、教育や雇用などより多様な領域からの実践交流を期待し、総合的な若者支援のあり方について考える機会にしたいと考えています。支援活動に関わっている方、関心のある方など、多くの人々の参加をお待ちしております。


(集会の内容はこちら↓)

ニート・社会的ひきこもり支援全国実践交流集会 若者支援の現状と課題~支援者の視点から

  • 主催:ニート社会的引きこもり支援者全国実践交流会実行委員会
  • 後援:三鷹市、三鷹公共職業安定所(ハローワーク三鷹)
  • 現地事務局:NPO法人文化学習協同ネットワーク
      〒181-0013 三鷹市下連雀1-14-3 TEL0422(47)8706 FAX0422(47)8709
  • 全国事務局:社会的引きこもり支援連絡会議
      〒640-8319 和歌山市手平6-112-1 エルシティオ内
  • 開催日:2007年2月11日~12日
  • 会 場:武蔵野公会堂(全体会)     三鷹市市民協働センター(分科会)
  • 参加費:4000円(1日参加3000円)
  • 参加申込書式>>>Download

    【1日目(2月11日)】午前9時30分~12時

    ◆全体会-パネルディスカッション「若者支援の現在と課題」
    パネラー:宮本みち子(放送大学)
          廣瀬誠人(ハローワーク三鷹)
          佐藤洋作(NPO法人文化学習協同ネットワーク)
    コーディネーター:平塚眞樹(法政大学)

    午後1時~6時
    ◆テーマ別実践交流会

    ①若者のための居場所づくり
    1.フリースクールにおける若者支援
      報告:田中俊英さん(NPO法人淡路プラッツ)【大阪】
    2.若者自立塾の取り組み
      報告:和田重宏さん(NPO法人子どもと生活文化協会)【神奈川】
    3.居場所がすすめる職業技能訓練プログラム
      報告:浅野由佳さん(NPO法人文化学習協同ネットワーク風のすみか)【東京】

    ②就労支援と職場さがし
    1.就職支援機関の若年者就労支援
      報告:今野ゆかりさん(ハローワーク三鷹)【東京】 
    2.市民による若者就労支援ネットワーク
      報告:津富宏さん(NPO法人青少年就労ネットワーク)【静岡】
    3.学校現場における若者支援 
      報告:多賀哲弥さん(都立定時制高校)【東京】

    ③仕事づくりと雇用
    1.中小企業の若者雇用状況
      報告:小柳忠章さん(東京中小企業家同友会)【東京】
    2.協同労働と若者の仕事づくり
      報告:高成田健さん(労働者協同組合【東京】
    3.若者が「働く」ことを学べる仕事づくり
      報告:黒田誠さん(NPO法人「結」お弁当宅配サービス)【東京】

    ④発達障害の若者支援
    1.専門機関の発達障害の若者就労支援
      報告:市川浩樹さん(厚生労働省障害者雇用専門官)
    2.発達障害の若者支援施設の就労支援
      報告:見晴台学園(ルックコーポレーション)【愛知】

    ⑤家族支援
    1.教育相談活動の現場
      報告:伊藤史子さん(東京総合教育センター)【東京】
    2.親の会支援のポイント、親ガイダンス
      報告:高橋幸江さん(福井県精神保健福祉センター)【福井】
    3.ひきこもりの予防的介入と、訪問支援
      報告:永井契嗣さん(共同作業所エルシティオ)【和歌山】

    ●夕食交流会…情報交換とネットワークづくりのつどい(会費:4000円)

    【2日目(2月12日)】午前9時~11時30分
    ◆ワーカー養成セミナー

    ①「教育相談活動のポイント」
    ファシリティター:高垣忠一郎さん(立命館大学)

    ②「グループワークのすすめ方」
    ファシリティター:渡辺純さん(日本大学)

    ③「ジョブコーチングの方法」
    ファシリティター:鈴木修さん(NPO法人就労支援ネットワーク浜松)

    ④「キャリアカウンセリング入門」
    ファシリティター:林敦美さん(ハローワーク三鷹再就職支援アドバイザー)

    11時30分~午後1時
    ◆終わりの集い-若者支援の地域ネットワークづくりにむけて

  • 2006年12月25日

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    協同総研新年会

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     新事務所のお披露目も兼ねて協同総研の新年会を下記の日程で行います。どなたでもご自由にご参加下さい。

    • 日時 2007年1月6日(土) 16:30~
    • 場所 日本労協連会議室(協同総研事務所と同じフロアです)
         〒171-0014 東京都豊島区池袋3-1-2光文社ビル6F(地図
         TEL 03-6907-8033 FAX 03-6907-8034
         JR池袋駅西口より徒歩10分 地下鉄有楽町線要町駅より徒歩3分
    • 備考 当日はビルの玄関は閉鎖されています。正面右側の通用口よりお入り下さい。

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    「社会的企業」研究会のご案内

     協同組合、NPO、労働組合の研究機関などが中心となって昨年より行われている「社会的企業研究会」の1月度研究会が、協同総研のある光文社ビル6階の会議室で開催されます。
     テーマは、「社会的企業法をめぐって―韓国」です。先日もお伝えした韓国の「社会的企業育成法」の成立(12/7)の過程と現状について、1月中旬の調査を元に岡安協同総研専務が報告する予定です。
     ぜひご参加下さい。

    • と き   1月25日(木)  午後3時~4時30分     資料代 500円
    • ところ   協同総合研究所(日本労協連) 大会議室(図参照
             東京都豊島区池袋3丁目-1-2 光文社ビル6F
             TEL 03-6907-8033(代表) FAX 03-6907-8034
             JR池袋・西口 徒歩10分 
      • 協同総研の新しい事務所の会議室をお借りして行います。
      • 終了後、企画委員会(どなたでも参加可能です)を開催し、今後の研究について話合います。

    • 報 告  「社会的企業法をめぐって―韓国」
             岡安 喜三郎さん(協同総合研究所)
     
              
      出席希望の方は、資料作成の都合上、以下にFAXまたはE-mail でご連絡ください。

      《事務局連絡先》

  • 生活経済政策研究所 TEL03-3253-3772 FAX 3253-3779
      E-mail info@seikatsuken.or.jp
  • 市民セクター政策機構 TEL03-3325-7861 FAX3325-7955
      E-mail  civil@prics.net

  • 2006年12月19日

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    地域福祉フォーラム京都

     12月16日(土)ひと・まち交流館京都にて、関西社会連帯委員会総会と関西社会連帯委員会が主催した地域福祉フォーラム京都が開催され、参加してきました。協同集会準備の過程では、労協センター事業団関西の田代事務局長とともに会員の先生方を訪問しましたが、そこでできたつながりを早速田代さんが活用してフォーラムを企画しました。

    <関西社会連帯委員会総会>
     社会連帯委員会とは、センター事業団が母体となって立ち上げた、市民活動を支援する組織です。活動の企画については、「センター事業団がかかわるものだけではなくて、他の団体が行っている活動に参加させてもらうなど、横のつながりを活用するような活動も考えてみよう」と杉本本部長がアドバイスをしました。今後具体的な企画が話し合われる予定です。
    <地域福祉フォーラム京都>
     「協同労働の可能性と公共サービスの再創造」というテーマで、センター事業団地域福祉部長の坂林哲雄さんがセンター事業団の試行錯誤の経験を話すとともに「公共サービスを“市民化・社会化”していこう」と報告。その後佛教大学社会福祉学部の鈴木勉先生が「改正介護保険法・自立支援のもとでの地域福祉」というテーマで報告、「人の人格を全面的に引き出せるような援助がない限り福祉は実現しない。介護保険の改正や自立支援法による厳しい状況の中で、協同組合は事業者の立場だけではなく利用者サイドに立った政策提言をしながら事業参入していくべきだ」と事業だけではなく運動をしていく必要性を強く訴えました。
     外部からは“京都応益負担に反対する大集会実行委員会”の中畑忠久さんが「一緒に運動をしましょう」と呼びかけるとともに、京都高齢者協同組合の秋元秀夫さんが「法律がない中、協同労働をする難しさを感じている。勉強して語っていかなければ」と話しました。センター事業団「きょうとケアワーカーほんわか」の森田規湖子所長も、利用者が主人公になって絵手紙や料理をしている様子を紹介しました。
     集会後には多くの感想が寄せられ、中でも外部の方からの「障害福祉の現場で10年近く働いてきました。福祉の現場で働く人の多くは経営・運営に携わることなく狭い環境にいます。皆誠実な思いと自己実現を目的に働いていますが、不満を持ちつつもどこに問題があるのか気づくことができません。まさに地域づくりから国づくりまで、広い意味での福祉を考えていきたいと思っています。多分野にかかわる人たちが創造的に語れる場が多く持たれればいいと思います。」という感想が印象的でした。(青木)

    2006年12月15日

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    韓国で社会的企業育成法成立

     この間、『協同の發見』でお伝えしてきた、韓国における「社会的企業法」ですが、12月8日に国会を通過し、来年7月より施行されることとなりました。

    【韓国KBSより】
     国会は今日、本会議を開いて社会的企業育成法案制定案など28法案を通過させて今年の定期国会日程を事実上終了しました。

     今日可決された社会的企業育成法は政府が操業資金融資と公共機関優先購買、税制恩恵などを通じていわゆる社会的企業を支援することができるようにし、社会的企業は営業活動利益を事業自体や地域共同体に再投資して配分可能利益の3分の2以上を公益目的に使うようにしています。

    12.08 ゾン・ゼヒョック記者

     詳細は追ってお伝えします。

    2006年12月11日

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    浜松での公開学習会に行ってきました

     浜松での学習会に労協連・菅野理事長と参加しました。
     協同総研会員の鈴木さんと高木さんの呼びかけで集まった参加者は、11人。障害者の支援に関わるNPOや社会福祉法人、手をつなぐ育成会の方などが中心でした。
     
     最初に、労協に関するビデオ(生活ほっとモーニング)を観て、菅野さんが、1時間弱の講演。
     その後参加者からの質疑を行い、2時間ほどの学習会は終了しました。

     今回はまず労働者協同組合や協同労働を知ってもらおうという企画で行いましたが、今後、浜松での協同の仕事おこしにつなげていければと思っています。

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