2000年度協同総合研究所
第2回 理 事 会
2001年3月24日 パストラル
■議案書
<報告事項1/1月14日以後の活動>
3月16日(金)衆議院本会議にて社民党の中川智子議員が「協同労働の協同組合」の支援に関して質問し、答弁した坂口厚生労働大臣が「真剣にとりくんでまいりたい」と約束。ILO勧告「協同組合の促進」についてシンガポールでICAと国際自由労連の会議。「連合」「全中」との関係に進展があることなど、法制をめぐる情勢がかなり変化してきている。
・研究会
1月14日「EUの雇用戦略とコミュニティ 〜協同組合の位置付けを中心に〜」
2月3日「モンドラゴン協同組合企業から何を学ぶか」
2月21日「これからの福祉と地域づくり」
3月7日「共同連の活動と協同労働」
・新原則検討委員会(別紙)1月29日、2月27日
・協同労働法制化市民会議幹事会(別紙)2月6日、3月14日
・青年協同フォーラム 3月21日
参加:大学生協連、全中、労協連、コープ東京、日生協、経営研究所、生協総研などから70人が参加。各種協同組合に関係する青年?が集まったという初の事実が先ず大きい。
・所報 103号「協同集会報告集」1月26日発送
104号「協同労働法制定市民会議の記録」2月23日発送
105号「これからの福祉と地域づくり」22日発送
・板橋に小規模保育所をつくる会議 2月16日、3月9日
アトム共同保育所の「大人が育つ保育」や地域の子育てセンターをめざす活動に学びながら、来年4月からの開設に向けた検討会をセンター事業団の若手と保育者集団のところで行っている。
・北海道ケアワーカー集会 3月10日 4月号の掲載予定
・堀越真紀子さんを採用 2月16日付け
・経理および会員関係の仕事が大幅に停滞。
<報告事項2/ILO「協同組合の振興」に関する勧告について>
<検討事項1/労協法制定に関わって>
協同や協同労働への確信は福祉実践を通じてかつてないほど高まっている。会員組織をあげて法律の必要性を全国に広げる取組を行いたい。
<検討事項2/研究活動について>
4つの機能(協同の思想と戦略研究に関わる機能、地域づくり・仕事おこし研究とサポート機能、協同経営・教育の研究とサポート機能、労協法の研究と制定サポート機能)を備えた研究所になることが、今期の目標でした。協同集会での成果などを丁寧に総括する必要がありますが、次期総会へ受けてそれぞれの機能を充実させる努力を行う。
●協同の思想と戦略研究に関わる機能
・連載「労働者協同組合物語」中川理事長
・ILO127号勧告及び背景説明書の翻訳
・「La Lega : The Making of a Successful Cooperative Network」の翻訳
●地域づくり・仕事おこし研究とサポート機能
特に、地域福祉事業所を核とした協同労働による福祉事業の展望に道を拓く研究活動を中心におく。
・地域福祉事業の調査活動/地域の中で新たな関係をつくる協同労働
・高齢者の生活実態調査(高齢協)の分析検討に宮崎牧子さん(大正大学)を推薦。
・福祉のまちづくり
深谷で実験された「福祉コンビニ」は3月にまとめ5月に団欒の2周年に合わせてシンポを計画中
・東京北部第2事業所/小規模保育所づくり
・障害者運動と労協法の関係を探る/共同連が調査活動
・農業、農村における協同労働の可能性
・若者の自立支援/文化学習協同ネットワークの取組に注目して
仕事を通じて元気になり社会へ巣立つ若者たち----労協の事業と運動への期待
●協同経営・教育の研究とサポート機能
●労協法の研究と制定サポート機能 (市民会議および専門家委員会へ)
●地域別研究会の促進とサポート
<検討事項3/10周年記念集会について>
@式 典 2時〜3時
中川理事長 〜主催者挨拶
永戸労協連理事長 〜来賓挨拶
中西五洲顧問
黒川俊雄顧問(元理事長)
杉本時哉顧問(前理事長)
菅野副理事長 〜10年のあゆみ 司会 坂林哲雄
Aリレートーク 3時〜5時
参加者による「協同」「協同労働」「働く人々=市民による協同総合研究運動への期待と決意の5分間スピーチ」
Bレセプション 5時〜7時
<検討事項4/役員検討委員会の設置について>
<スケジュール>
3月
24日 A理事会 10周年
30日 E新原則検討委員会
4月
14日 かながわ協同労働を拓く懇談会
16日 C常任理事会
20日 研究会「明日に生きる都市と文化の創造」佐々木雅幸(立命館)
5月
19日〜20日 センター総代会
20日〜21日 日本労協連総会
6月
9日 シニア社会学会創立
15日 「宮坂先生退任/感謝のつどい」
30日 第11回総会/法制化市民の集い(仮称)
10月15日〜17日 ICA総会
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