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8/22(土)中山間地域再生が意味するもの

研究会:中山間地域再生が意味するもの-欧州の環境農業政策から学ぶ-

日 時:2009年8月22日(土)13:30~16:30
講 師:千賀 裕太郎さん (東京農工大学大学院教授・連合農学研究科長)
会 場:東部区民事務所3F会議室(JR大塚駅北口、徒歩5分)
     豊島区北大塚1-15-10 TEL 03-3915-9961
参加費:1000円 (協同総研会員・学生は500円)
主 催:協同総合研究所
共 催:日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会
問合先:協同総合研究所
     東京都豊島区池袋3-1-2 光文社ビル6階
     TEL 03-6907-8033 FAX 03-6907-8034

講師・千賀裕太郎先生より研究会にあたって
 『「私たちの村には、無限のエネルギー源があるのです」と胸をはる北ドイツ農村の
老リーダーの姿が、脳裡に焼きついて離れない。
わずか10年、20年のオーダーで、地球危機(温暖化、食料、エネルギー)が不可逆化しつつ
加速することが確実視される今日、私たちに残された時間はほんのわずかだ。
そして、農山村地域こそ地球危機解決の主戦場だということもまた、すでに明白なこと
なのだが、日本は有効な政策手段を打てずにいる。
 こうした現代の最優先課題に正面から立ち向かう欧州の農山村地域の姿を紹介する
とともに、私がこの間欧州から学んできた多くのものを伝えたい。
もちろん、彼らの置かれた文化的・自然的条件の相違は決して小さくない。しかしだからこそ、
片方では既に実現化に至っており、他方がそこから学ぶことができる何かが、互いに多く
見出せるのだ。
 「農山村地域の再生」は、そのような種類の“超”現代的グローバルテーマだと思う。
また、日本の各地の農山村においても、人と人の「連鎖」で地域資源間の「連鎖」をつくる
優れた実践が始まっており、その調査分析結果も、研究会での論議の材料として可能な限り
提供したい。』 

*2009年度、協同総合研究所では『中山間地域の再生と協同労働の可能性』をテーマに
研究会を連続して開催します。会員以外の方々もご参加いただけますので、ぜひお越しください。