第3分科会
 和歌山、奈良、三重の各県にまたがる紀伊山地の霊場が世界遺産に登録されようとしている。その中には熊野大社および参詣道も含まれる。 熊野古道は平安の昔にさかのぼる由緒のある巡礼道である。ただ、大阪府では古道は史跡にとどまる。 そこで、大阪府の近畿自然歩道(ダイヤモンドトレールおよび和泉山脈に整備中の自然歩道)を和歌山県の近畿自然歩道に結合し、熊野大社にまでつなげる構想を提案する。それと共に、自然歩道が通る和泉山脈およびその周辺の里山・里地全域の保全と活性化案を提案する。 自然、健康、観光、歴史、地域経済、学習・教育などの分野を結合し、地域社会の再生につなげたい。

■司会:望月和彦(桃山学院大学)
【報告】
●構想提案/津田直則(桃山学院大学)
●紀伊山地世界遺産/黒川久生(和歌山社会経済研究所)
●熊野古道の魅力/宇江敏勝(熊野古道語り部・エッセイスト)
●環境保全と自然公園/清水俊雄(鉢が峰自然を守る会)
●自然・環境の保全および活用/神山善寛(財団法人大阪みどりのトラスト協会)
●自然・環境の保全および活用/財団法人大阪自然環境保全協会)
(お問い合せ)
●2003関西市民会議実行委員会事務局
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