タイトル:『協同で仕事をおこす 社会を変える生き方・働き方』

著  者:広井良典

解  説:

自ら出資し、働き、経営する。地域福祉、子育て支援、公共サービスなど多くの分野で人と地域に役立つ仕事を創り出し、生活を保障する。
新しい公共を担う21世紀の新しい働き方 <ワーカーズコープ = 協同労働> の世界を具体的に描く。

目次

プロローグ 震災復興と協同労働  永戸祐三×広井良典
 1 脱成長社会への道
 2 都市と農村をつなぐ協同労働
 3 地域の自立と循環をめざして

1 みんなで出資し、責任を分かち合い、仕事をおこす  田中羊子
 1 東北にこそ日本社会を変える力がある
 2 ワーカーズコープの理念と原則
 3 市民・地域主体の新しい日本社会の創造へ
 《現場からの声》お金は後からついてきた 岡元かつ子

2 サラ金も解決、葬儀もやります 東京都墨田区  高成田健・松沢常夫
 1 困ってたら、ほっとけない
 2 利用者本位のケアサービス
 3 親密な関係を生み出す協同労働
 4 家族のように支えるケアをめざして
 《現場からの声》生活保護受給者の就労を支援 小澤真

3 子育て支援の輪 どこまでも 福岡県大野城市  松沢常夫
 1 ワーカーズ? 何それ!
 2 労協宣言
 3 怒濤の攻め
 4 自前の事業をつくる
 5 人を敬う労働
 《現場からの声》お腹も心も満腹になる児童館をめざして 杉山由美

4 自分たちも地域も元気に  鹿児島県霧島市  川地素
 1 なんでも、まずやってみる
 2 管理しない学童クラブ
 3 食育から農業へ
 4 原則を守りながら広げる
 5 共感を引き出す
 《現場からの声》面接の不採用者と一緒に仕事をおこす 平井英之

5 若者を応援したい 北海道釧路市  原戸僚子
 1 若者の就労を支えるサポートステーション事業
 2 商店街とともに
 3 ステップアップの場を地域に設ける
 4 支え合える職場
 《現場からの声》菜の花プロジェクトで若者に働く場を 湯本理沙

6 買い物難民を救え  長野県諏訪市  川地素・海野隆司
 1 買い物ができない
 2 急展開で出店へ
 3 顔が見える小さな商店街
 4 労協の理念の結実
 5 地域の共同財産
 《現場からの声》高齢者が始めたコミュニテイ食堂  中村多恵子

7 経営危機を乗り越え、次へ  宮城県大崎市  本田真智子
 1 予防重視のデイサービスを始めてみたが……
 2 閉鎖の危機と意識改革
 3 デイサービスのイメージ変化と効果
 4 小規模多機能型施設の開設
 《現場からの声》演劇をとおして高齢者が元気を発信  小西金太郎

8 障がい者と共に仕事を創る  奈良県奈良市   川地素
 1 仕事を人に合わせる
 2 協同労働という働き方
 3 新しい事業に踏み出す
 《現場からの声》院内感染を防ぐクリーンキラーAの開発  古谷直道

あとがき 藤田徹