研究所たよりWEB版(40)

2001年2月19日

執筆:坂林哲雄(協同総研専務理事)

 39号を出してから、かなり時間が経過してしまいました。
この間、所報の104号の編集作業にかなりの時間を割きました。
版下を全て私が作りました。出来ばえが気になります。
今週23日に発送作業を行います。目次を下に掲載します。
ワシントン州(米国)に住む会員のマーシャル氏からレポートが届きました。日本のワーカーズコレクティブについての研究レポートです。彼のWEBで見ることが出来ます。
URL  http://www.ac.wwu.edu/~rcm


2/4
 野間さん(佐藤一子先生の研究室にいらっしゃる院生)がAARPの調査で研究所に見えました。私も久しぶりにAARPの過去の資料を棚卸させて頂きました。改めに多岐にわたるその活動に驚いています。

2/6
 協同労働法制定をめざす市民会議の第1回幹事会がありました。事務局では制定運動の武器となるパンフレットづくりに追われています。

2/7-8
 東京商工会議所「生活・福祉環境づくり21」などが主催するアクティブスクエアー2001が幕張メッセで行われ、高齢協・労協の活動をはじめ、ヨーロッパの労働者協同組合の紹介も行われました(ニュースソースは研究所)。

2/16 板橋の小規模保育園をつくるための第2回打合せ会がありました。
Community Child Care Center Project という長い名前を4CPとして準備を継続します。4月に予定していたシンポは7月に延期し、事実上の保育園設立宣言の会とします。
労協内の若手にも呼び掛けこの企画会議4CPは研究会として毎月継続します。次回は3月9日の5時からです。時間のある方はどうぞおいでください。

 シニア社会学会準備会(菅野)が行われました。設立総会は6月9日早稲田大学で予定されています。詳しい情報は別に流します。

堀越真紀子さんを研究所の事務局に採用しました。


所報 第104号の目次

<巻頭言> 「協同労働」法制化を全市民的取り組みに      菅野正純 2

<特集1> 協同労働の法制化をめざす市民会議の記録        4
 呼びかけ人代表の挨拶         大内 力 5
 切り拓かれた地平の上に全市民的な法制化運動へ    菅野正純 8
 賛同の広がりは時代の流れ        永戸祐三 12
 法制化の位置付け・内容・段取りについて     野川 忍 14
 「大同団結」による法制定運動のために      堀越芳昭 18
 介護保険と協同労働の協同組合法について     田中羊子 20
   資料(法案の骨子・市民会議設立経過・申し合わせ事項)  21

<特集2> 貧困と失業克服の為の国際フォーラム(韓国)
 ハンソッパ弁当生産協同組合        シン・ドンウ 翻訳:秦バンウル 25
 城北区飲食物残り物再活用事業         キム・ハクギュ 翻訳:秦バンウル 28
 韓国において社会的企業は失業と貧困を克服する対案となり得るか
          黄 徳淳 翻訳:坂林哲雄  34
 孔子の伝統が生むコミュニティ企業          チャーリー・カッテル 翻訳:坂林哲雄  42
 
<海外論文&レポート>
 障害者でつくる多目的協同組合          岡安喜三郎   44
 雇用を創出する新しい協同組合    マルギタ・ルッカリネン  翻訳:中川雄一郎  48

<研究会報告>
 EUの雇用戦略〜協同組合または第3システムの地位を軸として       島村博  55
<協同のひろば>
協同労働で東京の緑地を守る組合員たち      矢吹美樹  70

<労働者協同組合物語(2)>
 オウエンの協同社会主義思想と協同コミュニティ     中川雄一郎  74

 JICR.ORG通信         手島繁一  80
 研究所たより           坂林哲雄  84
 労協連たより           富田孝好  85
 センターだより           藤田徹    86
 日誌/編集後記



<<<地域づくり・仕事おこし研究>>>

「共同連の活動と協同労働」

*報 告  斎 藤 懸 三 
 (共同連/差別とたたかう共同体全国連合)
 
*日 時 3月7日(水)午後3時〜5時
*場 所 研究所1F会議室
*参加費 1,000円
*参加希望の方は事前にご連絡ください。

協同総研10周年式典

*日時 3月24日(土)午後2時〜
*場所 虎ノ門パストラル
*詳しくは「ご案内状」をご覧ください
*インターネットでの参加申し込みもできます

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