研究所たよりWEB版(62)

2001年10月30日

執筆:菊地 謙(協同総研事務局長)

 10/28(日)の神奈川県藤沢市のでのシンポジウムが、朝日新聞神奈川版に大きく取上げられました(10/29朝刊)。手に入れられる方はぜひご覧下さい。興味のある方はFAXを送ります。(テキストデータもあります)

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【1】全国縦断「仕事おこし」シンポジウム第1弾 in神奈川報告
【2】JICR.ORG更新情報
  ○「協同の発見」バックナンバー目次更新
  http://village.infoweb.ne.jp/~fvgn6520/hakken/99/07-12index.html
  ○研究所HP近日中に引越し
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【1】全国縦断「仕事おこし」シンポジウム第1弾 in神奈川報告

 10/28(土)全国縦断「仕事おこし」シンポジウム第1弾 in神奈川が藤沢市の江ノ島にある女性センターで行われました。参加者は全部で101名。あいにくの雨模様にもかかわらず、充実した内容の集会でした。

以下、坂林センター事業団神奈川事業本部長(前研究所専務)の日報より。
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●印象に残った話。

・西条節子さん(coco湘南)
 働く場があったことと多くの人との出会いが人生を支えた。人間の尊厳にこだわる生き方をしたいと、研究会を通じて金も土地もない中からグループリビングをつくった。今は自由に元気で自分らしく生涯を過ごせそうな気がしている。

・鷲尾公子さん(ワーカーズコレクティブ藤)
 10年前の藤沢は福祉が貧困でこれでは安心して老いることができないと思い、自分たちで安心して暮らせるまちづくりをはじめた。92年に15名ではじめて現在は76名。

・村山節子さん(ワーカーズコープキュービック)
 消費者が変われば社会が変わる。生協での経験を労働を通じて生かす道。夫に内緒で10万の出資。女性の仕事おこしにこだわり、女性が変われば社会が変わる。

・小島周一さん(横浜法律事務所)
 弱った人を助けるのが仕事だが、弱った人を作らないようにする活動にもっと取組むことも必要だと感じる。

●成果

 労働運動の視点からつくってきた「仕事おこし運動」と、「まちづくり運動」とのつながりを、藤沢という地域ではじめて提起したシンポジュームだった。藤沢から湘南地域全体へ非営利・協同の事業・運動を広げることを宣言したシンポとして位置付け、このつながりを実践を通じて鍛えてゆくことにしたい。


【2】JICR.ORG更新情報

  ○「協同の発見」バックナンバー目次更新 

 先日来、長崎の吉田さんなどからもご心配頂いていた、「協同の発見」のWeb版の作業がようやく再開しました。
 とは言っても、目次を掲載しただけなので、大きな顔はできません。
http://village.infoweb.ne.jp/~fvgn6520/hakken/99/07-12index.html

 ○研究所HP近日中に引越し

 更新作業を行う中で、HPの容量がプロバイダとの契約(15MB)を超えてしまっていることが判明。あわてて追加契約(15+15MB)をしましたが、現在の@niftyではもう限界のようです。
 というわけで、近日中に協同総研HPは引越しを行います。移転先は労協連のサーバーの予定です。会員の皆さんにはなるべくご迷惑をかけないよう、努力しますが、不都合があった時はお許しください。
 なお、当ホームページにリンクを貼って頂いている方は、
 @niftyのアドレス http://village.infoweb.ne.jp/~fvgn6520/ 
ではなく、架空ドメイン http://JICR.ORG に変えていただくと、今後のサーバー変更でも対応ができますので、よろしくお願いします。

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