協同組合研究の成果と課題1980-2012 2020.01.11
タイトル:『協同組合研究の成果と課題1980-2012』
著 者:堀越芳昭/JC総研(編)
発 行:2014.4
解 説:
1980年から2012年までの33年間における日本の協同組合に関する研究を総括し、今後の研究課題を提示した書。国際協同組合運動、理論と歴史、法制、そして全協同組合と関連分野の社会的企業を網羅する。
目次
序 文
第1章 国際協同組合研究史
~1980年から現在まで~
はじめに/レイドロー報告/
持続可能な社会のために:ベーク報告と参加型民主主義/
協同組合のアイデンティティに関するICA声明
第2章 協同組合の理論と歴史研究
世界の協同組合運動の展開/わが国協同組合研究の推移/
協同組合の理論と歴史の研究/今後の研究課題
第3章 協同組合法制研究
協同組合法総論/協同組合法各論/今後の研究課題/文献・資料案内
第4章 農業協同組合研究
「自由化」と「改革」のせめぎあい/制度改革と農協/
組合員と組合員組織/事業体としての農協/その他の重要な研究/
岐路に立つ農協運動
第5章 漁業協同組合研究
漁協の動向/研究成果/今後の研究課題/おわりに
第6章 森林組合研究
研究動向/主要文献の研究成果/今後の研究課題
第7章 生活協同組合研究
生協をめぐる社会と研究の動向/主要文献の研究成果/
今後の研究課題
第8章 中小企業協同組合研究
研究動向と成果/今後の研究課題
第9章 ワーカーズ協同組合研究
ワーカーズ協同組合論研究先史(戦後から1970年代まで)/
ワーカーズ協同組合論研究の基本動向/主要文献の研究成果/
今後の課題
第10章 協同組合金融研究
当該期間以前を振り返って/
金融の自由化・国際化における理論的展開/
バブル崩壊と協同組織金融の原点/課題と展望/おわりに
第11章 共済理論研究
1980年代以降の共済理論の特徴/
2000年代以降、現在までの共済理論の特徴/
今後の共済理論の方向
補 章 社会的企業研究
社会的企業以前の市民事業論・コミュニティ・ビジネス論/
米国社会的企業論の影響を受けた企業サイド・アプローチ ほか