研究所たよりWEB版(117)

2004年6月1日

菊地 謙(協同総研事務局長)


イタリア社会的協同組合調査報告

 昨年9月に日本労協連と協同総研で行ったイタリア社会的協同組合調査の報告を資料等も加えて冊子にしました。

 「協同の發見」誌に掲載した記事をまとめたものですが、コンパクトに最近の状況がまとまっているので、ご興味のある方はぜひお買い求め下さい。(kyodoken@jicr.org)



『イタリア社会的協同組合調査報告』
編集・発行 協同総合研究所
62P 2004.6.1 定価 500円

【目次】

発刊にあたって    中川雄一郎

イタリア社会的協同組合の形成過程と現況、課題       田中夏子
 ――市場の再構築の担い手となる協同側の取り組みとは――

 1 イタリア社会的協同組合とは何か
 2 調査枠組みの概要と視点
 3 調査結果および若干の考察@−事業連合の機能をめぐって
 4 調査結果および若干の考察A−新たな視点の開拓
 5 まとめにかえて


地域の普遍的利益を追求する協同組合                岡安喜三郎

 [T] 研修概要
 
1 訪問期間、参加者等
 2 研修訪問地

 [U] 要約レポート
 
1 「公益」を担う社会的協同組合で働くということ
 2 社会的協同組合と自治体の共同プロジェクト、国、EU
 3 社会的協同組合とアソシエーション、コムニタ、ボランティア
 4 コンソルツィオと単協の期待
 5 「国法(L.381/91)に基づいた社会的協同組合制度」の普及
 6 社会的協同組合をめぐる経営環境について

 [V]まとめ

福祉実現に適合的な供給主体の探求
――イタリア社会的協同組合を対象に                   鈴木 勉

 1 問題意識の所在
 2 イタリア社会的協同組合への関心
 3 今回の調査の課題
 4 調査報告(雑感)


協同労働の現場から見たイタリアの協同組合
・社会的協同組合                                            現田友明

 1 はじめに
 2 参加者、日程
 3 研修の内容
 4 【参加者の感想】


(資料)ISTAT発表「イタリアの社会的協同組合2001」
                                                            訳 岡安喜三郎
  調査のあらまし
  地域別に見た社会的協同組合
  社会的協同組合の「存続」
  組合員の社会的基礎と多元性
  人的資源(人材)
  労働者の規模
  経済規模
  活動、サービス、利用



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