9/26(土)第4回「社会的連帯経済×協同労働」オンライン研究会開催のお知らせ 2020.09.08
【開催趣旨】
労働者協同組合法が2020年6月12日に全党全会派の賛成で衆議院に提出され、次期臨時国会で成立を目指しています。本法律ができたときには労働者協同組合の社会的信用と認知が広がるとともに、3人以上の発起人が集まれば、協同組合組織をつくることができます。それは地域で市民・労働者が協同を価値とするコミュニティを形成することができることで、持続可能な活力ある地域社会の実現の主体者が生まれることにつながると考えています。労働者協同組合(ワーカーズコープ)は、社会的経済組織(協同組合)であるとともに、連帯経済を推進する組織であり、社会的連帯経済の担い手として大きな期待が寄せられています。
「社会的連帯経済×協同労働」研究会は、2つの問題意識があり開催しています。第1は「日本において」社会的連帯経済を実装化するための戦略・問いを明らかにすることです。第2は働く人・関わる人が協同の力で自己決定する「協同労働」の働き方を社会的連帯経済に関係する思想・実践と掛け合わせることで何が生まれるのかを考えることです。そのために本研究会では、社会的連帯経済・協同労働の実践と理論をつなぎ合わせ、参加者同士の対話を通じて、連帯する・協同する社会づくりを探究できればと考えています。
第4回目では、市民・住民同士が連帯・協同していく仕組みや市民がコミュニティづくりの主体者となる実践を学び、協同労働をコミュニティづくりにどのように活かせるのかを参加者全員で議論します。今回の研究会はオンラインによる開催で、参加費は無料となります。はじめて参加いただく方も大歓迎ですので、どうぞ気軽にご参加ください。お待ちしております。
【開催概要】
日 時:2020年9月26日(土)13:30~16:30
場 所:オンライン開催(参加希望者にアクセス情報を送ります)
参加費:無料
内容:
報告① 東近江市のまちづくりのグランドデザイン・成果・展望
北川 憲司さん(滋賀地方自治研究センター 理事長)
報告② 農山漁村の起業に見る生業づくりと地域づくりの連関
阿高 あや(日本協同組合連携機構 基礎研究部副主任研究員)
【参加申込】
9月18日(金)までに、こちらのリンク先もしくは、メール等で当研究所にご連絡ください。
【連 絡 先】
一般社団法人協同総合研究所 東京都豊島区東池袋1-44-3 池袋ISPタマビル7階
Tel: 03-6907-8033Fax: 03-6907-8034 E-mail: kyodoken@roukyou.gr.jp 担当:荒井・岩城