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7/2「協同組合運動とアソシエーション論」研究会開催!

 2012年国際協同組合年を前に、アソシエーション論の第一人者である田畑稔さんを講師に
お招きし、市民の自発的連帯組織である協同組合(協同労働の協同組合)の役割や期待、
課題などについてお話いただきます。皆さま、ぜひご参加ください。

■日 時:2011年7月2日(土) 13:30~16:30
■講 師:田畑 稔さん(大阪経済大学人間科学部教授、季報「唯物論研究」編集長)
■会 場:池袋第三区民集会室(JR池袋駅 歩15分/地下鉄要町駅 歩5分)
      東京都豊島区池袋3-29-10 池袋図書館
      ★今回は会場が異なりますのでご注意ください!!
■参加費:会費1000円 (協同総研会員・学生・障がい者、500円)
■主催・問合先:協同総合研究所
     東京都豊島区池袋3-1-2 光文社ビル6階
     TEL 03-6907-8033 FAX 03-6907-8034 E-Mail: kyodoken@jicr.org  URL http://jicr/org
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講師メッセージ
 『失業、非正規雇用化、“孤族”化など、生活不安が身近なところまで押し寄せてきている。
もはや、国家や市場、あるいは会社や家族に頼りきることはできず、そういう既存の枠組み
だけで考えているかぎりは、日本社会の将来展望は全く立たなくなってきている。
 そこで、市民の自発的連帯組織の役割を画期的に強める必要が、各方面で自覚されつつある。
ただ、対症療法的にそれが必要だということにとどまらない。市民の多様な自発的連帯組織が
主役となるような社会へと、地道に、しかし根本から日本社会を変えていくという気概をもって、
この混迷した時代に立ち向かわねばならない。
 市民の自発的連帯組織(アソシエーション)の典型的な組織が、協同組合とNPOであり、その点で
協同組合・NPOに対する人びとの期待は高く、これからの社会的責任は大きくなりつつある。
そのためにも、失業問題を景気刺激策だけで考えず、市民が連帯して仕事づくりをする
“協同労働”型の協同組合がもっと活躍できるようにしなければならない。
今回は、私から「アソシエーションの理論と実践」の現状と課題を概括的に紹介させてもらい、
協同組合やNPOの皆さんと、意見を交わしたいと願っています』。 (田畑 稔氏)
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