日本社会連帯機構&協同総合研究所 戦後80年企画

世界はなぜ戦争に向かうのか?―世界に戦争をもたらしてきた西洋的「正義」を検証する。

講師:西谷修氏(東京外国語大学名誉教授/日本社会連帯機構副理事長)

【日時】11月18日(火)18時∼20時

【会場】ワーカーズコープ連合会 8階A会議室+オンライン

【主催】一社)日本社会連帯機構/一社)協同総合研究所

【参加費】会員:無料/一般:500円

【参加申込】

11月14日(金)までにQRコードまたはリンクからお申込みください。

https://peatix.com/event/4629150/view

 

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2つの世界大戦を経験した世界は、1945年に発足した国連の国連憲章で「武力による威嚇又は武力の
行使」を禁止しました。しかし現実には、その後も戦争は世界各地で繰り返されています。戦争で犠牲になるのは常にその地に暮らす普通の人々です。今もまた、ウクライナで、ガザで戦禍に巻き込まれて平穏な生活を奪われ、命を奪われる人たちがいます。
日本国憲法第9条で非戦の立場を明らかにした日本もまた、アメリカの世界戦略の下で自衛隊を創設し、軍備の増強を進めてきました。田中角栄元首相は「戦争を知らない世代が政治の中枢になった時が怖い」という言葉を残していますが、戦後80年を迎え、日本においても戦争の記憶を持つ人たちは年を追うごとに少なくなっています。
さらに「アメリカファースト」を掲げるトランプ大統領の再登場により、国際社会における国家間の対立は深まっているようにも見えます。アメリカと同盟関係にある日本はこのような時代状況において、どのような道を歩めばいいのでしょうか?
このたび『戦争と西洋——西側の「正義」とは何か』(筑摩選書)を上梓され、これまでも独自の視点から戦争論を語られてきた西谷修氏を講師に迎え、現在の世界情勢をどのように見ればいいのか、それに対して私たちはどう向き合えばいいのかを考える研究会を、日本社会連帯機構と協同総合研究所で共催することになりました。何かと忙しい時期で、平日夜の開催となりますが、多くの皆さんの参加をお待ちしております。

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【問い合せ】

一般社団法人協同総合研究所