協同総合研究所 研究会のご案内

イタリア社会的協同組合に学ぶ障害者の多様な仕事おこし

「人間に合わせた仕事」を求めて

〜 Progetto(プロジェット) H(アッカ) の実践 〜

□報告    Francesco SANNAさん(プロジェットH代表)

         Antonio SANNAさん(プロジェットH参与)(予定)

■通訳    田中夏子さん(長野大学・産業経済学部助教授)

プロジェット(Progetto)Hは、イタリア南西部にあるサルディーニャ島マコメール市で、障害者の生活を支えるボランティア活動から始まり、社会的工房(働く場)やコムニタ(生活共同体)づくりを展開している、1983年設立の「社会的協同組合」です。

  イタリアでは1991年に新しい協同組合として、社会的協同組合が法的に整備されました。この社会的協同組合は、1970年代よりイタリア各地に広がってきたものであり、障害者、高齢者の積極的な社会参加、労働参加を進めるものです。
  具体的には、障害者・高齢者へのサービスを提供するA型、障害者などの社会的困難を負 う人々が30%以上参加し、農業・工業・商業・サービス等の多様な就労を目的としたB 型、そしてその両方を含む複合型などの協同組合があります。
  近年、日本においても、NPOや協同組合の社会サービスの創出や雇用の場としての役割が大きく注目されています。自治体とも連携しながら、一人一人の人間に合った形の仕事をおこし、発展させているプロジェットHの実践から大いに学びたいと思います。

○ とき:2001/8/29(水)13:30開場 14:00〜17:00
○ 会場:明治大学駿河台校舎
        研究棟4F第1会議室

            (地図) http://www.meiji.ac.jp/campus/suruga.html

○ 資料代:1,000円

○ 主 催:協同総合研究所/日本労協連

       東京都北区中十条2-11-6  Tel 03-5963-5355 Fax 03-5963-5366

           E-Mail:kyodoken@jicr.org  URL=http://jicr.org

○共通企画

  ☆8/24〜26  第18回共同連愛知大会で講演・分科会

            ・お問合せ:共同連 Tel 077-543-2766

  ★8/27     大阪講演会「イタリアの社会的協同組合について学ぶ」

            大阪市立日之出人権文化センター

            ・お問合せ:共同連大阪事務所 Tel 06-6567-5170


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