2018年5月19日(土)第4回 新しい協同労働の協同組合の組織化研究会について
協同総合研究所では、
2018年5月19日に「2017年度 第4回 新しい協同労働の協同組合の組織化研究会」を開催いたします。
今回は、「自治体が進める協同労働を活かした地域づくり」をテーマに、
山梨県西桂町町長の小林千尋氏と、広島市協同労働プラットフォーム事業の統括コーディネーター山口豪氏にご報告いただきます。
多くの方のご参加、心よりお待ちいたしております。
以下 開催概要
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【研究会趣旨】
今年度、3回にわたり「新しい協同労働の協同組合の組織化」研究会を開催してきました。それは「協同労働の協同組合」法制化が通常国会で本格的に検討がされる段階で、どのような主体がワーカーズコープを立ち上げるのかを検討する必要があると考えたからです。
そこでは、労働者が経営困難な企業をワーカーズコープ化する「Workers Buy-out(ワーカーズバイアウト)」の取り組み、失業した若者を中心に自らワーカーズコープをつくった「はんしんワーカーズコープ」の4年間の取り組みを法制化運動の進捗状況とともに研究会で深めてきました。
今回の研究会では、「協同労働の協同組合」法制化早期実現に関わる意見書を、現在916の地方自治体の議会で採択されています。その情勢下「自治体が進める協同労働を活かした地域づくり」をテーマにして、行政施策の視点から、協同労働が地域社会でどのような役割を果たすのかを考えます。研究会では2018年10月5日、6日に開催する「全国・名人達人サミットin西桂」の実行委員長である山梨県西桂町長の小林千尋氏と、5年目を迎えた広島市協同労働プラットフォーム事業の統括コーディネーターの山口豪氏にご報告いただきます。
【開催概要】
日 時 2018年5月19日(土) 13:30~16:30
場 所 日本労協連8階A会議室(※協同総研事務所の上の階です)
(東京都豊島区東池袋1-44-3 池袋ISPタマビル7F)
報告者
◇小林 千尋 氏(山梨県西桂町 町長)
「第3回全国名人・達人サミット開催にあたりワーカーズコープに期待すること」(仮)
◇山口 豪 氏(NPO法人ワーカーズコープ 広島市「協同労働」プラットフォーム事業 統括コーディネーター)
「広島市協同労働プラットフォーム事業の到達点と今後の展望」(仮)
資料代:1,000円(会員、学生、障がい者は500円)
【参加申込】
5月11日(金)までにメール等で
当研究所にご連絡をいただければと思います。
【連絡先】
一般社団法人 協同総合研究所
〒170-0013
東京都豊島区東池袋1-44-3
池袋ISPタマビル7階
Tel:03-6907-8033 Fax:03-6907-8034
Mail:kyodoken@jicr.org 担当:荒井
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よろしくお願いいたします。






6月24日(土)、明治大学駿河台校舎研究棟2F第9会議室にて、協同総合研究所第16回総会と記念シンポジウム「協同労働の協同組合法~その歴史的意義と現代的意味~」が約50名の会員が参加して開かれました。
総会後の記念シンポジウムでは、まず協同総研の島村主任研究員が「協同労働の協同組合法~その歴史的意義と現代的意味~」と題して基調報告を行いました。報告では、日本の法人制度にも大きな影響を与えた19世紀のドイツにおける法人法制の研究から、一般社団(結社)法の原則は協同組合法によって導かれたことが指摘され、これまでの協同組合法制における共益・非営利といった概念を超えて、結社=アソシエーションの時代にふさわしい、社会連帯の原理を織り込んだ法制の必要性が提起されました。
6月20日に発表された2006年度版「
白書では主に適職を探す若年者、育児期の女性、人生を再設計しようとする高齢者をターゲットに、職業生活、家庭生活、地域活動それぞれの現状と障壁について分析が行われていますが、ワーカーズコープについてのコラムは[第3章 高齢者の人生の再設計]の(第2節 高齢者の就業:意識と現実)の中に収められています。以前、