新しい働き方を考える
シンポジューム


〜まちづくりと市民による仕事おこし〜
  

 第1回
    福祉で仕事をおこして地域を元気に
     〜高齢者福祉・障害者福祉などの活動報告〜

日時 2003年12月13日(土)13:30〜16:30
会場 神奈川県中小企業センター多目的ホール(横浜市中区尾上町5-80)
       地下鉄関内駅7番出口より徒歩2分(地図)
       JR関内駅北口より徒歩3分 JR・東急東横線桜木町駅より徒歩5分

参加費 1000円


記念講演 「地域再生と市民事業」
       
神野直彦さん(東京大学経済学部教授)
(じんの・なおひこ)
1946年埼玉県生まれ。1981年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在は東京大学経済学部・大学院経済学研究科教授。専門は財政学。「人間は経済人として生きなければならない」との現在の風潮に、さまざまの場面で異議を申し立てている。「経済は人間のためにあるので、人間は経済のために存在しているのではない」という当然の真実に立脚する。その描く経済社会像こそが、われわれの求める社会だと言えるのではないだろうか。

実践報告
 パネリスト
  1)
大見京子さん(NPOひなたぼっこ
  2)
熊井さとみさん((社福)県央福祉会)
  3)
坂林哲雄さん(ワーカーズコープかながわ)
  4)
渡辺ひろみさん(NPO秋桜舎)
 
コーディネーター  山崎章さん(神奈川新聞)

開催主旨
 人間性を押しつぶし、格差を拡大する競争社会は、大多数の人々の中に「雇用不安、生活不安、将来不安」を生んでいます。競争や戦いではなくたすけあう人間関係を求めて、まちづくりへの市民参加、高齢者への介護や配食、子どもたちのための地域活動、ゴミのリサイクル、地産地消をめざす農業や林業など環境保護とも結びながら、生身の人間が助け合って支える協同の活動が広がり始めています。こういった働き方の多くはこれまでの企業に雇われる働き方ではなく、経済的利害を越えた新しい働き方です。
 シンポジュームでは不安社会に挑戦する様々な取り組みに学び、仕事=雇用という固定した枠にとらわれない「新しい働き方」と地域に必要とされる仕事おこしを考え、参加者に対して新しいきっかけを提供したいと思います。


第2回 2003年2月7日(土) 川崎市中小企業・婦人会館(武蔵小杉)
 講演 黒澤賢治さん(甘楽富岡JA)
  養蚕とこんにゃくの産地が、1970年代輸入自由化で壊滅的な打撃を受けました。どん底からの農業再生は、自由化に負けない日本農業のあるべき姿を示しています。100万人の帰農に夢をはせる黒澤さんの力強いお話を伺います。

第3回も企画中です。(内容未定)
主催 神奈川県地域労使就労支援機構
共催 神奈川創造研究所、日本労働者協同組合連合会センター事業団
後援 厚生労働省神奈川県地方労働局・神奈川県・横浜市・川崎市・連合神奈川・神奈川新聞社・TVK・神奈川経営者協会・神奈川商工会議所・中小企業中央会
問い合わせ 労協センター事業団神奈川事業本部(宗田)
 TEL 045-650-5661 FAX 045-650-5662 E-mail kngwb@roukyou.gr.jp