研究所たよりWEB版(22)

2000年9月16日

執筆:坂林哲雄(協同総研専務理事)

オリンピックが開幕し、のんびりテレビ観戦と考えたのですが、協同集会のいくつかの気になる準備あり、結局出勤して仕事をしています。因みに菅野さんは、小樽のヘルパー講座特別講義に昨夜から出かけています。明日も原稿書きで出勤だと言っていました。どうもわれわれの仕事は休みらしい休みが取れないので困ります。


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第3回協同集会実行委員会
9月28日(木)午後2時〜5時
東京学芸大学 むさしの第2ホール 2階食堂
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協同集会にやってくるロバートソン氏の情報不足を補うために、カッテルさんに応援をお願いしていたのですが、快く引き受けてくれました。

「持つべきものは友」ということで、ひとつ肩の荷が降りた感じです。継続的にこういった関係をつくっておくことの重要性を痛感します。

私の拙い英語の添削もやってくれたりします。彼によると、お願いの文書は「3行に一度はプリーズを入れるべきだ」と言います。

そんなに入れることは出来ませんが、以来私の英文にはプリーズが目立って多くなりました。

もう一人、ベーリンガムに住むマーシャルさんにも、分からないことがあると、時として連絡を入れます。

彼は日本語も勉強しているので、逆の質問もよせられますが。

先日も、「induced employment」という単語の訳を調べてもらいました。

マーシャルさんにとっても「unfamiliar」ということでしたが、彼の調査結果から次のことが判明しました。

公共投資から直接生まれる雇用、必要とされる資材の増加によって生まれる雇用、その雇用で配分された所得が消費に回り、あらたに生まれた雇用、という三分類があり、最後のものが、「induced employment」だというのです。

どうやってその雇用数を調べることができるのか不明です。とりあえず「誘発された雇用」と訳しました。

マーシャルさんとは、互いに、「I cannot understand either.」とメールを送りあいました。

因みに、この表現は、所報8月号62頁の表にあります。より詳しい情報をお持ちの方、連絡をお待ちします。


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