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3/6(日) 野口 勲氏講演会「生命をつなぐ種」

第4回「協同労働・全国食のよい仕事コンテスト」
記念講演「生命をつなぐ種」
◆講演者: 野口 勲氏 (野口種苗研究所)
◆日 時:2011年3月6日(日)10:00AM-12:00PM
◆会 場:明治大学駿河台キャンパス研究棟2階・第9会議室
◆参加費: 300円(資料代)
◆お申し込み先:要予約、先着順 ワーカーズコープ・センター事業団(担当:阿部昭)
 TEL:03-6907-8030 FAX:03-6907-8031
 E-mail: shokunoukan@roukyou.gr.jp
 * 件名に必ず「3/6記念講演申込み」と記してください。

◆講演内容 : 埼玉県飯能市の山あいにある小さな種屋、「野口のタネ」へは
全国からの固定種に関する問い合わせが後を絶ちません。
何世代にも渡り地域で命の再生を繰り返してきた固定種を絶やすことのないよう
守り続ける野口氏の取組みはいったい何を意味するのか。氏のお話から、いま私たちを
取り巻く食や農や環境において、我われ自身がどのような危機に面しており、さらに固定種
保存が次世代になにをもたらし、残し得るかといったことについて考えたく思います。
生命に纏わる示唆に富むお話は、なにも知らぬままの消費者から、ものを考え、意思を
備えた消費者、生産者へと転化する契機ともなり得る貴重な機会です。ぜひご参加ください。

◆講演者・野口 勲氏プロフィール: 1944年、東京都青梅市生まれ、後に飯能市へ移住。大学進学後、虫プロ出版入社の機を得て中退、手塚治虫氏担当の編集者として活躍。その後、家業の種苗業を継ぐため、虫プロ退職。種苗業を扱う中、伝統野菜消滅の危機を感じ、地元はもちろん全国各地からの固定種を取り扱い、頒布に尽力。第33回山崎記念農業賞受賞(2008年)。NPOや市民団体、学校、自然食品店などからの講演依頼も多数あり、固定種の野菜と種の意義、価値などについて普及するため、全国各地を厭わず講演に走る三代目種屋さん。