NHK番組「100分de名著」の1月の名著として「資本論」が取り上げられ、ワーカーズコープ連合会やセンター事業団でも登壇していただいている、大阪市立大学の経済思想研究者、斎藤幸平さんが解説を行いました。

全4回の内容は以下となります。
第1回 1月04日放送 「商品」に振り回される私たち
第2回 1月11日放送 なぜ過労死はなくならないのか
第3回 1月18日放送 イノベーションが「クソどうでもいい仕事」を産む!?
第4回 1月25日放送 〈コモン〉の再生

NHKテキスト100分de名著の「資本論」の中でも、ワーカーズコープについて言及されていますが、プロデューサーAのこぼれ話の中においても「ワーカーズコープ」の可能性について言及されておりましたので、ご報告します。

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・・・実は、私たちが今、属している家族、地域社会、団体、会社など、さまざまな共同体の中で少しずつでも自覚的に始められることです。もちろん今のままでもできますし、もしも今所属している共同体や会社で難しいのであれば、自分たちで作ってみる。優秀なIT技術者やエンジニアたちが利益優先の会社を飛び出て「コモン」を拡大していけるような「ワーカーズ・コープ」を立ち上げてみる。今の状態では理想が実現できないと考えた官僚や検察官などが、本当の「公」のために、市民たちの本当の「コモン」を守れるような法律事務所やNPOを立ち上げる……いろいろな形が考えられます。

――100de名著資本論プロデューサーAのこぼれ話より

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