ホーム


  7/31  研修の終わりに


前へ

次へ

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

●相変わらずマドリードは暑い。そりゃあ,東京の暑さに比べたらものの数ではないかもしれませんが,アスファルトの道路の上で40度というのは,いかにもどぎつい。

●マドリード労協連のオフィスも,明日からいよいよバカンスシーズンに突入!!。

<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<

 いろいろあったけど,なんとか今日,無事に(!?)研修の全日程を終了。

 本当に研修になったのかどうか,帰ってからの検証が必要ですが,とりあえず私としてはほっと一息ついています。

 やっぱりこの2カ月間は,やはり旅行とは全然違い,それなりにプレッシャーがあって,純粋に楽しむということはなかなかできなかったように思います。

 今現在,この研修の何が収穫だったのか?と問われても言葉に詰まるのですが,多分私個人にとっては,「ものを考える」時間を持つことができた,ことが最大の収穫だったのかもしれません。

 私なりに,帰ったらああしよう,こうしようということをいろいろ考えました。実現できるかどうかは分かりませんが,いくつかはトライしてみるつもりです。

 この研修については私だけが,「よい経験をした」ということで終わらせたくない,という思いがあったのでちょっと無理をして毎日電子メールを送って,少なくともリアルタイムで,(もちろん全体化はできませんが)一部の人には,私の経験を共有してもおうと試みたのですが,どのように感じたでしょうか?。

 意気込んで,皆さんからの質問や要望を募集したくせに,経験したことの羅列に終わり結局皆さんの興味・関心にかなうようなレポートは何一つできなかったことは,まったく私の責任です。率直にお詫びします。

 今更ながら力のなさを痛感しています。ただ,少し弁明させてもらうとするなら,やはり2カ月という期間は,余りに短かすぎて,環境に慣れるだけで終わってしまった感があります。

 次回は,もっと長い方がよいでしょう。言葉も中途半端で終わってしまいました。まあ,何事も最初はうまくいかないものだということにして,それなりにマドリードとの友好を深めることはできたと思いますので,今後も折りに触れ,交流を重ねていければ,と思います。

 レポートでは,余り触れなかったことに,マドリードの人々の暮らしや習俗というような内容があります。これも,面白いとは思ったのですが,最後までよく分からなかったというのが正直なところで,あえてあまり書きませんでした。「スペイン人は」とか「ヨーロッパでは」など紋切り型の書き方はしたくなかったし,かといって自分なりに肌で感じた,文化論や社会論を書くには,2カ月は短がすぎました。できるだけ余談と偏見は持たずに,見たまま聞いたままを書いたつもりですが,きっと大きな勘違いも,いくつもしていることでしょう。お気づきの点をご訂正いただけたら幸いです。

 明日からは,晴れて自由の身。しばし皆さんの前から姿を消すつもりでいます。前にも言った通り,バルセロナとカタルーニャへ旅行に行きます。いろいろと良くないこともあったので,最後はよい思い出で締めくくりたいと思っています。

 多分こちらは,日本とは違う時間が流れているので,帰ったら浦島太郎だと思いますが,戻りましたら,またよろしくお願いします。

 お盆明けに,大塚で皆さんにお会いできると思います。スペインの食べ物を少し買って帰りますので,「スペインパーティー」をしましょう。

 それでは,また。

Adios. Hasta luego.

菊地 謙


ホーム

次へ