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協同総合研究所 05年度第3回理事会報告


日時:2006年1月7日(土) 13:00〜15:00
会場:豊島区民センター第2会議室
出席:<理事>中川、岡安、島村、高野、横田、菊地、坂林、高橋、杉本、橋本、村山(以上11名)<委任状>15<事務局>青木

 中川理事長が議長となり議事が進行した。

1.前回以降の活動報告

(菊地事務局長)

@ 活動日誌

09/17 (土)

第2回理事会

09/26 (月)

島村さん ICA 総会より帰国

09/27 (火)

ILO シンポジウム「変化する仕事の世界とILOの現代的意義」(岡安)

10/02 (土)

障害者自立支援法案学習会(麹町区民館:菊地)

10/04 (火)

関西地域会員研究集会打ち合わせ(大阪市職業リハセン:菊地)

10/08 (土)

イタリア調査事前学習会(明治大学)

10/15 (土)

日本協同組合学会第 25 回大会(山梨学院大:岡安、島村)

10/16-26

イタリア協同組合調査(菅野、菊地、川地、相良)

10/29 (土)

関東地域会員研究集会(明治大学)

10/31 (月)

報告会「最近のアメリカ ワーカーズコープ事情」(大塚)

11/03 (祝)

東京都民教会(「終の棲家」報告:岡安)

11/06 (日)

関西地域会員研究集会(エルおおさか)

11/16 (水)

センター事業団神奈川事業本部所長会議(横浜:岡安)

11/22 (火)

ワーカーズコープ・アスラン理事会(菊地)

11/23 (祝)

ワーカーズコープタクシー福岡総会(岡安)

11/25 (金)

11.25 法制化市民集会(一ツ橋ホール)

11/27 (日)

11.27 市民国際フォーラム(国連大学:菊地、青木)

11/29 (火)

全国協同集会 in 兵庫(仮)準備会(兵庫高齢者生協:岡安、菊地)

11/29〜 12/03

地域就労政策をめぐる国際シンポジュウム イン台北(島村)

12/01 (木)

大内先生出版記念会(大塚)

12/06 (火)

非営利協同懇談会(長野:菊地)

12/08 (木)

労協連 理事会(大塚)

12/15 (木)

足立区・団塊世代調査打ち合わせ(大塚:岡安、菊地)

12/20 (月) 自交労協連準備会(福岡:岡安)

12/21 (火)

足立区NPO活動支援室打ち合わせ(菊地)


各理事より報告
・島村副理事長より、法制化運動の状況および台北市での国際シンポジウムへの参加について報告があった。
・橋本理事より2月に開催予定の「協同組合福祉フォーラム」についての報告があった。
A 研究会/シンポジウム
○ 10/31( 月 ) 報告会「最近のアメリカ ワーカーズコープ事情」(大塚・労働会館)
          報告:前山総一郎(八戸大学教授)

◎ 11/24 (木)  バルベリーニ会長招聘セミナー (仮)
          日本労協連、法制化市民会議が ICA バルベリーニ会長を招待          →→ バルベリーニ会長が来日できなくなり、 中止

●関東地域会員研究集会「日本における社会的企業の可能性〜イギリス・イタリア調査を終えて」

•  10/29 (土) 13:00 〜 16:00
•  明治大学研究棟
•  34 名が参加

開会挨拶:協同総研中川雄一郎理事長
特別講演: ILO 駐日代表堀内光子さん
        「地域再生をめざす社会的企業と ILO 」
イギリス/イタリア視察報告
報告1:「社会的企業サンダーランド( SES )の諸活動(レストラン、保育所、演劇、地域を支える小学校など)(ワーカーズコープ・キュービック 村山節子さん)
報告2:「イースト・エンド・マイクロクレジット」(中川雄一郎当研究所理事長)
報告3:「エミリア・ロマーニャ州&ボローニャ市の社会政策?協同組合の位置」(日本労協連理事長 菅野正純さん)
質疑応答
特別報告
 社会的企業の中軸たる協同労働の協同組合の法制定について(法制化市民会議 島村博さん)
質疑応答

●関西地域会員研究集会「障害のある人の働く場づくりと協同労働」

•  11/06 (日) 13:00 〜 17:00
•  エルおおさか
•  43 名が参加

1. 【基調座談会】「働く地域をどうつくるのか」
o 斎藤縣三さん(共同連 事務局長)
o 矢野孝さん(矢野紙器株式会社 代表取締役社長)
o 関宏之さん(特定非営利活動法人 大阪障害者雇用支援ネットワーク代表理事)
2. 【ポスターセッション】
o 北川恭子さん(豊能障害者労働センター(箕面市))
o 白杉滋朗さん(ねっこ共働作業所(大津市))
o 花崎昌子さん(労協センター事業団滋賀地域福祉事業所(栗東市))
o 小西英玄さん(奈良市手をつなぐ親の会(奈良市))
o 辻本直子さん(有限会社オラシオン代表取締役(東大阪市))
o 岡崎美穂さん(加古川はぐるま福祉会(加古川市))   ほか
3. 【バズセッション】みんなでわいわいがやがやと
4. 【協同労働法制化のアピール】など

B 海外調査・国際活動

●「イタリア協同組合調査」
•  日程  10/16(日)〜26(水)
•  参加者 菅野、菊地、川地(労協新聞)、相良(センター事業団)

●「地域就労政策をめぐる国際シンポジュウム イン台北」
•  日程  11/29(日)〜26(水)
•  参加者 島村主任研究員(メインスピーカー)

C 所報「協同の發見

161 2005年12月 イタリア協同組合調査報告@
160 2005年11月 障害者自立支援法−どうなる私たちの地域生活−
159 2005年10月 労協2004 年仕事と暮らしに関するアンケート調査報告
D 調査
  • センター事業団組合員『仕事と暮らしに関するアンケート』 【終了】
    前回( 2001)と今回(2004)の比較についての報告会(11/21)

  • 和光市西大和団地地域実態調査 【終了】
    アンケート回収( 900)

  • 足立区団塊世代調査( 2 月に報告書作成)
    アンケート集計(約 650)の分析協力

E その他

  • 協同総研 Web サイト >>> 『協同の發見』全バックナンバー目次作成

2.協同集会について

  • ■日程: 2006 年 11 月 11 日(土)〜 12 日(日)で確定 →  11月11日(土)神戸文化ホール( 2,000 名収容)を確保
  • ■実行委員会役員、事務局団体および事務局体制
  • 神戸労協、伊丹労協、尼崎企業組合、兵庫高齢者生協、センター事業団関西、日本労協連、協同総研
  • 実行委員長の人選・・・地元から選出
    > 例年「副」は労協連理事長、協同総研理事長など

    •  事務局団体および体制
    •  事務局団体 > 本日参加の全団体が事務局団体として確認
    •  事務局体制 > 兵庫高齢者生活協同組合(藤田さん)ほか

  • ■ 予算の概要
    収入概算 労協連・ 協同総研 ( 50 万 × 2 )
    センター・神戸労協・伊丹労協・尼崎企業組合・兵庫高齢協 ( 20 万× 5 )
    その他実行委員会会費(各 5 万)・協賛金・賛同金 (計 200 万)
    参加費( 2,000 人× 2,000 円)   総計  800 万規模を想定
    → 各団体で持ち帰り、確認

3.今後の活動方針

1月以降の活動方針について(メモ)菊地
  • 地域の協同を促進し、協同労働による新しい公共・まちづくりを担う人づくりの取り組みを、研究者・実践者の協同を通じて行う
    1. 地域福祉計画調査・研究 PJ
      ・足立区団塊世代調査(2月に報告書)
    2. 若者自立就労支援調査・研究 PJ
      ・「若者自立塾」調査 ・ 芝山、三鷹など交流研究会の開催
    3. 公共サービスと協同労働調査・研究 PJ
      ・急速に拡大する指定管理者制度を中心とした公共サービスの民営化、民間委託、市民参加について調査・研究を行う (労組、市民団体、業界団体ほか) ・自治労等との共同での研究会の開催
    4. 障害者自立・就労支援調査 PJ   
      ・「障害者就労と協同労働」についての研究会の立ち上げ > 2月
  • 協同労働の現実の到達点と「協同労働法」法制化の運動を巡って研究者・実践者の新たな関係づくりを構築し、協同総研の会員を拡大し、さまざまな人々が大結集する協同総研のダイナミズムを目に見えるものとする

    >九州地域での会員集会 ・ 3月12日(日)福岡で開催する方向で調整

4.法制化市民会議について

臨時総会・市民集会  2005/11/25 (金) 18:00 〜
ICA (国際協同組合同盟)会長 I・バルベリーニさん来日(3月)決定!!

5.その他

  1. 『協同の發見』の編集について
    1. 現状の問題
      ・かろうじて定期発行を続けている状況(月末発行が常態化)
      ・この間の状況としては、
        菊地が一人で企画・編集
        堀越さんと隔月で編集分担(3〜4ヶ月)
      藤井さんが一部編集(6ヶ月)
      ・一人で編集をしていると、どうしても次号の企画にまで手が回らなくなる
      ・より深刻なのは、研究会や研究プロジェクトの企画などがおろそかになっていくこと(悪循環)
    2. 改革の方針
      ・企画、編集会議の再確立
      ・編集作業の外注(→アスラン) 約200万/年
      ・研究会、プロジェクトの定期化
      ・会員への投稿および研究の呼びかけ → 研究者の発掘・勧誘
      ・「仕事の発見」との関係

  2. 05 年度会員拡大について
    • 入会 6名
    • 退会 4名

6.今後のスケジュール

01/12(木)

足立区調査打ち合わせ

01/23(月)

社会的企業研究会(連合総研)

02/18-19

日本労協連ケアワーカー集会


理事会に引き続き、イタリア調査の報告会を行った。