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2008年03月28日

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5/31(土)「半農半X(エックス=天職)」研究会開催!

<新しい公共と市民自治研究会シリーズ>
  「半農半X(エックス=天職)
    ~自然と社会と自分を見つめる新しい生き方・働き方~」

 「半農半X(エックス=天職)」という言葉をキーワードに、新しい生き方を
模索し、提案していらっしゃる塩見 直紀さんを講師にお迎えします。
自然と共に生き、一方で自分の天職を見つけそれを今度は社会へ還元する。
生き方が問われる時代だからこそ、こうした生き方から環境問題への取り組みや
持続可能な社会づくり、仕事起こしなどへのヒントがあるように思います。
ぜひ皆さんご参加ください。

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講師:塩見 直紀氏(半農半X研究所代表)
日時:5月31日(土) 13:30~16:30
   講演後、講師を交えての交流会があります。(別途、参加費要)
場所:日本労働者協同組合連合会会議室(池袋・光文社ビル6階)
   東京都豊島区池袋3-1-2 光文社ビル6階
参加費:一般500円、会員・学生無料
お問合せ先:協同総合研究所
          ℡ 03-6907-8033 FAX 03-6907-8034
         E-Mail: kyodoken@jicr.org
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2008年03月26日

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4/19(土)現代日本の貧困と不平等を問う!

 日本社会は景気回復が叫ばれる中、そんな状況に浴することなく、地域と社会が
困難にあえいでいる。
年間自殺者9年連続3万人、地域・生活などの格差の拡大と固定化、ワーキングプア、
非正規雇用の増大と日雇い派遣労働の問題など、「貧困」にかかる問題が、これ
までにないほどクローズアップされている。
また、それらの課題を“自立支援・自己責任”というキーワードによって“個人”の
努力が全てであるかのような議論も一方で展開されている。
 3度にわたってNHKスペシャルで放映された「ワーキングプア(働いても働いても、
生活保護水準以下の生活を余儀なくされている層)」は、多くの人々の共感を呼び、
問題の所在を考える機会になるとともに、若年ホームレス、母子家庭、生活保護、
地方の崩壊など、身近にありながらも見えにくい課題を鮮明にした。
 その一方で、貧困の連鎖が進むイギリスでの、子どもから大人まで手厚い保護
(公共政策)の網を張り、国を挙げて貧困の撲滅に乗り出している取り組みと比較して、
わが国との制度や施策の遅れが指摘されている。
 最後のセーフティネットと言われ、「健康で文化的な最低限度の生活」を保障する
ために創られた「生活保護制度」の運用を巡って、北九州では「水際作戦」と称し
申請書類も手渡されないまま、孤独死や餓死が相次いで起きている。
昨年6月、病気療養中で生活保護を受けていたにもかかわらず、保護の辞退を強要
された男性が辞退届に署名したために、保護を打ち切られ、その3カ月後にミイラ化
した状態で発見された事件は記憶に新しい。
死の直前まで書き綴った日記には、福祉事務所が辞退届を強要したことへの怒りの
他に、10日以上も食事をしていなかった様子とともに、「オニギリ食いたい」という
悲痛な叫びが記されていた。
 『貧困に陥った人々の生活を安定させ、生活の立て直しの支援をすることは、社会に
とって必要不可欠なことであり、すべての人々の生存権が守られることによって社会の
安定が図られる』と、杉村宏先生は著書で述べている。

 今回の研究会では、貧困問題研究の第一人者である杉村 宏先生を講師にお迎えし、
現代日本の貧困と不平等についてお話いただくとともに、真の公共のあり方について
一緒に考えていきます。多くの人の参加をお待ちしております。

■日時 2008年4月19日(土)13:30~16:30
■会場 日本労働者協同組合連合会 6階会議室
■講師 杉村 宏氏(法政大学 現代福祉学部 教授)
 主な著書 『公的扶助ー生存権のセーフティネットー』(放送大学教育振興会、2002)
         『貧困・不平等と社会福祉』(編著、有斐閣、1997)
         『現代の貧困と不平等』(共編著、明石書店、2007)、
         『格差・貧困と生活保護-「最後のセーフティネット」の再生に向けて』(編著、明石書店、2007)
■参加費:会費500円 (協同総研会員・学生は無料)
■主 催:協同総合研究所
■共 催:日本労働者協同組合連合会
■問合先:協同総合研究所 
東京都豊島区池袋3-1-2 光文社ビル6階
TEL 03-6907-8033 FAX 03-6907-8034
E-Mail: kyodoken@jicr.org
★お申し込みは、協同総合研究所まで!(定員40名)

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4/5(土)「国家とは何か」現代の日本社会をどう見るか?

 「国家とは何か」とあらためて問われても、何を問われているのか
分からないほど、私たちは国家を身近なものとして感じています。
最近の事件でも、イージス艦による漁船衝突事故と防衛省の対応、道路特定税源を
巡る利権構造、薬害肝炎訴訟、教育基本法改定、沖縄基地の再編、牛肉輸入再開、
社会保険庁・年金問題、郵政民営化など公共サービスの民営化の急速な進行等々…。
私たちの日常生活と密接不可分であることを実感しない日はありません。
 萱野氏は、この身近と思っている国家が、実は基本的には『暴力に関わる一つの
運動態である』という概念規定から論を始めています(それは、従来の国家論である
『階級対立の非和解性の産物』(レーニン)、『市民社会の公的総括形態』(マルクス)、
『政治社会+市民社会、強制の鎧を付けたヘゲモニー』(グラムシ)等とは一線を画す
概念規定です)。
 近年、『新自由主義』(D.ハーヴェイ)など、グローバリゼーションと同時にナショナリ
ズム等への関心が高まっており、国家に関する議論が注目されています。
 今回の研究会では、「新しい公共」の本質的理解を深めていくためにも、「国家」の
概念規定から、この現代の日本社会で起こっている事態をどう見るか。
萱野氏と一緒に考えていきたいと思います。ぜひ、ご参加ください!

■日時 2008年4月5日(土) 13:30~16:30
■会場 コア・いけぶくろ(豊島区民センター)4階第5会議室
■講師 萱野 稔人氏(津田塾大学 国際関係学科 准教授)
■プロフィール
 1970年生まれ。2003年パリ第十大学大学院哲学科博士課程修了(パリ大学哲学博士)。
東京大学大学院総合文化研究科21世紀COE「共生のための国際哲学交流センター」研究
拠点形成特任研究員を経て、現在、津田塾大学 准教授。
■主な著書
 『国家とはなにか』(以文社、2005)、『カネと暴力の系譜学』(河出書房新社、2006)、
 『権力の読みかた-状況と理論』(青土社、2007)など。

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3/29 アトムが東京にやってくる!

全国子育て協同研究集会
     子どもの危機は社会の危機!
        今こそ協同の子育てを市民の手で!!
  ー子ども・親・地域が育つ、大阪アトム共同保育園から学ぶフォーラムー

第1部 記念講演「子ども・親・地域が育つ、アトムの不思議な子育て」
    アトム共同保育園園長・市原悟子さん
    ※アトム共同保育園(大阪府熊取町)は、「ひとりの子ども、一つの家族が切実に必要とするニーズを、
    保育園で受け止めることはもちろん、保育園を越えるまちのなかの人間関係の蓄積で支える、その拠点
    となる保育園づくり」を目指し、実践してきました。

第2部 パネルディスカッション
     パネラー:市原悟子さん、上田留美子さん(NPO法人ワーカーズコープ)、
           山本健慈さん(和歌山大学副学長)、片岡輝さん(東京家政大学学長)
     司会:永戸祐三さん(ワーカーズコープ・センター事業団理事長)
日時: 3月29日(土) 13時から17時(開場12時半)
会場:東京家政大学三木ホール(JR埼京線十条駅下車歩7分)
参加費: 一般1,000円、学生無料
主催: NPO法人ワーカーズコープ、NPO法人協同総合研究所、東京社会連帯委員会
問い合わせ・申し込み: NPO法人ワーカーズコープ 
               TEL03-6907-8037 FAX03-6907-8038 e-mail:tukub@roukyou.gr.jp
※定員250名(入場は先着順) ※託児あり(事前にお申し込み下さい)

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