6月19日(土)「中山間地域の再生と協同労働の可能性」研究会
今回の研究会では、「協同労働の協同組合」にとって不可欠な「協働」のあり方やパートナーシップ形成などについて、
渡辺氏より現場からの経験知に即したご講演をいただき、参加者の皆さんと一緒に議論していきたいと思います。
地域の力で清流の街がよみがえる ―グラウンドワーク三島の挑戦―
■日時:2010年6月19日(土)13:30~16:30
■講師:渡辺 豊博さん(特定非営利活動法人グラウンドワーク三島 事務局長)
■会 場:日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会 会議室
東京都豊島区池袋3-1-2 光文社ビル6階 (JR池袋駅西口歩5分/地下鉄要町駅徒歩3分)
■参加費:会費1000円 (協同総研会員・学生は500円)
■主 催:協同総合研究所/共 催:日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会
■問合先:協同総合研究所 東京都豊島区池袋3-1-2 光文社ビル6階
TEL 03-6907-8033 FAX 03-6907-8034
E-Mail: kyodoken@jicr.org URL http://jicr/org
■講師プロフィール(わたなべ とよひろ)
1950年生まれ。東京農工大学農学部農業生産工学科卒。農学博士(東京農工大学)。1973年静岡県に入庁。
農業基盤整備事業の計画実施に携わり、1988年地域総参加による源兵衛川親水講演事業の企画を担当。
三島ゆうすい会、三島ホタルの会、NPO法人グラウンドワーク三島、(財)日本グラウンドワーク協会、富士山エコネット、
NPO法人富士山測候所を活用する会、NPO法人富士山クラブなどの事務局長を歴任し、2008年より都留文科大学文学部社会学科教授。
また、全国各地のグラウンドワーク実践地域との広域的なネットワークづくりや実践者を養成するグラウンドワーク全国研修センターの企画運営等、グラウンドワーク三島の実践事例を機軸にしたパートナーシップによる新たなる市民運動の手法を、多様な市民活動の実践者として全国各地に情報発信し、NPOが創る市民協働の社会システムの構築を目指している。主な著書に「清流の街がよみがえった」(中央出版、2005)等。
英国にて始まった地域環境改善活動・グラウンドワークとは、市民・NPO・行政・企業がパートナーシップを結び、
生活の根幹である生活環境・自然環境などの改善に取り組む実践的な活動です。
各主体の独自性を保ちつつ、各々の持つ特色や専門性を引き出しあい、
それら各主体の仲介役をトラストと呼ばれる専門組織が担います。
このような多様な主体の参画・協働による地域社会の課題解決は、
現在、多くの問題が表出している日本でもその重要性が述べられています。
講師である渡辺氏が事務局長を務めるNPO法人グラウンドワーク三島は、
日本ではじめてグラウンドワーク手法を用いて、
富士山からの湧水が減少して環境が悪化した「水の都・三島」の水辺環境再生と改善に取り組んでいます。
また、渡辺氏は(財)日本グラウンドワーク協会事務局長の歴任など、
日本におけるグラウンドワーク事業の第一線に立たれています
協同総合研究所では、『中山間地域の再生と協同労働の可能性』をテーマに、研究会を連続して開催します。会員以外の方々も、ぜひご参加ください。