第391号(2025年11月号)

新規設立から見えてきた労働者協同組合・協同労働の可能性と課題

■巻頭言 
富沢 賢治  革命家・永戸 祐三
中川 雄一郎 アマルティア・セン教授と語り合った永戸祐三さん ―今でもあの言葉、忘れることはない―

■特集 新規設立から見えてきた労働者協同組合・協同労働の可能性と課題
~法施行 3 年を迎えて~
・特集にあたって
 池田 陽平  労働者協同組合法の施行状況
 北出 順子  福井でともに拓く・創る・働く ―ふくい協同労働推進ネットワークの挑戦と可能性―
 中西 大輔  労働者協同組合の可能性と課題について
 古村 伸宏  労働者協同組合法施行から3年
 藤井 恵里  労働者協同組合法施行から3年、そして4年目へ ワーカーズ・コレクティブの成果と課題
荻野 直人  共同連の社会的協同組合設立への取り組み
 山口 郁子  「ろうきん Lab」がめざす活動 ―労働者協同組合との連携の可能性と課題―
新規設立団体の紹介
・インタビュー 「檜原村を良くしたい」と労働者協同組合を設立して6か月
 岡部敬一郎/今玉利哲司/松岡賢二
 白頭 卓也  地域に火を灯す仕掛け人 ―ボランティア依存を断ち切る「稼ぎの自治」
 米田 朋代  編集者の労働者協同組合って?
 大橋 誠   酒造りは楽しい! 一緒に、お酒と酒蔵をつくりましょう!
 齋藤 紀美子 労働者協同組合ごまのたねの設立および今後の課題
 本田 涼子  労働者協同組合コトノワの活動と今後の課題
 山本 摩衣子 労働者協同組合にわとコの設立と地域の仕事としての空き家管理 ―山形市における空き家再生と地域協働の試み―
 労働者協同組合みんなの暮らし研究所 労働者協同組合みんなの暮らし研究所の活動と今後の課題  
多様な協同労働組織
 竹内 宏彦  足の健康にこだわる

■ IYC2025 記念企画
 中野 理   英・マンチェスターでICA総会 協同労働はよりよい世界を築く IYC2025世界の協同組合人が決意を新たに
 木元 志織  マンチェスターICA大会に参加して学んだこと
 須藤 心   私が実感した協同組合が国際的つながることの意味
■ 社会的連帯経済まんだら(第 17 回)
 前田 健喜  協同を増殖する「協同の縁」プロジェクト
■ 協同のひろば
 走井 洋一  保育と協同性 ~「森のようちえん つむぐり」の実践~
 手塚 智子  FECの自給圏を目指す市民エネルギーとっとりとワーカーズコープとの「協同による地域循環共生圏の再生」の取り組み
 清水 菜保子 世界に広がる公共善エコノミーの活動とその可能性
集会報告 第64回社会教育研究全国集会北海道集会 in 恵庭を終えて
 吉岡 亜希子 社会教育ルネッサンス:今こそ社会教育の本質を問う ―地域に根を張り、学びと協働で築く新時代― 不確実な社会だからこそ 語り合おう 学び合おう 
 鈴木 祥江  “社会教育”という言葉も意識しながら協同労働を実践していきたい
 小林 悠之介 自らが主人公となる学び方と働き方
■ 会員だより
 前山 総一郎 「地域連携で人を生かす就職支援」運動から生まれた一般社団法人オペラワーク機構 ―「人と組織が響きあいながら成長する地域モデル」を目指して―
■ 自著を語る  石本 依子
■ 私の本棚   田嶋 康利
■ 連合会だより 松垣 芳伸
■ 研究所だより 田嶋 康利
■ 活動日誌