『協同組合社会主義論
大内 力 語録 』武市 蕭 編
こぶし書房 2005年11月
ISBN4-87559-202-7 価格:\1,470(税込) 判型:142頁四六判並製
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協同労働とは
「協同労働」というのは、もう一度本来の労働の喜びを取り戻すことであると思います。ろうどうは人と人との結びつきであり、人と人とがお互いに助け合いながら、自分の労働が相手に役立ち、相手の労働で自分が生活が出来るような社会にすることなのです。自分で仕事を作り、自分で自主的に働くことにより、自分の持っているあらゆる能力を発展させていって、自分が労働の主人公になる――協同組合の活動は、そういう新しい人間のあり方を創造してゆくための学校です。(本書より)
【目次】
◇第一章 新しい協同の社会を創る第一歩に
はしがき◇第二章 二一世紀は協同の世紀に東京高齢者協同組合創立総会での基調講演
現代協同論
現代社会と協同の意義 ◇第三章 インタヴュー 協同労働による協同組合を労働者協同組合法のすすめ
ヨーロッパの経験を私たちの運動の糧に
地域の人が力を合わせて
「協同労働の協同組合」法制化をめざして ◇第四章 老いて初めて見える風景がある大学生協・地域生協と協同して
「協同労働」による仕事おこし・まちづくりの協同組合
高齢協の育成
「ねたきりノー」の高齢者パワーが地域再生に大きく貢献する!! ◇第五章 東京高齢協理事会での挨拶雇用を考える
ダメになった大学と社民党――マル経の本質を見誤るな
愚行の再来を憂う
もっと怒ろう