3/23(土)協同総研 「福島を生きる 復興へ向けた産官学の仕事おこしへの取組み」
研究会: 「福島を生きる 復興へ向けた産官学の仕事おこしへの取組み」
3.11 から2 年。
福島原発事故による深刻な影響のなか、復興へ向けた取組みが続けられてきました。
その内の一つ「かーちゃんの力・プロジェクト協議会」は震災後、福島大学とともに女性農業者が中心となり立上げた団体です。あぶくま地域のかーちゃん達の知恵と技を生かして、地域の特産品や食品を加工・生産し販売するなど、仕事をおこし、雇用を創ってきました。多くの支援者ともつながり、プロジェクトでは新たに一般社団法人「ふくしまかーちゃんの力ネットワーク」を設立。ここが運営母体となって、県内や被災地の生産者による安全・安心な産品を提供する「産直カフェ・かーちゃんふるさと農園わぃわぃ」をオープンし(2012 年12 月)、
人びとが集う場となっています。
こうした取組みを中心となり支えてきた一つが福島大学の小規模自治体研究所です。
この研究所は小規模自治体が抱える課題解決への取組みを目的に2009 年に設立され、現場の声と現状をもとに、研究機関ならではのネットワークを生かして様々な市民団体や自治体と連携し、実践的な研究活動を続けています。震災後は原発事故という大きすぎる課題を地域と共に背負いながらも、福島の未来を築くため、実践的な取組みを拓いています。研究機関として如何にネットワークを生かし、産官学による地域をベースにした協働連携をつくってきたのか。
小さな研究機関の大きな挑戦から、共に歩むこれからの福島復興への道のりと、3.11 震災以降の地域づくり、仕事おこしについて考えたいと思います。
■講 師
塩谷弘康さん(福島大学教授)
<プロフィール>
1960 年生まれ。福島大学行政政策学類教授(法社会学)。
うつくしまふくしま未来支援センター企画・コーデイネート部門長、
福島大学小規模自治体研究所長、一般社団法人ふくしまかーちゃんの力ネットワーク理事など。
主な著書:清水修二ほか編著「あすの地域論」(八朔社,2008)、
境野健兒ほか編著「小さな自治体のおおきな挑戦」(八朔社,2011)
■日 時
2013年3月23日(土)13:30~16:30
■会 場
かーちゃんふるさと農園わぃわぃ 2 階「ゆいの庭」
福島市栄町10-3 キッチンガーデンビル(旧博向堂ビル)
※地図は、チラシをご参照ください
www.6jika.com/wp-content/uploads/2012/12/waiwai_chirashi.pdf
■参加費
300円(資料代)
■その他費用 ★希望者のみとなります★
昼食:800円(かーちゃんの力・プロジェクトによるお弁当)
交流会:3,000円(@ふるさと農園わぃわぃ)
※お申込みの際にご予約ください。
■主 催
協同総合研究所
■共催
労協連東北統合本部、ふくしまキッチンガーデン運営協議会
■お申込み・お問い合わせ
協同総合研究所
東京都豊島区池袋3-1-2 光文社ビル6階
Tel:03-6907-8033 Fax:03-6907-8034
E-mail: kyodoken@jicr.org