第330号(2020年5月号)

労働者協同組合運動から労働者協同組合法ができる -市民・労働者が主人公となる地域づくり、職場づくりを本格化するために-

巻頭言

コロナ禍から見えてきた社会に必要不可欠な労働の価値
利根川 德

特集

労働者協同組合運動から労働者協同組合法ができる -市民・労働者が主人公となる地域づくり、職場づくりを本格化するために-
特集にあたって
相良 孝雄
労働者協同組合法からポストコロナ社会を構想する
古村 伸宏
労働者協同組合法案の概要・ポイント・経過
田嶋 康利
画期的な時代の始まりを告げる 「労働者協同組合法」 ―勤労によって仕事を起こし、地域をつくり、人を育て、文化を高める ―
池上 惇（京都大学名誉教授）
労働者協同組合法がもたらす社会の発展
中川 雄一郎
労働者協同組合法の歴史的意義と課題
富沢 賢治
コロナ危機における地域再生と労協法案
青竹 豊
労働者協同組合法を自治の現場で生かすために
中西 大輔
アメリカの労協法が示唆すること
松本 典子
法制化後、直面するであろう難しさも見据えた 議論、調査研究を ―特に事業者と労働者を守ることができる、ディーセントワークのための制度インフラの構築が急務―
田中 夏子
べてるの家の実践と労働者協同組合法が社会にもたらすもの
向谷地 生良
「労働者協同組合法」の制定が 今後の社会にもたらす新たな可能性 ―「自らの生活と働きに基づいた民主主義」という質的に新しい社会―
前山 総一郎
小農とワーカーズコープ
萬田 正治
労働者協同組合法が社会にもたらすであろうこと ～小規模多機能自治の視点から ～
板持 周治
労働者協同組合法案（未定稿）に対する私の意見
石見 尚

海外レポート

経済危機と国家撤退に対応する イタリアのコミュニティ協同組合 社会経済発展の新しいモデル
ミケーレ・ビアンキ【Michele Bianchi】／マルセロ・ヴィエタ【Marcelo Vieta】
翻訳：荒井絵理菜

協同の広場

映画『Workers 被災地に起つ』 神戸・元町上映でのアフタートーク
内田 樹

会員だより

二宮尊徳の救済・復興事業と協同組合 (労働者協同組合法の制定によせて)
田代 明

労協連だより

髙成田　健

研究所だより・活動日誌

相良　孝雄