会員でプロダイバー、環境活動家の武本匡弘さんより、書籍発刊の知らせと寄贈を頂きましたのでご紹介いたします。

海の中から地球が見える~気候危機と平和の危機~
著者・編者:武本 匡弘

地球の危機を救うために
海から見えることを知ってほしい

購入はこちらから

~~~~~
ダイビングキャリア40数年の著者は、国内外様々な海で潜ってきました。

最初の約20年間は、どこの海で潜っても生物多様性豊かな素晴らしい海を見ることができました。
ところが後半の200数年間、海洋環境は地球規模で劇的な変容をみせて来ました。

これは「地球温暖化・気候変動」の影響と言われています。

そこで、海の中だけでなく太平洋のもっと遠くの海で何が起きているのか?
著者は自ら操船するヨットで太平洋探査航海を始めます。

そこで見たものは正に気候は危機的になっている。
海、風、海流などの変化、そして被害に遭っている太平洋の島々に暮らす人々。

さらに自給自足が出来なくなった島の若者達が貧困などから軍隊に入る姿、核実験などで汚染され続ける海…。
これは決して遠い国々で起きている事ではなく、今まさに日本はウクライナ危機で現実的になっていると著者は警告をしています。

この地球の危機的な状況と、あらゆる軍事行動による環境破壊とは、その根の部分で"同じ問題である"ということを、長く太平洋の国々と関わってきた著者は直観的に感じていました。

いま、正に人類は地球規模で二つの危機を迎えています。
それが「気候危機」と「平和の危機」なのです。

字が大きくて読みやすい!
全て著者の撮った水中写真を含む計96枚のカラー写真と、文で綴る海・地球・平和への思い。

版元ドットコムより
~~~~~

目次
第1部 気候危機
❶気候変動 ― サンゴの悲鳴
❷気候危機 ― 海は熱くなっている
❸気候正義―誰かを犠牲にして成り立つ社会
❹猿の惑星・家畜の惑星・コロナの惑星―海の中でもパンデミック・気候危機とパンデミック
❺知ることが希望―当たり前のことから疑ってみる

第2部 平和の危機
❻戦争と環境破壊
❼気候変動で終わらない戦後
❽経済的徴兵
❾経済的徴兵はつくられていく
❿辺野古からの伝言
⓫自分で社会を変えられる?
⓬「気候危機」も「平和の危機」も希望の種で解決できる
⓭希望への旅 ~Just Like Starting Over ~