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5月21日(土)研究会「地域循環型エネルギー~小水力発電の可能性」を開催します。

協同総合研究所 「中山間地域の再生と協同労働の可能性」研究会

■テーマ
 地域循環型エネルギー~小水力発電の可能性
 小水力発電が拓く、地域と社会の未来
■日 時
 2011年5月21日(土)13:30~16:30
■会 場
 日本労働者協同組合連合会6F会議室
■講 師
 小林 久さん(茨城大学農学部地域環境科学科教授)
■参加費
 1,000円(協同総研会員・学生の方は500円)
■主 催
 協同総合研究所
■後 援
 東京農工大学朝岡研究室、千賀研究室
■問合せ・申込先
 協同総合研究所
 東京都豊島区池袋3-1-2光文社ビル6F
 TEL 03-6907-8033 FAX 03-6907-8034
 E-mail kyodoken@jicr.org
 URL http://jicr.org
 アクセス(地図) http://jicr.roukyou.gr.jp/about/map.html
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  今日、小水力や風力、太陽熱、バイオマスなどを活用した自然エネルギー(再生可能エネルギー)を自給する取組みが全国に広がっており、自然エネルギーによる自給率(需要量を上回る再生可能エネルギー量から自給率を算出)を自治体で別に試算した「永続地帯2010年度版報告書」によれば、自給率100%を超える自治体(市町村)は全国に57あると言われています。その供給源のうち、小川や水路など農業水利施設を活用した小水力発電(1万キロワット以下)が45.8%と最も高く山や川、さらには田んぼが多い日本の国土にはうってつけの発電方法となっています(参照:季刊「地域」2011年春号)。
  『自然エネルギーとしての水力の特徴は、一つには、その安定性とエネルギー密度の濃さがあります。…地球環境への影響が小さいことも小水力の魅力です。そしてなんといっても、最大の魅力は燃料が要らないこと。1年間に8,000キロワット時の電力生産ができる1キロワット出力の小水力発電所は、毎年2,000リットルの石油が採掘できる油田と同じ力があると考えられます。小水力は、持続性、安定性、環境親和性という点で、圧倒的に優れた自然エネルギーと言えるのです』、『土地の自然を生かして農作物や木材、そしてエネルギーをつくり、都市部に供給することで潤う。そんな地域の営みを支えるのが、小水力発電という訳です』(小林久さんの著作より引用)。
  3.11の東日本大震災による福島原発事故と放射能汚染の拡大は、これまでのわが国のエネルギー政策のあり方について、根本的な見直しを私たちに促そうとしています。今回、東京農工大学との共同研究の一環として、持続可能な循環型エネルギーとしての小水力発電の可能性について、小林先生にご講演いただきます。ぜひご参加ください。

コメント

原発に代わるエネルギーが切実に求められています。その一つとして、小水力発電に注目しています。