第208号(2009年11月号)

協同労働による仕事おこしの歴史と展望

巻頭言

協同労働運動への30年 ―その生命力はなぜ維持され、発展してきたのか、 この大激変社会での協同労働運動の使命・任務は何か ―
永戸 祐三 日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会理事長 

特集

協同労働による仕事おこしの歴史と展望
特集にあたり
編集部
ワーカーズコープの仕事おこし、 その歴史と展望
古村 伸宏(日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会専務理事、協同総研常任理事)
社会的排除からの挑戦 ~ 協同労働による新しい地域社会・就労創出の創造へ~
田中 羊子(ワーカーズコープ・センター事業団専務理事、会員)
提言1 日本社会の構造的・抜本的変革のための「政策」大綱(案) 破綻する社会 困難・危機を乗り越えーよみがえれ! 人間性あふれる社会  創造しよう! 真に豊かな21世紀日本 日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会
編集部
提言2 高齢者保健福祉事業の再生を軸に、介護の閉塞状況を 打ち破り、『予防重視型社会』への大転換を
編集部
浦河における「協同労働的起業」に 基づいた就労支援 向谷地 生良
(北海道医療大学看護福祉学部教授、浦河「べてるの家」理事、協同総研理事)
年齢やハンディを越えて共に働く 「コミュニティ・レストラン青いそら」
浅草 秀子(ワーカーズ・コレクティブネッワークジャパン運営委員/NPO法人ワーカーズ・コレクティブ青いそら理事長)

協同の広場

多種多様な人の結合点となる 清掃現場、その力の正体
酒井 厚行(労協センター事業団・病院・生活総合支援事業推進部、会員)
15人の若者と向きあい、互いに学んだ清掃現場 『これは事業所が試されよっとよ』
川地 素睿(日本労協新聞、会員)
若者の自立支援は、 センター事業団がやらなけ ればならない問題です
新本 ハルヨ(労協センター事業団大牟田事業所所長、 写真前列右より2番目)

会員だより

NPO法人「コミュニティルネッサンス 研究所」を立ち上げて
加納 三千子(福山市立女子短期大学名誉教授、会員)

論文

「新しい公共」の模索とその哲学
吉田 健一(鹿児島大学稲盛アカデミー特任講師、会員)

連載

協同組合における不分割積立金の歴史と理論 国際協同組合原則における 不分割積立金(上) ― 不分割共同資本の原則―
堀越 芳昭(山梨学院大学経営情報学部教授、協同総研副理事長)
ワーカーズコープ版「田舎で働き隊!」事業報告(第3回)農山漁村と都市との共生をめざして ―ワーカーズコープとの協同、都市と農村の協働へ―
井上 啓(NPO法人農都共生全国協議会事務局長)

その他

「共生の時代を切り拓く協同 組合の社会的使命」(要旨)
内橋 克人(経済評論家)
追悼 野寄 雅博さん
協同総研一同より 永戸 祐三
(日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会、
ワーカーズコープ・センター事業団理事長)

労協連だより

古村 伸宏

研究所だより・活動日誌

榎本 木綿