第218号(2010年9月号)

協同労働の共同研究2010

巻頭言

地域における「協同」の再構築を
東京農工大学大学院教授・連合農学研究科長 千賀 裕太郎

特集

協同労働の共同研究2010
特集にあたり ―大学・研究者との協同―
「学び」の主体から「教育」の主体へ 共同研究「地域連携型コミュニティ支援のあり方 -多摩地区をモデルに」の2年間の総括
須賀 貴子(ワーカーズコープ・センター事業団東関東事業本部、東京農工大学大学院博士課程)
仕事おこしに向けての3年目 ―東京農工大学とワーカーズコープとの共同研究の今―
幡野 雄大(ワーカーズコープ・センター事業団FUSSA地域福祉事業所所長、写真左)
玉木 伸博(ワーカーズコープ・センター事業団東関東事務局長、協同総研理事、写真右 )
「協働」研究2年のまとめと 今後の課題
下村 朋史(ワーカーズコープ東久留米地域センター事業所所長、協同総研理事)
農業、地域の再生へ 協同労働の力発揮に、今なぜ食・農・環境分野の 本格的な取組みが必要か ―協同総研が労協連合会から研究を受託―
島田 圭一郎(協同総研理事長)
労協(ワーカーズコープ)連合会の 委託研究2010 食・農・環境に関する研究計画(概要)
古谷 直道(協同総研副理事長)
「つながり」と協同を重視した 農山村再生の可能性 ―共同研究の課題―
朝岡 幸彦(東京農工大学大学院教授、協同総研理事)

協同の広場

「新しい公共」と「社会的事業所」 ―共生型経済推進フォーラム・7月25日シンポジウム報告―
濱西 栄司(NPO法人共生型経済推進フォーラム理事、京都大学非常勤講師)
つながりを作る仕事を創る 基金訓練から社会的事業者コース、そして仕事おこしへ
野上 ゆみ(ワーカーズコープ・センター事業団大野城事業所)
和光地域福祉事業所(指定管理者施設)の 5年間に学ぶ
藤谷 英樹(ワーカーズコープ・センター事業団東関東事業本部千葉エリア)

会員だより

ワーカーズコープとレイドロー報告30年 ―長野県での実践―
小澤 房生(長野県高齢者生活協同組合前副理事長、会員)

書籍紹介

農村サードセクター論 ―コミュニティ再生論を超えて―
田渕 直子著、出版社:日本経済評論社、2009年12月、4,200円+税
不況は人災です! ―みんなで元気になる経済学・入門―
松尾 匡著、出版社:筑摩書房、2010年7月、1,600円+税

連載

21世紀協同組合の社会経済的地位 主要国の憲法における協同組合規定(上) ―G7・G20諸国―
堀越 芳昭(山梨学院大学経営情報学部教授、協同総研副理事長)

その他

「いま『協同』を拓く2010 全国集会 in 四国」ニュース
青木 未知(協同総合研究所)

労協連だより

古村 伸宏

研究所だより・活動日誌

榎本 木綿