第232号(2011年11月号)

地域循環型社会と地域協同

巻頭言

「『菜の花が世界を救う!』に夢をたくして」 菜の花プロジェクト&バイオマス事業のこれまでとこれから ~F・E・C自給圏の確立と地域資源循環システムの構築をめざして~
ろうきょう菜の花プロジェクト全国ネットワーク 事務局長       
労協連合会 食農環境・産消連帯推進部 副部長 富田 孝好

特集

地域循環型社会と地域協同
『農山村再生と協同労働』研究会フォーラム 国際森林年から国際協同組合年へ 「森林活用から考える -暮らしと仕事」
編集部
第1部「森林活用から考える-暮らしと仕事」 実践報告 第1報告 地域から考える仕事と くらし(熟年層世代のもつ可能性)
佐藤 克彦(沖縄県・クライヴ林産企業組合相談役)
『農山村再生と協同労働』研究会フォーラム 「森林活用から考える-暮らしと仕事」第2報告 副(複)業型自伐林家のススメ  全国に広がる「土佐の森方式」 ~地域に根ざした小規模分散型自伐林業システムの確立  間伐材・林地残材の収集運搬システムのご紹介~
中嶋 健造(高知県・NPO法人土佐の森・救援隊事務局長)
『農山村再生と協同労働』研究会フォーラム 「森林活用から考える-暮らしと仕事」第3報告 地域資源を活用した 木造仮設住宅プロジェクト
多田 欣一(岩手県・住田町 町長)
第2部 「森林活用から考える-暮らしと仕事」 シンポジウム
パネリスト:佐藤 克彦(沖縄県・クライヴ林産企業組合相談役)
         中嶋 健造(高知県・NPO 法人土佐の森・救援隊事務局長)
   多田 欣一(岩手県・住田町町長)
コメンテーター:菊間 満(山形大学教授)、古谷 直道(協同総合研究所副理事長)
コーディネーター:横山 哲平(日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会)
「森林活用から考える-暮らしと仕事」 シンポジウムコメント 国際森林年にあたり世界と 日本の林業労働の課題を考える
菊間 満(山形大学農学部生物環境学科教授、協同総研理事)
「森林活用から考える-暮らしと仕事」 シンポジウム:コメント
古谷 直道(協同総研副理事長)
協同によるエネルギー自立の 村づくり:ドイツの事例
石田 正昭(三重大学大学院生物資源学研究科教授、協同総研会員)
ナタネの多段階利用の可能性と課題 ―ソーシャル・エコ・ファーム、 さらにはFEC自給圏の実現のために―
川手 督也(日本大学生物資源科学部食品ビジネス学科准教授、協同総研会員)
2011年5月21日 「農山村再生と協同労働の可能性」研究会報告 地域循環型エネルギー ~小水力発電の可能性 小水力発電が拓く、地域と社会の未来~
小林 久(茨城大学農学部地域環境科学科教授)

海外レポート

資料から読むイタリアの社会的経済(8) イタリア非営利組織をめぐる ネットワーク組織の現状、機能 ―とくに「テルツォ・セットーレ」による「協働」構築に着目して―
田中 夏子(都留文科大学文学部社会学科教員、協同総研理事)

連載

協同労働の協同組合法(仮称)への いざない (3−1)
島村 博(協同労働法制化市民会議法制・国対幹事、協同総研主任研究員)
第3回 東北復興現地レポート ―仕事おこしの実践と研究―
楠野 晋一(協同総合研究所研究員)

その他

232号_134-136_連載_第3回 東北復興現地レポート
楠野 晋一(協同総合研究所研究員)

労協連だより

古村 伸宏

研究所だより・活動日誌

細 越 雄 二