研究所たよりWEB版(57)
2001年9月27日
執筆:菊地 謙(協同総研事務局長)
1週間に1ないし2回は研究所だよりを出そうと決意をしましたが、あっという間またに1週間が過ぎてしまいました。
研究所は、9月に入り岡安専務・菊地→フィリピン、中川理事長→イギリス、島村主任研究員→ハンガリーとテロ騒動をはさんで外国に出ておりましたが、全員無事帰国し、通常の体制に戻りました。留守番の堀越さんご苦労様。
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【1】秋本番!!国会行動&縦断雇用シンポ
【2】所報「協同の発見」のリニューアル
【3】リーダー研修員制度
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【1】秋本番!!国会行動&縦断雇用シンポ
●日本労協連では、この秋から来年への取り組みとして、「大失業・大倒産時代と地域・産業・労働の未来2001〜2002」をテーマに全国縦断シンポジウムを行うことになりました。
日々悪化していく雇用情勢をふまえ、今こそ「協同労働の協同組合法を」と多くの人に訴えていく取り組みです。
●すでに以下の地域での開催が決まっています。ご案内が届いている方も多いかと思いますが、是非広く呼びかけて法制化運動のアピールにご協力ください。
(日程)
◆10/28(日) 神奈川 藤沢女性センター
日程変更(10/21→10/28)
第一部 「私たちの市民事業・市民運動を語る」
リレーでつなぐ報告会
第二部 市民事業を支える法制度を求めて
私たちの提案「協同労働の協同組合」法
参加予定:生協、ワーコレ、大学生協、
ワーカーズ、農協、病院、NPO、
商店街、自治体、労働組合、弁護士
など
連絡先:センター事業団神奈川事業本部
TEL 045-321-4453
◆11/10(日) 宮城 県民会館
法制化市民会議のシンポジウムとセットで
◆12/上旬 北海道 函館
◆12/ 東京
◆ 1/ 福岡
◆ 2/ 関西
以下、中国、長野と続きます。(日程未定)
●国会行動●
10〜11月「協同労働法制定集中行動期間」
◇第一回国会集中行動
日時:10/4(木) 午前10時
場所:衆議院第一議院会館 第四会議室
○法制化に賛同・協力いただく議員に全国の代表が一斉要請行動を行います
○これに先立ち、全国で地元選出議員へ賛同の申し入れの連絡を行います
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【2】所報「協同の発見」のリニューアル
●坂林さんから「協同の発見」の編集を引き継いで3ヶ月。(実はほとんど引継がれていないのですが…)発行が半月遅れになっていることは深くお詫びいたします。
坂林さんの頃から検討されていた所報の表紙のリニューアルを10月号(10月の初旬に発送されるのは9月号ですのでお間違えなく)から行います。なお10月号からは正規の発行スケジュールに戻したいと思います。
●これに合わせて、所報の内容も少しずつ変えていく予定です。これまでの海外情報の紹介や研究に加えて、いよいよ多様化してきた国内での実践を深める記事を、どんどん掲載していきたいと思います。実際、ワーカーズやワーコレの一次情報は探しても案外少ないのではないでしょうか?
●研究者の立場から、実践者の立場から、その他の興味関心のある方から、こんな情報が知りたいというのがあれば、研究所の総力をあげて、対応したいと思います。と、言っても協同総研には人手もお金もありません。皆さんのご協力が頼りですのでよろしくお願いします。
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【3】リーダー研修員制度
●7月から公募している協同総研リーダー研修員制度に問い合わせや応募が少しずつ来ています。特に協同組合の実践を行う人たちが、意識的に学び、自らの仕事や活動についてまとめていく作業は、本人のためでもあり、協同組合運動全体にとっても大きな意義があります。
●一応、申込締切が9/30になっていますので、ぜひ積極的にお問い合わせ下さい。なお、要項と申し込み用紙は協同総研ホームページにPDFファイルを置いています。
http://village.infoweb.ne.jp/~kyodoken/kenkyuin.pdf