協同総合研究所 総会記念講演会

テーマ:コミュニティデザインとしての『面識経済』―持続可能な地域づくりを展望する

講師:山崎亮 氏(studio-L代表、関西学院大学建築学部教授、コミュニティデザイナー、社会福祉士)
*講師はオンライン参加の予定です

日程:2026年6月28日(日)14時~16時00分

会場:オンライン+ワーカーズコープ連合会本部C会議室(豊島区東池袋1-44-3池袋ISPタマビル8階)https://jicr.roukyou.gr.jp/access/

参加費:会員無料/一般(非会員)500円

申込:https://peatix.com/event/5012649/view

 

問合せ:協同総合研究所 TEL : 03-6907-8033 Email : kyodoken@roukyou.gr.jp

 

【講師プロフィール】

1973年愛知県生まれ。大阪府立大学大学院および東京大学大学院修了。博士(工学)。建築・ランドスケープ設計事務所を経て、2005年にstudio-Lを設立。地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わる。まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、市民参加型のパークマネジメントなどに関するプロジェクトが多い。

著書に「コミュニティデザインの源流」(太田出版)、「縮充する日本」(PHP新書)、『ケアするまちのデザイン』(医学書院)、「面識経済」(光文社)など多数。

 

【開催趣旨】

現代社会で「常識」とされる、より多く儲け、より多く消費・廃棄する-このような経済観やそれに基づく「消費的な人生」が覆う現代社会において、コミュニティデザインの経験を基に、山崎さんは「顔が見える関係(面識関係)にある人の間で行われる経済活動」として「面識経済」を提唱されている。

労働者協同組合法の施行により3年以上が経過、現在180を超える労働者同組合が設立されている。新しく誕生した労協の多くは小規模の協同組合であり、また大規模の労協においても事業所単位でみればその多くは「面識経済」との親和性が高いと言える。

グローバル経済に対抗して、ローカル経済やコミュニティ経済などの言葉もつくられているが、「面識経済」はもっと小さい規模として位置付けられ、それは地域の経済循環を意識して活動し、非面識的な労働時間を減らして余暇を増やして面識的な仕事を「愉しむ」(コンヴィヴィアル)ということだ。

複合的な危機の時代に、地域で循環する経済をつくるために、愉しさを追求する活動的な人生を歩むためにどうしたよいのか、共に考えたい。