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協同総研2003年度第2回研究会 |
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日時:2003年7月26日(土) 13時30分〜15時30分 | |
会場:東京労働会館地下会議室 東京都豊島区南大塚2-33-10 TEL:03-5978-2190 地図はこちら JR大塚駅下車 徒歩6分 地下鉄丸の内線新大塚下車 徒歩6分 |
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●講師 宮前眞理子(NPOコレクティブハウジング社副理事長) ●質疑 ※会費:1000円(協同総研会員、学生500円) ※終了後に懇親会を予定しています。 |
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■近年、終身雇用や右肩上がりの賃金制度が崩れ、若い世代が数十年のローンを組んで「持ち家」を手に入れることは「当然」のことではなくなっています。また公団や公営住宅は民営化され、勤労者が安心して住める住宅の選択肢は狭まりつつあります。 ■一方、高度経済成長期につくられた数多くの住宅地や団地は、いま高齢化の問題に直面しています。高齢者世帯が増加する地域では、防犯や防災、介護の面からも新たな住まい方、新たな地域のあり方を模索しています。また、核家族化や少子化などコミュニティが変容する中で、子育てや近所づきあいに悩み孤立化する若い世代が益々増えています。 ■欧米で発展してきたコレクティブハウジングは、住居に関わる日常的仕事を居住者が分担・協働し、管理に居住者の民主的参加がある賃貸住宅です。日本の団地のような画一的な間取りではなく、多世代の居住者が共に協力し、食事作り(コモンミール)など生活の一部を共同化することで、効率的でより豊かな新しいライフスタイルを創りだす住宅の運動が、長い時間をかけて広がっています。 ■日本でもようやくそのような取り組みが始まり、今年6月には東京都荒川区東日暮里にコレクティブハウス「かんかん森」が誕生しました。足掛け3年をかけてこのプロジェクトを推進してきたNPOコレクティブハウジング社の宮前眞理子副理事長にコレクティブハウジングを巡る内外の状況と、日本での今後の展望についてお話いただきます。 |
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●研究会の内容は協同総合研究所「協同の発見」2003年9月号に掲載されています。お問い合わせは協同総研まで。 | |
問い合せ:協同総合研究所 東京都北区中十条2-11-6 TEL:03-5963-5355 FAX:03-5963-5366 E-Mail:kyodoken@jicr.org |