一般社団法人 協同総合研究所 Japan Institute of Co-operative Research

法制化

Legislation

「協同労働」ってなんだろう?

日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会が20年にわたり、制定に向けて取り組んできた、ワーカーズコープの法律「労働者協同組合法」が、2020年12月4日に制定されました。

法律の目的の第一条には、「この法律は、各人が生活との調和を保ちつつその意欲及び能力に応じて就労する機会が必ずしも十分に確保されていない現状等を踏まえ、組合員が出資し、それぞれの意見を反映して組合の事業が行われ、及び組合員自らが事業に従事することを基本原理とする組織に関し、設立、管理その他必要な事項を定めること等により、多様な就労の機会を創出することを促進するとともに、当該組織を通じて地域における多様な需要に応じた事業が行われることを促進し、もって持続可能で活力ある地域社会の実現に資することを目的とすること。」と明記されています。

法制化によって、ワーカーズコープが社会に正しく理解されるようになり、社会的な関心も高まると考えられています。要件を満たせば誰もがワーカーズコープを設立できる時代がはじまり、協同労働という働き方が社会に広がることで、働くことに関する人びとの価値観も変化していくことが期待されます。

協同労働という働き方について分かりやすく紹介したチラシがありますのでご覧ください。

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