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2011年09月08日

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10月10日(月・祝)研究フォーラム「森林活用から考える暮らしと仕事」を開催します。

協同総合研究所 「農山村再生と協同労働」研究会

■テーマ 
 森林活用から考える暮らしと仕事
■日 時
 2011年10月10日(月・祝)13:00~17:00
■会 場
 明治大学駿河台キャンパス研究棟第9会議室
 (JR中央・総武線、地下鉄丸ノ内線 御茶ノ水駅徒歩3分)
 アクセス(地図)はお手数でもこちらよりご確認ください。
 http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access_pri.html
■パネリスト
 佐藤 克彦さん(クライヴ林産企業組合相談役)
 中嶋 健造さん(NPO土佐の森・救援隊事務局長)
 多田 欣一さん(岩手県住田町町長)
■コメンテーター
 菊間 満さん(山形大学農学部教授)
 古谷 直道さん(協同総合研究所副理事長)
■コーディネーター
 横山 哲平さん(日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会)
■資料代
 1,000円(協同総研会員・学生・障がいのある方は500円*補助者一名は無料)
■主 催
 協同総合研究所
■問合せ・申込先
 協同総合研究所
 東京都豊島区池袋3-1-2光文社ビル6F
 TEL 03-6907-8033 FAX 03-6907-8034
 E-mail kyodoken@jicr.org
 URL http://jicr.org
 アクセス(地図) http://jicr.roukyou.gr.jp/about/map.html
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【開催趣旨】
 かつて日本の森林は、人びとにとってさまざまな恵みをもたらす身近な存在であった。森林は生物多様性を維持し、水源でもあり、季節ごとに豊かな食物を与え、生活に必要なエネルギーとして薪炭や道具や家の材料となる木材を供給してきた。一方、こうした森林の伝統的な利用はそこに暮らす人びとの仕事を作り、暮らしを支え、地域社会を存続させてきた。森林は暮らしの糧でもあった。だが、1960年代のエネルギー革命政策を機に森林の利用は大きく転換した。森は大規模集約型の木材供給源としての価値に偏り、それにあわせた森林管理が政策的に主流化し、森林は人々の暮らしの糧とは無縁の空間となった。その後、木材生産の林業は石油代替製品やグローバル化の波にものまれ、木材供給地としての競争力すら失った森林・山村エリアは、衰退・過疎化の途を辿ってきている。
 しかし、今日では木材生産とともに、人々の暮らしの糧としての森林の価値は世界の共通認識になった。国連は世界中の森林の持続可能な経営、保全、利用の重要性に対する認識を高めるべく、本年2011年を国際森林年(the International Year of Forests)に定め、暮らしの糧としての森林の意義を訴えていることにも、重要な変化がうかがわれる。
 さらに、日本の国土面積の約7割を占める森林を取り巻く問題は、山村だけの問題ではなく、今日では都市部の居住者に直結した生活と居住の安全保障の課題となっていることは見逃せない。
 そこで、多様で積極的な森林活用をする“くらし”、“仕事”から見えてくる森林や地域の持続可能性について考え、都市部に住む私たちができることは何かを考えてみたい。また、3.11東日本大震災の復興を、住民・市町村の自治と協同、人々のなりわいの再生などの視点で、“森林活用”から考え、多様な持続可能性を模索するフォーラムとしたい。

 「森は3億人の住まい 16億人が生計を立てている 私たちは皆 空気 水 住まいを森に頼っている でも森は傷つきやすい 森を賢く利用しよう 持続可能な将来のために 人類のために 森を育て、守りましょう (FAO(国際連合食糧農業機関)HPより)

 本年(2011年)は国連の定めた国際森林年です。国際森林年から来年(2012年)の国際協同組合年につなげていきたいとも考えています。
 大勢の方のご参加をお待ちしています。


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