第8分科会
 いま、BSE発生や食品偽装表示などの不祥事が次々と起こり、食と農(生産)が不健全だと言われ、「消費者サイドの権利」が説かれている。しかし、これでは生産者VS消費者のような関係をつくりかねない。では、私たちが、生産者や消費者という枠ではなく、「ひと」として考える「食と農(生産)の健康な姿」とは、ほんものの安全な食とはどんなものだろうか。地域で、生産者も消費者も互いの職域を尊重しあって、協同の関係を築いていくには、具体的にどんなことをすればいいのか。あるべき姿を考えていきたい。

■コーディネーター:樫原正澄(関西大学)
■コメンテーター:永戸祐三(ワーカーズコープセンター事業団)
【報告】
●輸入食料の実態から/柳沢尚(兵庫食健連)
●生産者と消費者をつなぐ活動報告/小村幸治(食肉卸「まぁの」)
●生産者と消費者をつなぐ活動報告/能勢孝夫(おおさか産直友の会)
●高齢者に届けたいお弁当/森川結美(ワーカーズコープ「あいあい弁当」)
●農村の実情や活性化の取り組み/野谷五三男(京都美山町ふるさと本舗)
●日本の伝統食の継承と発展/宮本智恵子(日本の伝統職を考える会)
(お問い合せ)
●2003関西市民会議実行委員会事務局
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