3月19日(土)研究会「『働くことを軸とする安心社会』の実現へ-今何が求められているか」を開催します。
協同総合研究所
2010年度「新しい公共と市民自治」研究会
■日 時
2011年3月19日(土)13:30~16:30
■会 場
日本労働者協同組合連合会6F会議室
■参加費
協同総研会員・学生の方は500円、一般の方は1,000円
■問合せ・申込先
協同総合研究所
東京都豊島区池袋3-1-2光文社ビル6F
TEL 03-6907-8033 FAX 03-6907-8034
E-mail kyodoken@jicr.org
URL http://jicr.org
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昨年(2010年)12月2日、連合は、『働くことを軸とする安心社会にむけて~我が国が目指すべき社会像の提言』という「基本文書」を発表しました。2001年に発表された『労働を中心とした福祉型社会』を「よりわかりやすく、体系的に継承・発展させるもの」として、20周年を契機に出されたものです。
そこでは「働くことを軸とする安心社会」を、「働くことに最も重要な価値を置き、誰もが公正な労働条件のもと多様な働き方を通じて社会に参加でき、社会的・経済的に自立することを軸とし、それを相互に支え合い、自己実現に挑戦できるセーフティネットが組み込まれている活力あふれる参加型の社会」とし、「ディーセント・ワークの実現」「雇用の質的強化と機会の創出」「有効で分権的な信頼のおける政府を」「公平な負担による分かち合いの社会を」「持続可能性の前提となる地球環境保全とグリーン・ジョブの創出」などの提言が描かれています。また、「安心社会」の確立に向けて、志を同じくする労働者福祉事業や、NPO・協同組合・社会的企業(「新しい公共」)などの団体・個人とのネットワーク型の連携をつくり上げていくことを呼びかけています。
現在、この「基本文書」に対して各界、研究者の間で反響を呼んでおり、昨年協同総研の研究会でご講演いただいた濱口桂一郎氏(労働政策研究・研修機構)は「これからの労働社会のあり方を考えようという方は、是非じっくりと読んでいただきたい」と高く評価しています。
協同総研では、この度、研究会に連合副事務局長の山本幸司さんを講師にお招きし、上記テーマでご講演いただき、交流・連携を深めていく機会にしたいと考えています。会員以外の方も、ぜひご参加ください。