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5/28 初日の感想 |
マドリード労協連理事長ルベン・ビジャ氏と |
皆様におかれましては、お変わりございませんでしょうか?28時間に及ぶ長旅も終え、ようやく私もマドリードに到着しました。現在、マドリードの連合会で準備してくれたアパートの寝室で、この日報を書いています。 空港には、アナさんが迎えにきてくれていました。マドリードは思ったほど暑くはなくむしろ朝晩は大変涼しいので、ほとんど長袖の服を持ってこなかったことを少し後悔しています。
初日は、空港から直接アパートの部屋に案内され、連合会スタッフの方の奥さんから(彼女のお母さんの持っている部屋らしい)使い方を教えてもらった後、しばし休憩、夜8時にアナさんが再度迎えにきてくれて、アパートの近所に住んでいるマドリードの連合会が設立した財団のスタッフの方(名前忘れた:ビジャさんの兄弟だそうです)と一緒に夕食をとりました。夕食といってもよる8時ではまだ早すぎて(10時半頃が普通だそうです)、店も準備をしていないし、他の客も一切いませんでしたが、アンダルシア地方の料理をおいしくいただきました。彼の財団について、いろいろ話してもらいましたが、主な活動内容は、マドリード地域での失業問題に対抗するために、労働組合等と協力して、新しい協同組合の設立の指導、教育を行うことと、協同組合の原則や思想を深めることだそうです。後日、実際に訪問する約束をしました。
ところで、まだお会いしていないのですが、連合会理事長のルベン・ビジャ氏は、去年アフリカに出張した際に、重いマラリアにかかり(アナさんも一緒にかかった)それ以来お酒をほとんど飲まなくなったそうです。片山さんの命を受けて重い日本酒を持ってきたのですが、飲んでもらえないかもしれません。その話から始まって、アナさんから日本の「飲みにケーション」についてあなたはどう思っているのか?と突っ込まれました。確かにスペイン人から見たら、ついでつがれて杯を空けさせてという世界は理解に苦しむのでしょう。若い世代ではそのような文化は薄れていると答えておきました。
さて、これらの会話ですが、むろん私はスペイン語がまったく話せませんので主にアナさんに通訳してもらって話しているのですが、多分それだけではマドリードの連合会の人たちと満足にコミュニケーション出来そうにありません。多くのスペイン人は、英語は話さないと見るべきかもしれません。そこで、(遅まきながら)二ヶ月間わずかでも意思の疎通が出来るように、(とにかく住んでいる地域はスペイン人ばかりのようですし)スペイン語を勉強したいと決意しています。