研究所たよりWEB版(94)

2002年7月1日

執筆:菊地謙(協同総研事務局長)


  
1ヶ月以上ご無沙汰してしまいました。
一昨日第12回総会が終わり、昨日W杯も終わって、新年度がスタートした気分です。

ところで、以前お知らせした6/29(土)NHK-BS「『世界潮流2002』第3回働く人々の未来」ですが、ビデオに録画して見た限りでは(完全には見ていないのですが)、どうもワーカーズ・コープについての取材はボツになったようです。当初言っていたより30分も短い番組になっていたようですし…。唯一ジェームズ・ロバートソン氏が新しい働き方についてのインタビューで労働者協同組合に触れていた程度でしょうか。

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○協同総研第12回総会報告(速報)○

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日時 2002年6月29日(土)午後1時〜3時
会場 明治大学駿河台校舎2階第9会議室
出席 33名 委任155名

 冒頭、5/25にお亡くなりになった、故大谷正夫顧問の冥福を祈り、1分間の黙祷をささげた。次いで司会より議長選出の提案があり、坂林理事が議長に選出された。

 議事に入りまず、中川理事長よりあいさつがあり、続いて日本労協連の鍛谷専務より現在の労協運動の情勢についてごあいさつをいただいた。また、協同労働法制定市民会議の島村事務局長からは、法制化運動の到達点と、市民会議が専門委員会で更に踏み込んだ検討をしていく必要性を述べ、協同総研への協力を呼びかけた。

 議案の提案は、第1、2、4、5号について岡安専務が、第3号については小林監事が提案した。次いで質疑に入ったが、堀越常任理事より、1月の協同組合学会シンポについて発言し、続いて決算・予算書の表現方法についての質問をおこなった。
 以降、議長が議案にかかわる発言を会場から求めた。まず、青年の就労問題について佐藤理事が協同労働への期待を述べた。続いて昨年度取り組んだ「仕事おこしシンポ」に関わって研究所の研究活動について労協連古村事務局長より発言があり、田中夏子理事から上田でのシンポや学生の働き方について報告があった。
 また、京都での協同総研会員の集いについて荒木顧問より発言があり、2004年に研究発表をすることが報告された。
 最後に岡安専務よりまとめの報告があり質疑の中から提起された内容を踏まえながら、1年間の研究活動を行っていくことが提起され、採択に移った。
 採択は1から4号議案と5号議案に分かれて挙手により行われたが、いずれも全会一致で承認された

 おわりに、石見顧問より閉会のあいさつをいただき閉会した。

故大谷顧問へ黙祷
中川理事長の挨拶
総会のようす


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