研究所たよりWEB版(103)

2002年12月20日

菊地謙(協同総研事務局長)


協同総研の菊地です。

師走の慌しい中、イタリア語と思しきメールが届きました。

おそらく、研究所のWebサイトに、イタリア語の紹介ページがあるので、それを見て送ってきたのだろうと思いますが、何にせよ私はイタリア語のメールでは理解できません。何か重要なメッセージでもあるかと思いつつ、菅野正純氏に訳してもらったところ、、、。

 「こんにちは。私はジョルジョと申します。現在はイタリアに住み、働いています。日本での働き先(労働の提供先)を探していたところ、あなた方のサイトに行き当たり、あなた方が情報を求めていることを知りました。お手伝いできればと思いますが、この国から既にどれだけの、どのような情報を収集されているのかが分かりません。まだ興味があるのでしたら、お手伝いできるかどうか、どのようなお手伝いができるか、お知らせ下さい。おそらく来年の中頃には、仕事(労働)を探す目的で、日本に行き、少し滞在することになります。もし興味があるようでしたら、(ありうべき)コラボレーション(あるいは、コーペレーションなら、なお結構ですが)のために、履歴書をお送りします。私は写真の仕事をしています。ではまた。ジョルジョ」

・・・。この雇用情勢の厳しいニッポンで、就職活動しようとは、なかなかいい度胸のジョルジョではありますが、当研究所と写真の仕事でコラボレートするつもりでしょうか?確かに、外国語の紹介文には研究所の主な活動として、「世界中のワーカーズコープの情報収集」という一節が書かれてはいますが・・・。

いずれにしても、こちらからイタリア語で返事ができないし、できたとしても仕事を頼める状況ではないのですが、やはり海外に向けても、もっと情報発信はするもんだ?ということを感じた一件でした。




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