第200号(2009年3月号)

居住福祉社会の構想と協同労働の可能性

巻頭言

反貧困・反失業 ―新しい仕事おこし、支えあい、助けあい、 働きがいのある社会をめざして―
笹森 清(労働者福祉中央協議会会長/協同労働の協同組合法制化をめざす市民会議会長)

特集

居住福祉社会の構想と協同労働の可能性
特集にあたり ―生きる・暮らす・働く環境を支える居住福祉―
居住福祉という考え方 ―住居と労働は車の両輪―
早川 和男(日本居住福祉学会会長/神戸大学名誉教授/会員)
中心市街地再生と居住福祉法学の課題 ―青森・アトランタ調査の事例から―
吉田 邦彦(北海道大学法学研究科教授(民法、居住福祉法)/協同総研理事/日本居住福祉学会副会長)
中山間地の再生と居住福祉
高橋 典成(岩手県西和賀町 ワークステーション湯田・沢内事務長/NPO法人輝け「いのち」ネットワーク代表)
ホームレス問題と居住福祉 ―就労問題を通して―
岡本 祥浩(中京大学総合政策学部教授/日本居住福祉学会事務局長/会員)
若年層の住まいとライフコース
平山 洋介(神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授)
新しい人間の絆の再生へ ―映画『私の街・多摩ニュータウン』―
森 康行 (記録映画作家)
協同労働はそこにある ―高根台団地と労協船橋事業団―
菊地 謙 (労協船橋事業団専務理事/協同総研常任理事)
夕張における「高齢者共同住宅」の構想 ―1,200人の高齢者アンケート調査から―
吉田 裕( ワーカーズコープ夕張地域福祉事業所「みな乃屋」所長/会員)

会員だより

高等学校にも格差を感じさせる時代
加藤 一 典(専修大学玉名高等学校教員/会員)

資料

現在の世界的経済危機において重要性を増す協同組合に関する声明

その他

新しい公共と市民自治シリーズ 新しい公共と市民自治を考える
労働の世界の再創造を
内山 節(哲学者/NPO法人森づくりフォーラム代表理事)

労協連だより

古村 伸宏

研究所だより・活動日誌

関 智子